続けることの大切さ〜離婚後の子育て、親同士の関係|りむすびコミュニティパパの思い
みなさんこんにちは。同居親別居親が集うりむすびコミュニティの会員別居パパさんが思いを寄稿くださいました。
離婚後の子育て、親同士の関係、そしてもっと大きく捉えて自身の人生のあり方にもいえることだなと。ぜひお読みくださいね。
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「継続は力なり」という言葉は良く知られます。何かを始める事も大変だけど、始めた事を続けて行く事が非常に大切と言う事なんですけど、これが容易ではない事はみなさんも良くご存じなのではないでしょうか。
近すぎると変化や効果を感じにくかったり、遠すぎると関心を持てなかったり、その辺は非常に難しさがあってなかなか自身だけで続けて行く事の効果を感じる事が出来ないのですが、りむすびのコミュニティでは、みなさんがそれぞれちょうど良い距離を持ちながら様々な経験を語ってくれます。
私事ではありますが花火のイベントなどを通して、こうすればおもしろいとか、一般的にはあまり知られていない公園の花火利用での規則だとかを共有できれば、それを活かしてみなさんがもっと楽しく交流していく事が出来ています。
私たちが別居・離婚という経験に至るまでの経緯はみなさんでそれぞれ事情が異なるところは多いでしょうし、どのような事情があるにしてもどちらかに一方的に落度があるという事はないはずです。
もちろんその背景に何かがあったとしても、それらは全て自らの招いたものである事も確かでしょう。 「子どもの事をどうにかする」というより、私の場合は「子どもと楽しく生きていく」という思いで、子どもが好きな鉄道だったり、それに乗るための旅であったりしながら日々を過ごしてきました。
コミュニティにも鉄道好きなお子さんがいてご一緒にイベント探訪をしてみたり。そんな時に過去に見た我が子の様子がご一緒下さったお子さんに重なって見える事もありました。
参加されている方にしても状況は様々です。私のように別居・離婚からも歳月が過ぎ、既に子どもが成人であっても「子どもと親」という関係は不変ですし、まだまだお子さんが幼くて色々な事が手探りという方もおられるでしょう。
お相手のある事ですから、誰もが同じようにやってもそれが上手く行くとは限りませんし、誰かが上手く行かなかった事でもそれが契機となって関係改善が図られたりする事もあるでしょう。言うなれば子どもが大きくなった私でもまだまだ色々と学んでいるようなものです。何かの結果が見えてくるまで「続けること」が大切なんだなと感じ上げる次第です。
りむすびやそのコミュニティの活動がいきなり成就するというよりも、やはりひとつひとつの積み重ねで続けることによって大きな成果が得られるのでしょう。
私自身もひとりだけでは日々の成果なんて見えてくることはないのですが、みなさんと経験を共有する事でわずかながらも見えてきたものがあるように感じています。 新しく何かをやろうと思う事も重要ですが、始めた事を「終わらせない」と言う事がこれからの成果につながっていくのではないでしょうか。
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お子さんが何歳になっても離婚して離れて暮らしても親子関係は変わらない。途切れそうになっても、途切れそうになる弊害があったとしても、「続ける」ことの大切さを振り返る機会になりました。
寄稿くださったパパさん、ありがとうございました。
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