実家暮らしの大学4年生が瑞浪市で2週間生活してみた
はじめまして。
瑞浪市ふるさとワーキングホリデー2024に参加した、大学4年生のまつはるです。
瑞浪市に2週間(9月11日~24日)滞在して、刺激的で学びのある濃密な時間を過ごすことができたので、その一部を簡単に紹介します!
参加理由
現在私は都内の大学に通い、法学部生として法律や行政の勉強をしています。来年4月からは都内で働く予定です。
1年前まではサークル活動で農業や地域おこしに触れていて、農山漁村の維持・発展に強い関心があります。いずれは、このような地域に貢献できる人材になれたらと思っています。しかし「地域に飛び込む」ことを、これまではサークルという組織の中でしか経験してこなかったため、今回個人として取り組めるのではないかと期待し、この瑞浪市ふるさとワーキングホリデーに参加しました。
地域に飛び込む際に重要なことは、貪欲に地域のことを知ろうとする姿勢だと思っています。そこで、これから2週間過ごす瑞浪市を「新たなふるさと」にすることを目標に据えました。
就労先の三和燃料さん
私が2週間お世話になったのは、株式会社三和燃料さんです。
ガス販売やリフォーム事業だけでなく、広告物等のデザイン全般や教育事業も展開しています。
私の業務内容はざっくり以下の通りでした。
・給湯器交換や配管工事の手伝い
・周年ロゴやスタッフシャツの原案作成
・瑞浪高校での地域探求授業にアドバイザーとして参加
リフォーム事業は、自分にとって初めて触れる世界で、なじみがなかったものの、地域の暮らしを守る重要なお仕事だということを学びました。点検作業の際には住民の方と密にコミュニケーションを取っている姿が印象的でした。
一方、デザイン事業や教育事業は、自分のこれまでの活動を踏まえて少しは貢献できたのではないかと思っていますが、しっかり学んできたわけではないため、手探り状態で取り組みました。しかし実は従業員の方々の多くも、これらの事業を専門として取り組んでいるわけではありませんでした。社会人になってから新たに勉強して、色々と試行錯誤しながら、地域のためにという思いで取り組んでいるそうです。
私は、その現状に満足せず、向上心を持って多くのことにチャレンジしていく姿勢・精神がかっこいいなと感銘を受けました。社会人になると、最初はもしかしたら目の前の仕事で手いっぱいになってしまうかもしれません。しかし、それをこなすことで十分と思わずに、飽くなき探求心をもって自己研鑽に勤しみたいと強く思います。
ちなみに代表の加納さんの紹介で、仕事終わりに柔術の練習にも参加することができました。高校生の時以来に柔道着を身につけましたが、翌日は筋肉痛できつかったです…笑
大湫町での共同生活
瑞浪市での寝食は、大湫町(瑞浪市)の古民家で、参加者6名とともにしました。
他の5名全員が一人暮らしをする中、自分一人だけ実家暮らしで、生活力の無さを露呈しながら、みんなを頼りに2週間過ごしました。
仕事終わりにはみんなでスーパーマーケットに買い出しに行き、帰宅して一息ついたら夕食の支度を始める…
実家暮らしの自分にとっては初めて経験する「日常」でした。
自分はせいぜい食事の後片付けでしか貢献できなかったので、食事作りや献立の考案を率先してやってくれたみんなには感謝しかないです。自分一人だったらすぐに栄養失調になっていたと思います。本当に2週間ありがとう。
朝は、6時半ごろになると日光が窓から差し込んで、タイマーが鳴る前に目が覚め、みんなでゴミ出しに出かけたり散歩したりしてから、朝食の準備を開始。バス通勤する仲間を見送ったら、自分も他の参加者をレンタカーで送りながら通勤。車内ではsumikaやヨルシカを流してテンション上げてました。
こんなに健康的な日常を、社会人になってから自分ひとりで作り出すことができるのか非常に心配ですが、ここで学んだことを何とか活かして生き延びようと思います。
週末の過ごし方
仕事の無い週末は、大湫町で寝泊まりする6人でお出かけしました。
・竜吟の滝(瑞浪市)
・水曜どうでしょうキャラバン(瑞浪市)
・モザイクタイルミュージアム(多治見市)
・喫茶わに(多治見市)
・銀の森(恵那市)
・大井ダム(恵那市)
絶景も、美味しいごはんも、たっぷり堪能しました。
社会人になったら、仕事の疲れで週末は家にこもって無気力な時間を過ごしかねないですが、こんなにアクティブな休日でもリフレッシュできるということを実感したので、この楽しさを忘れないようにしたいです。
他にも、瑞浪市のある東濃地域にはお出かけスポットがたくさんあるので、ワーキングホリデー関係なく、また遊びに来たいです!
さいごに
瑞浪市での2週間は、自分にとって多くの学びと気づきを得られた、とても有意義な時間になりました。市内の多くの場所を訪れ、市内の多くのアクティブな方と出会い、瑞浪市への愛着を抱きました。
瑞浪市との縁がこれで途切れないよう、まずはここで学んだことを活かして多くのことにチャレンジし、成長した姿で遊びに帰れることを楽しみにしています。