【京大院試サークル】2024年受験体験記【情報学研究科社会情報学コース】
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2024年版の受験体験記をお届けします!今回は、京都大学大学院情報学研究科社会情報学コースを受験された方々にご協力いただきました。
いつから対策を始めましたか?
匿名さん|2年生の夏頃からTOEICと情報学基礎の対策を始めました。専門は3年生の6月頃から始めました。
いたてさん|7月25日(前期試験の終了日)以降
えさん|5月中旬
amutさん|過去の問題を解き、質問に対する回答を整理するために費やされた2か月が最も重要です。
Bさん|英語(TOEIC)は前年の8月から、情報学基礎は4月から、専門科目は6月から本格的に対策を始めました。
いつ研究室訪問しましたか?
匿名さん|3年生の2月と4年生の4月終わり頃です。
いたてさん|6月中頃
えさん|4月末
amutさん|訪問は行われませんでしたが、研究室訪問をお勧めします。
Bさん|受験前年の10月と4月の2回訪問させて頂きました。
使った参考書はなんですか?
匿名さん|昨年受験された先輩からいただいたレジュメ、過去問の回答。人工知能は講義と同じ内容のものがYoutubeに上がっているらしいのでそれを参考にしました。
ソフトウェア工学の基礎 共立出版 神長裕明 郷健太郎
interaction design: beyond human-computer interactionいたてさん|基礎指定教科書、実践的ソフトウェア工学
えさん|入門コンピュータ科学(募集要項に書いてあるもの)
amutさん|Google PageRankの数理 ―最強検索エンジンのランキング手法を求めて,interaction-desing-beyond-human-computer-interaction。
その他参考にしたものはなんですか?
いたてさん|授業資料(AI, HI)、院試過去問、定期試験過去問
えさん|教授に勧められた本?サイト?(https://www.ieice-hbkb.org/portal/11群%E3%80%80社会情報システム/11群4編%E3%80%80医療情報システム/)学部の授業資料(外部ですが、、)
受験前にサポートを受けたり、他のメンバーと協力したりしましたか?どんなことをしましたか?
いたてさん|情報学基礎の答え合わせなど
えさん|コース、研究室の先輩に受験当日の雰囲気を聞きました discordでネットにない過去問を入手しました
試験はどんな内容でしたか?特に難しいと感じた科目や問題形式は何ですか?
匿名さん|専門科目は例年と同じ難易度だったと思います。
情報学基礎が例年と全く違う、難易度がめちゃくちゃ上がっていた。いたてさん|基本的に専門科目は例年通りで対策すれば書けるといった感じだった。基礎科目に関してはほとんど無対策なので不明だが、難化したらしい。
えさん|専門→例年通り程度の難易度、過去問+周辺知識で戦える
基礎→明らかに難しかった気がする、多分全然点数取れてないですamutさん|基本 本に載っている限り、登場させることができます。 グラフィックの章を除いて、他のすべての章を読む必要があります。专门 以前と同じ。
Bさん|情報学基礎の形式が大きく変わり、数年前まで大部分を占めていた用語解説問題がほとんどなくなっていました。一方、アルゴリズムと計算量に関する出題が中心となっていたと感じます。
面接はどんなことを訊かれましたか?特に答えづらいと感じた質問は何ですか?
匿名さん|志望理由を聞かれました。
質問も簡単な質問しかされませんでした。いたてさん|1分程度での志望動機の説明と、私の場合は知情の研究室から似た分野の社情の研究室を志望したことから、「なぜうちの研究室でないといけないのか」を聞かれた。それについて簡単に答えたのみで面接は終了した。
えさん|志望動機(1分)
(外部受験だったので)やりたい研究は今の研究室ではできないのかamutさん|全員が1分間だけ面接をした場合、全員が面接を受けていないことを意味します。これがその後のトレンドなのかもしれません。
Bさん|社会情報学コースの口頭試問では大きな教室に、コース内の(恐らく)全ての研究室の先生方が着席されていました。教室の一番前に立って先生方からの質問に回答するという形式で、面接というよりはプレゼンテーションに近いです。
注意点として、口頭試問ではメモや志望理由書を持ち込む事は出来ません。ただし口頭試問では志望理由書の内容について問われるケースがほとんどで、答えづらいトリッキーな質問をされることは多くないと思います。
試験本番での時間管理や集中力について、工夫した点はありますか?
いたてさん|タイムアタック的な能力を測る意図は見えず制限時間の設定はかなり余裕を見られているようで、前から解けば十分に時間は余ると思う。
えさん|普段夜型なので2日前くらいから早寝早起きしました
ありがちですがラムネを食べましたamutさん|問題を解決するための戦略を判断するのに10〜15分かかりましたが、それだけの価値があったと思います。
Bさん|目標点数はあえて決めずに簡単な問題を確実に解く事を意識していました。
試験会場や面接会場にはどんな服装で行きましたか?周りの雰囲気はどうでしたか?
匿名さん|1日目の試験日は私服で行きました。2日めの面接はスーツで行きました。
いたてさん|スーツ着用で行った。2割スーツ、2割シャツ、6割私服といった雰囲気であった。
えさん|筆記→Tシャツ、黒ズボン
周りもほとんど私服でした、多分なんでもいい
面接→スーツがいいのかなと思っていたのですが、当日朝下宿にスーツが置いてないのに気付き焦りました。確認しておいたほうがいいです。内部の人はほとんど私服でした。外部はスーツもいました。多分なんでもいいamutさん|面接にはスーツで行きましたが、外部生と内部生の雰囲気は大きく異なるように感じました。
その他、書きたいことがあればお願いします!
匿名さん|情報学基礎が参考書の問題のレベルを超えてきているので、参考書の問題を理解するだけでなく、その分野をしっかり勉強する必要があると思いました。
いたてさん|情報学基礎の教科書は買った方が良いが読むべきではない。まず過去問を数年分解いて(問題を解くのに教科書が必要な場合がある)満点が取れそうなら教科書は読まずにさっさと専門科目の対策に移ったほうが良い。あまりにも基礎で落とすようなら本腰を入れて教科書を勉強すべきかもしれない。
Bさん|早い時期に英語の対策を始めた事が合格に繋がったと思います。近年は情報学基礎が難化傾向にあり、英語でしっかり点を取れるかどうかは非常に重要だと感じます。これから受験される皆さんのお力になれれば嬉しいです!
以上が2024年版の受験体験記です。受験を考えている方の参考になれば嬉しいです!