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MARIXフィルムディプリケーターのレビュー

どうも、フィルムにドハマりしている大林京太郎です。
先日MARIXのフィルムディプリケーターを購入したのでそのレビューなんぞをしてみたいと思います。

フィルムディプリケーターって何?

まず、フィルムディプリケーターって何?という方へ簡単に説明します。
フィルムディプリケーターというのは、光源の上にフィルムをセットし、透過させたフィルムを撮影するためのものです。
物としては下の画像の台に載っている四角いやつですね。

フィルムをスキャンしてデータ化する方法はいくつかありますが、ほとんどの方はお店でデータ化してもらっているのではないでしょうか?
今回レビューするフィルムディプリケーターは「自分でデータ化して好みの仕上がりにしてやるぜ!」という猛者が使用する道具です。
もちろんフィルムディプリケーターだけではスキャンできないので、画像に写っているように、デジカメとマクロレンズ、コピースタンド(カメラを支えているもの)を使ってスキャンしていきます。

MARIXフィルムディプリケーターの特徴

ここからは実際に使用してみてのレビューです。

フィルムの送り出しがスムーズ

フィルムの通るところが三層構造になっており、パーフォレーション部(フィルムの端)がその隙間を通る形で送られ、かつズレないようになっているので送り出しがとてもスムーズです。
この1点のためにこのフィルムディプリケーターを購入したと言っても過言ではありません!
平面性は完璧ではないのかもしれないけどフィルムディプリケーターとしてはかなり精度が高いのではないでしょうか。
他にもこういった機構のものはありますがかなり値段が高いです。
この価格で販売されているMARIXさんには感謝です!

1点不満点を挙げるとするならば、最初の1コマ目が引っかかりやすいところですかね…
可能であれば、カットせずロールのまま現像してもらうとスムーズにスキャンできると思います。

135と120フィルムどちらもスキャンが出来る

MARIXのフィルムディプリケーターは135用と120用のプレートがスタックされていて、どちらのフィルムでもスキャンできるようになっています。
僕がスキャンしたのは645ですが、6×6、6×7、6×9まで対応していると思います。

135フィルム
645フィルム

スタックはネジで固定されていますが、手で簡単に取り外せます。

照度調整付きのライトボックス

LEDライトは5600K、CRI 97と申し分ないスペックです。
USBからの電源供給(Type-A)ではありますが電池残量を気にしなくてもいいのは逆にストレスフリーかもしれません。
光量はかなり強いです。
上のフィルムを撮影したときは、光量MAXで【ISO100,F8.0,1/40】でした。
シャッタースピードが遅くなりすぎるとちょっとのブレも許されないのでありがたいですね。

電源、照度調整スイッチ

底部の高さ調整足により細かい調整が可能

底の足はネジ式になっているので水平垂直をとるための細かい調整が効きます。
金属製で滑りやすいので、僕は滑り止めのシートを引いて使っています。

調整可能な足

総括

まず、値段の割にかなりよくできていると感じました。
もっと高価で性能のいいフィルムディプリケーターはありますが、この値段でこのクオリティならかなりおすすめです!
よっぽど革新的な(かつお求めやすい)ものが出ない限り、僕はこれを使い続けると思います。

MARIXフィルムディプリケーターの購入方法

「MARIX公式オンラインショップ」か「メルカリ(公式アカウント)」から購入できます。

金額は今なら(2024/1/8現在)キャンペーン価格で¥16,500-→¥13,200-です。
コピースタンドとのセット販売も行っており、2つ合わせて¥38,500→¥25,000-とさらにお買い得になっています。
気になる方はぜひ覗いてみてください。

それではよい写真ライフを!ちゃお


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