羽咋鹿島路 能登キャラバンの初回調査できました
震災直後から構想していた「能登キャラバン」の活動ですが、ようやく6月17・18日に初回調査を実施することができました。これは、いま能登で発生する建築家の要請に対して、いつも建築家がおこなっている設計のための調査の解像度を、いろんな分野の研究者を交えることで解像度をあげていこうというもの。その調査の蓄積は、さまざまな表情をもつ能登の地域の点を集めるアーカイブになるだろうと考えているものです。(能登 共同・郷土アーカイブの構想)。ありがたくも、助成金をいただけて活動をスタートすることができました。
初回の調査地となったのは、この構想を話したときから、興味を示してくれていた羽咋の鹿島路地区。1泊2日で実施した調査は、民家の実測から、地域のことをよく知る方々へのヒアリングなど充実した調査を行うことができました。この成果は地域の方々に還元するための、広報誌?会報誌?新聞?といった手に取りやすいものにする予定です。このnoteでもこれからの報告していこうとおもいます。
参加メンバー
建築家:岡佑亮 chidori studio(チドリスタジオ)
山本周(Shu Yamamoto Architect)
小坂謙介 金沢市役所都市整備局都市計画課主査
研究者:嘉瀬井恵子(福井大学 基盤部門 地域創生推進本部)
本橋仁(金沢21世紀美術館)
オンライン参加:伊藤 浩二(岐阜大学 地域協学センター)
学生:渡辺圭一郎(大阪大学)、長谷川真穂(金沢工業大学)