フジテレビ日曜報道出演のふりかえり
6/26フジテレビ討論番組”日曜報道”に生出演させていただきました。ご視聴くださったみなさまありがとうございました。
東洋経済オンライン
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6/21に法制審家族法制部会で中間試案が出されたことを受け、共同親権or単独親権制度の是非を問う特集。
ご依頼いただいたのが3日ほど前。りむすびは法改正に向けた取り組みをメインに行っている団体ではないので、あくまで共同養育支援の現場から見える景色や課題をお伝えするというお役目でお受けさせていただきました。
①原則共同親権、例外単独親権 or原則単独親権、例外単独親権 ？
②監護者は双方or一方？
③連れ去りの刑罰化
④養育費
といったトピックでの展開を予定していたなか、①②③について意見交換がされたかと思います。議論というところまでには時間的に難しかったです。
私からは、共同親権の是非については
・共同親権を望んでいる人もいるので選択肢にあるべき
・世の中の固定観念がひとり親→ふたり親に変わるきっかけとなる
といったメリットがあるとしながらも
・高葛藤ケースの場合、選択式により係争が長引き関係がより悪化する可能性がある。
・共同or単独でもめた場合、裁判所の裁量によるとすることについてはダウト。
といった考えをお伝えしました。
親権問題も大事であると同時に、別居後に長期間に渡り親子が引き離されること、係争中に夫婦間がより関係が悪化することを課題提起し、親権問題に加えて、現行法でも制度改革の必要性をお伝えさせていただきました。
監護者についても、高葛藤ケースにおいては主たる監護者をおくべきであると。葛藤高い親同士において双方監護権を持つことは現実的ではありません。
もめる夫婦はもめるし、もめない夫婦はもめない。法改正がされたとしても、当人同士の資質が問われることは今と変わらない。であれば、ADRなど争わせない離婚協議を普及していく必要があると強く感じています。
ぜひとも続編につながるよう、番組宛にメッセージをお寄せただけるとありがたいです。
さて、余談をひとつ。
スタジオ入りし着席すると「しばはしさん、もっと深く座ってください」と。
・・・
出演中、ずっと足が床につかずにぶらんぶらんしていたのでした。
あらためまして
今回企画されお声がけくださったフジテレビご担当者様
対談くださった櫻井よしこさま、本田正男さま、にしゃんたさま
出演にあたり、いつも脳内の壁打ちをしてくださる裏ブレインNさん
出演前後にSNS巡回をしてくれているりむすびの藤原さん
他応援くださったみなさん、ありがとうございました。
これを機に他局でも共同親権共同養育を取り上げてくれることを期待します。
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