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瑞浪市ワーキングホリデーで得た経験

この記事を開いてくださりありがとうございます。
2024年度瑞浪市ふるさとワーキングホリデーに参加したせりと申します。
今回、瑞浪市に2週間滞在して感じたこと、考えたことなどをここに記録しておきたいと思います!

1. 参加のきっかけ

現在大学4年生、未だ卒業後の進路を決めきれずにいて人生迷走中のなか、今回瑞浪市のワーキングホリデーに参加しました。
noteを見て「瑞浪市って面白そう!」という純粋な興味と、様々な考え方や環境にいる大人や学生に出会って何か人生のヒントがもらえるかもという想いがあり、応募・参加することを決めました。

2. 就労先でのこと

私は合同会社プロトビさんで2週間お世話になりました。
まちづくりや地域コミュニティについて大学で学んでいること、ものづくりに触れたいと考えていたことから、プロトビさんでの就労を希望しました。

▼合同会社プロトビ
【どんな会社、職場?】
オーダーメイドタイルの開発・製造・販売やタイルの魅力発信を行っています。その他、まちづくりやものづくりのイベント企画・プロデュース、マネージメントなど、さまざまなプロジェクトを運営しています。
事業を通して、まちと人とモノの関係性を新しく繋ぎ、産業やコミュニティを活性化する取り組みの実現を支援しています。

https://note.com/kyodo208/n/nf8ea7995fe64

2週間の中で経験させていただいた業務は以下になります。
・オーダーメイドタイル製造のお手伝い
・タイルの梱包作業、検品のお手伝い
・タイルワークショップの見本・手順書の作成、HPの写真撮影
・クリエイティブスペースゑびす屋さんの掃除

オーダーメイドタイルの作成

タイルワークショップの見本作品作りでは、絵を描いて焼く前と後では発色が全然違っていて、その変化を見るのがすごく楽しみでした!
釉薬はどろっとしていて、絵の具を塗るのとは違い盛り上がるように何度も重ねていく点が難しかったです。実際に体験して感じた注意点や作業のポイントをワークショップの手順書に反映していく業務もさせていただきました。

焼く前
焼いた後

釉薬やオーダーメイドタイルについては、窯の温度で色むらができて個体差が生まれてしまったり、焼いてみたらお客様が希望する色と違ってきてしまい調合をやり直したりなど、何度も何度も調整を重ねていることを知りました。
また、期間中の就労後には、山喜製陶さんを見学させていただく機会がありました。土屋さんの調合と釉薬屋さんの繊細な調合があって洗練された器やタイルが生まれること、その一方で、本当に小さい傷や汚れひとつで大量の器が廃棄されていることを知りました。

そのお話や2週間の就労を通して、釉薬屋さん、陶器の生産工場、土屋さん、たくさんの人の手を渡り歩いてやっとひとつの製品として私たちの手元に届いてることを学ぶことができました。

就労がお休みの日には多治見市にあるモザイクタイルミュージアムに行ったり、ワーホリ期間が終わった後にタイルの展示を見に行ったりするなどしました。就労を通して今までよりもタイルが好きになったし、ものづくりの面白さと厳しさ、裏の努力を実感することができた2週間になりました。

3. 瑞浪での暮らしのこと

私は大湫町の古民家でお世話になりました。
朝や夕方に散歩に行くなど、自然豊かで落ち着いた環境の中、のんびり過ごすことができました!
すぐ近くには別のワーホリ生3人が泊まっている家があり、夜は基本的に6人でご飯を作って食べました。
ホットプレートを使ってお好み焼きやもんじゃ、ホットケーキを焼いたり、休日にはIME寮(もうひとつの宿泊先)や市役所の方もお誘いして、餃子パーティーもしました。

普段は一人暮らしをしているので、その日の就労でどんなことをしたのかなどを話しながらみんなで食べるご飯の時間が毎日楽しかったです!

全員出身地や今住んでいる場所、好きなもの、考え方も様々で毎日刺激をもらっていました。本当に毎日にこにこで過ごすことができて、一人暮らしのお家に帰って寂しくなる日々です。

そして就業先の送り迎えや休日のお出掛けなど車の運転ありがとう!運転ができるメンバーがいたおかげで色んなところに出かけることができて、不自由なく過ごすことができました。

竜吟の滝
恵那峡

滞在期間中はワーホリ生全員が集まっての研修があったり、瑞浪市や周辺の市町のイベントに遊びに行ったりしました。

〈中間研修〉
 ・五平餅作り
 ・化石博物館の見学
 ・SUELABOさんでオーナメント作り
 ・みんなで夕食作り、交流会

五平餅作りでは、ご近所の棚橋さんに教えていただきながら五平餅のタレを一から作ったり釜戸でご飯を炊いたりなど、貴重な体験をさせていただきました。
大湫で毎日顔を合わせていた5人以外に、IME寮に住むワーホリ生や事業者さん、市役所の方々とたくさんお話することができて楽しかったです!

五平餅作り
出来立て五平餅おいしかったです!
化石博物館
SUELABOさんでオーナメント作り

また、学生が中心となって瑞浪市の資源を活用・魅力の向上に取り組んでいるミライ創ろまい課が参加するイベントを見に行く機会もありました。
学生が地域と関わっている様子を間近で見たり、ワーホリ期間中「若い人が来てくれて嬉しい」といった言葉をかけていただいたことが何度かあったことから、瑞浪市内外の出身を問わず広く若者を受け入れてくれる雰囲気や地域のために頑張れる居場所があることが、瑞浪市の魅力のひとつなのかなと思いました。

4. 最後に

瑞浪市に来て、他の参加者や地域の方々、市役所の方、受け入れ事業所の方々、本当にたくさんの方とお話する機会がありました。
紆余曲折あって今の仕事にたどり着いた方、瑞浪の魅力にはまって移住してきた方、各々違った想いを持ってワーホリに参加した方など…
話した時間の長さや内容の濃さに違いはあれど、ワーホリに参加してなかったら出会っていなかっただろう人たちと関わることができたこと、すごく貴重な機会になったなと思います。

特に私の中で心に残っているのは、就労先としてお世話になったプロトビ代表の玉川さんに教えていただいた
「自分で選んだ道を正解にすれば良いんだよ」という言葉で、私の中ですごく大切な言葉になりました。
瑞浪市に来るという選択ができたことは、私の中で大大大正解だったと胸を張って言えることで、今後の人生を考える上でも、自分で選んだ道に自信を持っていきたいと前向きに考えるきっかけになりました。

たった2週間、されど2週間。
瑞浪市のワーホリに参加したことは、間違いなく人生のターニングポイントのひとつだったと思います。

ワーホリ参加者の皆様、受け入れ事業者の皆様、瑞浪市役所、G-net  ...
多くの方のサポートのおかげでワーキングホリデーは成り立っているのだと思います。本当にありがとうございました。
また必ず瑞浪市に遊びに行きます!

緊張していた最初の研修
最後の集合写真📷

最後まで読んでくださりありがとうございました!

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