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【りむすびnext①】たったひとりの味方がほしい!50歳直前婚活の旅

離婚して9年目。共同養育事業りむすびを立ち上げて7年。子どもが大学生になりひとり暮らしできるようになったことを機に50歳目前で婚活スタート。スタート直後に人生のパートナーと出会い、49歳最終日に入籍し再婚。

電撃婚!と周囲はかなりの反響、何を隠そう私自身が「ご縁」というものに一番驚いております。再婚してまもなく4ヶ月目になろうという今、ゆっくり振り返ってみる時間ができました。

いわゆるスピード婚。想像以上に祝福の声が届いたことや関心を寄せてくださる方が多いこと、そして今回の一連の出来事で感じたことを記録として残したい思いがあり、りむすびのオフィシャルnoteではありますが、私ごとの共同養育の再婚のカタチ、名付けて「りむすびnext」を書き記していこうと思います。
noteマガジンにあらたに「りむすびnext」をつくりポストしていきますのでよかったらフォローくださいね。


さて、初回は婚活の動機や実際行った行動を時系列を追って振り返りを。

|なぜそんなに結婚したかったのか

もともともういちど家族がほしいという想いは離婚後すぐからありました。ありがたいことに離婚後もパートナーはいたものの子どもの年齢や価値観の違いなどから結婚にはいたらず。
年末年始など家族行事の時期になると、なにかパーツが足りない感があり、息子にも寂しい思いをさせてしまっているのではないか?と心許ない思いになり、この時期になると「結婚してた頃は楽しかったなー」と懐古的に毎年なっていました。

それだけではなく、たったひとりのだれか味方がいてほしいという想いは常にありました。毎日お互いの様子をわかりあえている安否確認できているような存在。

いくら仕事を頑張っても報告する身内がいないのは虚しくなるばかり。。「つかれたー」「おわったよー」「がんばったねー」と気楽にやりとりできる圧倒的味方がほしかったんですよね。
かつ、それは未来の約束がないゆるやかなパートナーではなく、きちんと法律婚をして「家族」として「夫婦」としてコミットできる人がほしかった。だからこそ結婚したかったという思いが強くありました。

ただし、息子が同居するのはイメージがなかったので、実際再婚するといっても現実に行動に移すのは息子が大学に入ってからだというスケジュール感ではありました。離婚でただでさえダメージを与えてしまった息子に、さらに他人が同居という負担をかけてはいけないという思いだったんですよね。混ぜるな危険的な。

もちろん同居してステップファミリーとして上手に家族のカタチをつくりあげられている方もいらっしゃることはとてもすてきだと思います。ただ、私自身、キーパーソンとしてうまく振る舞える自信がなくキャパオーバーになる気がして、愛する息子に不快な思いをさせる可能性はすべて排除したい!これだけははっきりしていました。

|婚活の時系列

さて、49歳2023年冬に始めた婚活、時系列に箇条書きしてみます。

(2023年秋おつきあいしていた方と解消)
2023年11月下旬 婚活スタート
12月1日 秩父の三峯神社参拝(事業繁栄・良縁成就のご祈祷)
12月中  いいなと思う人がいるものの結婚となると違う?
    そもそも相手は 私に関心がない?など翻弄
    クリぼっち、大晦日、元旦ぼっち 孤独に苛まれる
2024年1月中旬    7年程前からの知人から偶然メールが届く
1月28日 食事に行く、自宅で暮らしぶりを見る、結婚前提につきあう
3月3日 入籍
3月13日 同居  
現在   平常運転

|お相手探しでやったことと雑感

大前提としてお伝えしておくと、私は「なんとなくいいひとがいたらいいなー」ではなく、「たったひとりの味方が欲しい=結婚したい=短期決戦で婚活する!」と決めていました。ですので、婚活と言われることはひととおりやってみました。

・結婚相談所
仕事柄顔出ししたくなかったため、ネット掲載せず相談所の仲人が紹介しマッチングという形式の相談所に入会しました。結論からいうと私が条件的にイケておらずNGでした。49歳、子あり、経営者、高学歴というスペックはもはや狂犬なのか、需要なし(息子いわく「おばさんであることを自覚せよ」)でした。

その後、マッチングしなさすぎて埒があかないため顔出しOKにすると何人かご縁が。3人ほどお会いしてお茶をするも、みんな良い方だったのですが、その場をなんとか良い時間にしようと私自身が聞き役に徹し疲れて帰ることに。
気持ちよさそうに自分の話をしているお相手を見ながら、どんどん気持ちが冷めていき、私ははじめましての人と結婚は困難だという結論に1ヶ月程度で確信しました。

・結婚相談所主催のパーティ
相談所は無理だと思いつつも、高い入会金を払っている以上は全部試してみようとパーティというか1on1を10分ずつくらいグルグルまわるイベントにも1回参加。
8名くらいいらっしゃったと思います。本気で結婚したいと思って足を運ばれている時点でリスペクトではあったものの、ここで結婚相手が見つかるってありえないよね。。と記念参加のようなきもちになり、帰りには参加されていた女性とお茶をして盛り上がりました。

いろんな相談所から参加していたイベントだったのですがたまたまお茶した2人がおなじ相談所。相性もあるとは思いますが、私は絶対オススメしませんので、もし相談所入会を考えられている方は「ここはやめておいたほうがいいよ」の情報はこっそりお伝えできるかと思います。(あくまで主観です)

