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意識的に気分転換を取り入れる

別居や離婚後の子育てで悩みを抱えるパパママが集うオンラインサロン「りむすびコミュニティ」を運営している。2018年8月からスタートしたのでもうすぐ2年。全国から100名近くのパパママが参加している。

立ち上げ当時は、当事者同士による共同養育に向けた悩み相談場所として機能することを目的としていた。その機能も継続しているが、会員同士による+αの化学反応が起きている。


どんな化学反応かというと、悩むだけではなく、楽しいことをする時間を共有することでポジティブになれる。そして、自分の得意分野で誰かの役に立つことで自分自身も救われる。ということだ。

コミュニティには、多くの部活動がある。マラソン部、勉強部、アウトドア部、料理部、そして恋活部まで会員の得意分野や趣味で集う部活動。
朝から共同養育と全く関係のないトピックスでfacebookのカキコミが賑わう。
 

実は、この時間がとても大事だ。会員の多くは、別居離婚により子どもと会うことを制限されていたり相手との関わりに困難をきたしている。時間のかかるであろうこの悩みを追求しすぎると深みにハマり悲しみや怒りに暮れる。

そんななか、気持ちがわかる者同士で楽しい時間を過ごすことで、自分だけじゃないんだな、相手はこんな気持ちだったんだと気づきを得ながら、人生捨てたもんじゃない、今日楽しく過ごせた、と思える時間を積み重ねることができる。
 

6/1に発足した園芸部。草花を愛する会員によるものだ。それはそれは見事にバラを咲かせるパパを筆頭にガーデニング好きなメンバーが集う。みな思い思いに自宅で育てている草花の写真を掲載したり育て方を質問したり、あれよあれよという間に5日間でカキコミは200件を超える。

そして、今週末には多くの苗を持っているパパ主催で苗マルシェが開催される。はじめまして同士のパパママもみな同志だ。草花を通して交流がひろがる。ちなみに私は行けない。

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このフライヤーもデザイナーの会員パパによるもの。開催前から心が躍る。
繰り返し言うが共同養育とは全く関係がない。ただ、集うのはみな別居離婚を経験しているパパママという共通項を持つ。同志であるからゆえにこういったイベントを安心して楽しむことができる。イベントの合間に自身の状況を共有しあい相談するもよい。


私から伝えられることは限界がある。こうしたn 対 n の交流で多くの経験談と触れ合うことは、机上では学べない貴重な場であることを会員の皆から日々教わっている。

りむすびコミュニティ


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