地味起業について書いてみよう
気がついたら独立してから約12年経ってた(最初は個人事業、その後で法人に)。起業して9割は5年で廃業というデータがあるらしいので、そう考えるとすごいことかもしれない(メイン業務は企業向けのPR広報コンサルティングと代行)
会社員時代にも、あちこちに首を突っ込んで、色々なことに面白さや楽しさを感じてきた。社内だけでなく社外の人とも色々繋がってた。
今思えば、そういう人の方が起業(含む副業)に向いている。
というのも、集中力がありすぎて、1つのものを真剣に作っていると(もしくはサービスの提供のみに集中すると)営業とか顧客サービスとか経理とか他のことが後回しになってしまう。最初1人でスタートするなら、注意力が散漫な人の方が向いている気がする。
このノートで書きたいのは「地味起業」について。定義は
一攫千金を狙わない
不労所得を狙わない
レッドオーシャンに足を踏み入れない
リスクが少ない
小さくスタート
ということ。
ネットの起業コンテンツを見ると、
FX、不動産投資、ビットコイン(リスク大きい)
MLM(下っ端は儲かりにくい。人間関係壊すリスク大きい)
フランチャイズ(自由度少ない。それなりの資金必要、選び方も難しい)
カフェ、エステ開業(それなりの資金必要)
ホームページ作成(スキル必要&営業できなくて下請けになりがち&ライバル多い)
インスタグラマー(有名じゃないと稼げない)
オンラインサロン運営(有名じゃないと稼げない)
クラウドソーシング(価格が下がって稼げない)
の話になってしまうことが多い。
自分が動かずにお金が入ってくるものは「自分」でコントロールできる部分が少ないからリスクも大きい。元手もかかる。
特定の誰かの下について行うビジネスは、そこからものを仕入れたりするから、それなりにお金がかかるし、上が傾いたら自分のビジネスもダメになってしまう。
知名度がないとダメなビジネスは、知名度を獲得するまでの道のりが大変で、先行者がいると越え難い。
そういうわけで、これらは実は、かなり難しいのではないかなと思う。
堅実にやる地味起業の方法(ものすごくビジネスが拡大する感じではないけど、楽しく生活できるレベルで維持できる)、そんなことを少し書いてみたい。
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