・アプリ
40代以上が集うハードル低めのものをチョイスしここでも顔出しなしでチャレンジ。登録直後はすごい連絡が来るんですね。どこのどなたかわからない人とやりとりすることへの消耗感が。
さらには「趣味 ランニング」でヒットした方が知り合いの知り合いの知り合いで行動範囲も近めなことがわかり、「りむすび代表、結婚相談所入ってる」ならまだしも、「りむすび代表、アプリやってる」はあまりよろしくないな。。という判断からリスクヘッジもあり、数日で登録解除。
おひとりだけ記念に直接会って大手町でランチをごちそうになりました。豚ステーキをガッツリいただき、これはこれでよい経験でした。その方は「お昼を気軽に食べれる人がほしかった」というオーダーだったのでニーズは一致。ありがとうございます。

・まわりにいる男性
灯台下暗しもありえるか?!と、ラン友、同級生などにあらためて意識を向けてみました。条件的にもいいしいいなと思っても「結婚相手」としてみると「ちがうかも?」と減点方式になったり、そもそも相手が自分に関心がないだろうなと感じた時点で、それ以上いけないこともわかりました。

冷静に考えてみてください。49歳ですよ。そりゃふつう同年代の人はもっと年下に行くよね。。と思うとどんどん自信がなくなるわけですよ。

それでも何人か勝手ながら候補的な方を表に書き出してみることに。
自分にとって重要な項目に5点満点で点数を入れていき総合得点で順位をつける的な。大事な要素は係数を二倍にしてみたりして。
表に埋め込みながら楽しんでいる一方で、「条件ありきでは絶対にうまくいかない。係数を大きくした項目が自分にとってプライオリティが高いことなんだ!」と気づくきっかけにもなりました。
ちなみに私にとってのプライオリティが高い項目は「自分に関心を寄せてくれているか」「仕事への理解や応援があるか」でした。

|専門家の知恵を情報収集&自分なりに分析

仕事柄婚活関係の方の知り合いがいたのもありがたすぎました。いろんなタイプの専門家のお知恵を自分なりに分解し、自分仕様にカスタマイズしたところ、たどりついた理想は「自分がありのままでいられて私のことも事業のことも応援してくれるファンでいてくれるような人」。そう、自分から好きな人ではなく、好きでいてくれる人の安心感のなか自分らしく過ごすのが自分にとっての幸せだったんですよね。
この思考のきっかけを与えてくれたのは、結婚相談所鵲瑞会を運営されている泉秀蘭さんでした。たまたま世田谷区関係のお仕事で対談でご一緒したのがきっかけ。
お時間をつくっていただき個別カウンセリングもしてもらいました。

離婚後、お付き合いした人もいて、「相手へ求めない、相手を変えるのではなく自分が変わる、相手ヘ与えるパートナーシップの大切さ」をこれでもかと学んできたわけですが、どうも座りが悪く違和感があったんです。

そんななか、泉さんが「しばはしさんは自分のことを大好きでいてくれるファンみたいな人を求めているのでは?」とアドバイスくれたんですよね。
「それってわがままじゃないのかな?」と思っていたのですが、自分が求めることをとことん追求しようとマインドチェンジできるきっかけになったんです。
そして、行き着いたのは「自分を主人公にした時に横にいてほしい人」。そう、これだ!と。
泉さんが私のこりかたまった「自分を変えるべき」を解放してくれて肩の力が抜けたおかげで今の幸せに出会えてる。まさに救世主なのです。

そして、もうひとつ参考になったのがこちらの書籍。

たまたま音声メディアvoicyで「40代 婚活」かなにかでググったら著者の伊藤友美さんという方を知りなにげなく手にした本です。私には、この本のメソッドがピタっとハマりました。要は「とことん理想を追求していいんだよ、したほうがいいんだよ!!」を後押ししてくれる本です。

この本に書いてあるとおりに、自分の理想とする条件を書き出してみることにしました。内面、スペック、ビジュアル、すべて。書き出してみるとちょうど40個あったわけですが、ただ書き出すだけではなく
・ポジティブに書く(例:×デブはいや。⚪︎細身な人)
・条件の理由を感情を加えて書く
(例:細身だとかっこいいと思えて一緒に歩いていて幸せな気持ちになれるから)

自分が求めている理想が可視化できると、「自分の幸せに貪欲になっていいんだ」と自分を認めてあげられるようなすごく楽な気持ちになったんです。無理しないでいいんだよと。
パートナーシップの正解がなにかはわかりませんが、違和感がありながらも一生懸命築いていく道より、理想に合った人とさらなる高みをめざしてプラスに築いていく道を歩んだ方が幸福度はあがりますものね。


|そうだ!一般公募しよう

相談所もアプリもやめ、身近な人で私に関心を持ってくれていそうな人もいない。
自分からお相手を探してアプローチするのは私の性格的に無理であること、わたし個人もりむすびの活動も応援してくれてありのままの私を好きでいてくれる人がいいことはわかったものの、さて問題は「はて?そんな人いるのか?」と。

そこで、「りむすびも私のことも応援してくれる人このゆびとまれ!」でわれこそは!と思ってくれる方を一般公募しようと決意をするにいたります。(ネタではなく本気です)。
SNSに本気で書いて本気で返事をくれたら、それだけでもリスペクトじゃないですか。もしどなたも現れなかったとしても、自分が求めている人が明確になることへの清々しさもあったし、もはや「婚活してます」宣言は恥ずかしいことではなく、幸せになろうとしている尊い取り組みなのだと俄然前向きになっていたので、一般公募は手っ取り早くお互いのニーズがマッチできるナイスアイデアだと思ったんですよね。一日でも早く公募しようと一般公募の文案も考え始めていました。

|ご縁は予期せぬところから

まさに一般公募をしようとしていた矢先に、のちに結婚相手となる男性から偶然メールが届いたのです。

(ここからまた長くなりそうなので続きは次の記事にします)


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