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フジテレビめざまし8「Top news わかるまで解説」親権制度特集 コメント+αの思い

7/22フジテレビめざまし8「Top news わかるまで解説」
離婚後の親権制度特集にて、少しばかりコメントを取り上げていただきました。

6/21に続き、7/20に法制審議会家族法制部会で中間試案たたき台修正案が出されたことを受けて、共同親権の是非について各メディアが関心を寄せられています。

こうしてメディアが取り上げてくださることで、離婚に直面しない一般の方々も「離婚しても子どもにとっては両親がいることは変わらない」ということを知っていただく機会になることはとてもありがたいことです。

共同親権を導入することのメリットは
・離婚しても両親が子育てに関わることが当たり前であることが社会に浸透する
・共同親権を望んでいる夫婦においては、親権争いをせずに済む
・離婚後養育に関わろうとしない親に対して歯止めになる
などがあると考えます。

一方でデメリットとしては
・両親で共同親権と単独親権と意向がわかれた際に係争が長期化する
・意向が割れた際、どのような基準で裁判所が判断をするのかが明確ではない
・モラハラ精神的DVをどのように判断するのか明確ではない
・共同親権で両者が子の養育の決定権を持つ場合には、進路や手術など都度協議をしなくてはならず、親同士の関係性が構築されていない元夫婦においては困難
といったことが懸念されます。

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共同親権になったからといって円滑な共同養育できるわけではありません。
子どもが望むのは、なによりも親同士が争わないこと、そして両親と自由に関わり、愛情を受け続けられる環境が整っていること。

であれば、親権制度の議論に加えて、
・別居後すみやかに親子交流できるために
・夫婦の葛藤を高めず離婚協議を進めるために
・親同士が争わずに共同養育できるために
どのような制度や支援が必要かといった議論も並行して深めていく必要があると考えます。

また、実際離婚した後も元夫婦が親同士として関わっていくことがイメージ湧かない方も多いはずです。多種多様な共同養育のケースを紹介したり、共同養育のおける親の心得を学ぶ機会も増やしていきたいですね。

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