11月6日、渋谷、曇り 秋の夜に染む音色
2024.11.6 渋谷7th FLOOR
『RYUTistとikkubaru』
『無重力ファンタジア』をRYUTistに提供してくれたikkubaruさんとの対バン企画。
失礼ながら、RYUTistに楽曲提供してくれていること以外、僕にとっては知らないことだらけの存在だったikkubaruさんですが、日本では「インドネシア発シティポップ・バンド」と紹介されています。世代的にもシティポップは当たり前のように聴いてきて耳馴染みがあるので、あえて予習はせずに臨みました。
前半、RYUTistのステージは『日曜日のサマートレイン』から始まりました。
前回の《ともえんち》でも感じたことですが、これまでのライブにも増して、パフォーマンスに気持ちが乗っている、それがすごく伝わってきます。
春にツアーやインストアで東京近郊でのライブが立て続けにあったとき、僕の推しは「これからも記憶を更新していくよ」と力強く言ってくれました。そして、それは実現され続けていて、僕の中でRYUTistライブの最高・最良の記憶は更新され続けています。
こんなに推し甲斐のあるアイドルグループ、他にいないよなぁ・・・。
個人的に好きな『Morning light Sunshine』が続き、ikkubaruさんとの対バンでは外せない『無重力ファンタジア』はもちろん披露されました。今日のセットリストは比較的ライブの定番になっている曲が多くて、会場の空気も盛り上がっていたように感じました。
RYUTistが暖めた空気を引き継いで、ikkubaruさんのステージが続きます。
バンド編成のライブに参加したのが久しぶりなこともあってか、ギターが、ベースが、ドラムが、コーラスが、とても心地よく耳に届きました。
インドネシア発シティポップ・バンドとのキャッチのせいか、おしゃれでダンサブルな音色にオメガトライブを感じたのは気のせいでしょうか。
ライブのおもしろいところは、相性がいいと知らない曲でも何となくノレてしまうところだと、個人的に思っています。ジャンル的にシティポップ系であることや、英語詞(でしたよね?)であることも手伝ってか、聞いたことのない曲だったけれど、ライブを楽しむことができました。
何より生演奏がよかった!
アンコールでは、RYUTist、ikkubaruの全員がステージに上がり、ikkubaruの演奏でRYUTistが歌う、とても贅沢なパフォーマンスが繰り広げられました。
曲はもちろん『無重力ファンタジア』。
Iqbalさんの生コーラスも入って、つい聴き入ってしまう・・・。
アンコール2曲目は、オリジナルはシュガーベイブで、日本でも多くのアーティストがカバーしている『DOWN TOWN』。
僕もオリジナルよりもカバーのほうが馴染みがあるくらい、古くから親しまれている曲ですが、ポップでキャッチーな曲調が会場を一層盛り上げていた気がします。ほかならぬ、ステージにいたメンバーたちが楽しそうだったのが印象的でした。
生演奏をバックに歌うRYUTistは本当に素敵で、神々しくすら見えました。表現がだんだん大袈裟になっていますが、ここのところ、RYUTistのパフォーマンスは本当に神がかり的に毎回よくなってるように感じています。
もちろん、僕自身、もうRYUTistを客観視できていない状況にあることは自覚しているんですが、それを差し引いても素晴らしいパフォーマンスを見せてくれていると思います。言葉で説明できないのがもどかしい!
もう残り1か月。
とにかく、最後まで一緒に駆け抜けたいと思います。