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"離婚という選択肢を選んだのは仲良くいるため" 令和の虎桑田社長と対談!離婚後の子育てについて聞いてみた


こんにちは。りむすびのしばはし聡子です。
2023年8月 youtube番組令和の虎に志願した際に、ご融資をくださった桑田龍征社長は離婚経験者で共同養育実践者。
このたび、離婚後の子育てやお相手との関わり方など想いについてインタビューさせていただきました。



ーyoutube「桑田龍征の心が折れそう」で、娘さんのちゅむちゃんと過ごしているほほえましい様子をいつも拝見しています。
ちゅむちゃんはいま何歳ですか。離婚後どのように過ごされていますか。


「今4歳です。結構元奥さんに任せっきりなんですけど、僕は山へ芝刈りにずっと行っているという感じですね。元奥さんが予定がある時に預かったり、ちゅむちゃんを連れていきたい場所に連れて行ったりとかしています。」



ー具体的にどういうところに連れていってあげたいと思われますか。

「父親ならではの場所ですね。お母さんとは日々暮らすって感じだと思うんですけど、特別な場所とかインパクトある場所連れて行ってあげてるかなって感じですね。例えばちょっと体を動かすとか。」


ー元奥様ふくめ3人で一緒の場で過ごされることもありますか。

「本当にたまにかな...。この間ちょうど運動会があったので、運動会は午前中から一緒に見に行きました。」


ー運動会に一緒に行かれるなど、理想とされる離婚した後の子育ての形かなと思うのですが、心がけてることとか何かあったりしますか?

「そうですね。気が付いた時に、例えば通販の虎の商品「これいる?」みたいな感じで言ったりとか。求めるっていうよりは「これ欲しい?」みたいな感じです。争ったりせずに話して離婚したのでやりとりも普通にしてます」


ーもめずに離婚するためにどのようなことを心がけましたか。

感情的な部分をとにかく時間かけて解決することです。感情を過ぎ去った後で合理的な付き合いができるので。
 お互い怒ってる部分とか不満があった部分を、全部洗いざらい箇条書きにでもして、「こういうところが不満だったんだね」と理解を示した上で、「今後はこうやっていこうね」と、前向きな課題解決をしていかないと、感情的な部分でぶつかり続けてると一生仲直りできないです。」



ー本当におっしゃるとおりですね。


「最初の頃は色んな人を巻き込んで感情面を表に出してもらうようにしました。元奥さんは僕よりも何で怒ってるか何が不満なのかを言語化しない人だったので、なんでだろうなっていうのを聞き取ってはいましたね。」


ーちゃんと聞こうとする姿勢を見せるのは大切ですね。

「そうですね。最終的に今後はどういう形で子どもと向き合うか、相手の暮らしをどう支えるか、みたいな話で終わりましたね。」


ーちゅむちゃんと交流する頻度は決めてたりされていますか?

「全然決めてないですね。僕自身もスケジュールが結構パツパツなので、「この日どっか行きたいね。」と、事前に決めれたら決めたり、ちょっと時間に余裕がある日は散歩連れていったり。家も車で10分ぐらいの距離なのでちょっと空いたタイミングとかにですね。」


ー習い事や学校など教育のことなどご相談されたりするんですか?

「そうですね。体が柔らかいので僕はバレエとかを通わせたらいいじゃない?話はしてますけれど、結局僕は連れて行けないので元妻が負担のない状況で選ぶのがいいんじゃないかなと思います。」


ー「離婚後子どもに会えない」という状況があるのですがどう思われますか。なかには親から「縁を切るように」と言われるようなケースもあるようです。

「ややこしいですよね。結構古い親族なんですかね。義理人情の世界のような人達が親族にいる場合、「パツっと縁を切れ」みたいなプレッシャーもありそうですよね。
 いろんな要素があるので一概には言えないですが、平和な道を選んでほしいですね。ちょっと頭のネジを外すくらいがちょうどいいと思います。

 そもそも離婚=悪いことではない、前に進む関係値だと思うんです。せっかく好きになって大切な子どももできた後に仲がすごく悪くなってしまうのももったいないです。
 離れても元夫婦が仲良ければ子どもにとっても精神衛生上良いので、子どものためにも仲が良いのを最終的にゴールにしなくてはいけないです。」





ー本当にそうですね。

最優先は子どもの感情。子どもにどう映るかっていう話だと思います。いかに争っていないようにきちんと見せていくか。離婚という選択肢を選んだのは仲良くいるためっていうことを、後々に子どもに言えるようにっていう感じがしました。」


ー今日動画を見られてる方の中に、子どもに会えない、会わせたくないという方もいらっしゃいます。ぜひメッセージをお願いします。

「まずはなかなか会えない方。時間を使う労力を使ってでも仲直りをした方がいいもうそれしかないです。
 はっきり言っちゃうと合理的に効率的に解決できない話。相手を責めたりせずに感情的にならずに、時間かけてでもなんとかして会えるように頑張ってください。

 会わせたくないっていう方も、会わせたくない理由は過去に色々あったと思いますが、離れてある程度経ったらちょっと変わってくるんじゃないでしょうか。
お互いを支配する関係は良くない。子どもを会わせないのも支配です。子どもからするとそれはどうなんだろうなみたいな気がしますし。
自分が子どもの目線で考えてほしいですね。」



ー最後に、桑田社長のようにこれから離婚しようと考えている方へメッセージを。

「僕は正直、週末婚というスタイルをやってれば良かったとちょっと後悔はあります。夫婦がうまくいくいかないは距離感。
 離婚もある意味ひとつの距離感の形だと思います。離婚という形を取ることによってお互いが適正な愛情の位置に戻す。近すぎてもダメだし遠すぎてもても良くない。適正な位置、適正なタイミング、時間軸だったりとか、距離感とか、本当にそういう部分、物理的な距離もそうですけど、心の距離だったりそういうところを俯瞰して見れるととってもいいと思いますね。

”これぐらいの距離感が俺たち ちょうどいいよね”を、お互いに見つけられるとよいですし、子どもにとっても良いと思います。
決して家に帰らなきゃいけない訳じゃないです。

 毎日週末にパパが帰ってくるご夫婦めちゃくちゃ仲良く続いてるところあるんですよ。逆に週末しか会えないという制限を設けることによって、旦那さんが奥さんに会いたいっていう感情が出てきたりとか、奥様も旦那さんと一緒にいたい良い時間を過ごしたい、2日間を有意義に過ごしたいという感情が芽生える。そういう風に過ごした方がいい夫婦もいると思います。

 離婚という形でのまた新たな距離感、愛は距離感です。離婚=断絶ということではなく子どもがいる限り適正な距離感だと思います」


ー良い学びをありがとうございます。桑田社長今日は本当に貴重なお話ありがとうございました。

ぜひ今離婚を悩まれている方、そして、なかなかお子さんに会えない会わせたくないというお悩みの方もいらっしゃいましたら、ぜひ桑田社長のお話を参考にしてみていただければなと思っております。

記事の動画はコチラです


令和の虎志願者出演の動画はこちらです


ちゅむちゃんと桑田社長の様子はこちらです。


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