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私達人間は、一体、何の為に生きているのか?(ドラマ『モンスター』最終回より)

(20241230 
 20250101 10:58 リンク追加)

ドラマ『モンスター』の最終回を、ずっと見れずにいて、今日、やっと見る事が出来ました。

そして、最後40分頃からの、弁護士亮子(趣里ちゃん)のセリフの内容が、『この世の問題の曝露というか指摘』でもあり、和多志の胸にも突き刺さり、号泣してしまいました。

そのセリフを一部抜粋して書いておきたいと思います。

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住民
「そもそも、出来るだけたくさんのお金を払わせるのが弁護士の仕事だろ!」

弁護士 涼子

(住民達に向かって)
「わかりました!
 だったら、いくら貰えたら満足するんですか?
 あればあるほど、豊かな人生になる?
 お金なんて、いくらあっても、足りないんじゃないですか?
 どこで満足するんですか?
 満足なんて出来ないんじゃないですか?

 では、あなたにとっての『豊かさ』って何ですか?

(大企業の幹部の人達に向かって)
 『毒を垂れ流す』のと引き換えに、便利で効率的な製品を作る事ですか?
 その製品で『多大な利益を得る』事ですか?

(反社の会社の幹部の人に向かって)
 犯罪で資金を作る事ですか?
 居場所を失った人達に、自分の『居場所』は、ここしかないと思い込ませる事ですか?

(反社の会社の従業員達に向かって)
 健康を害してまで賃金を得、自分の『居場所』は、ここしかないと思い込まされ、『未来を閉ざす』事ですか?

(住民達の方に向かって)
 『自分達の価値観』とは違う人間を『排除』する事ですか?
 物事を、『自分の都合のいいように見たり信じたりする』事ですか?
 『自分の信念』で動かず、『世の中の空気』に動かされる事ですか?」

住民
「そんな話はしてない!
 俺達は、幸せになりたいだけなんだから!」

弁護士 涼子

(住民達に向かって)
「では、あなたにとって『幸せ』って何ですか?
 本当は、何が『幸せ』か、わかってないんじゃないですか?
 『自分にとっての幸せや豊かさ』がわからなかったら、『どうやって生きて行くのか?』なんて、決められないんじゃないですか?

 一体、何の為に生きているんですか?」

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最後の、『一体、何の為に生きているんですか?』が、グサリと一撃でした。

和多志も、子どもの頃から若い頃は、色々と夢がありましたが、毎日、食べて生きる事に追われ続けながら、幼少期からずっと、とうとう『生きる安心感』を得る事が出来ないまま、『命の承認欲求』に振り回され続けながら、家族や周りの人達に尽くしまくる事に追われ、『自分の人生を生きる』事が出来ず、とうとう何も成し遂げる事など出来ないまま、ふと気付けば、もう『終活』の年齢となっていました。大汗;

和多志は、一体、何の為に生きて来たのだろう…。

和多志にとっての『幸せ』って何だったんだろう?

もし、『親に命を認めて貰えた』り、親がダメでも『誰かに命を認めて貰えた』ならば、それだけで『幸せ』だったんだろうか?

何故、その事だけに『異様に執着』し続けて来たのだろうか?

…と、色んな気持ちや感情が溢れ出て来ました。

今年も、今日と明日で終わります。

もっと『内観』をして、自分の『ありのままの気持ち』にしっかり向き合い、『思考や生き方の軌道修正』をして、新たな気持ちで新年を迎えたいと思いました。

熊本地震でテレビが壊れ捨てて以降、ネットではドラマとか見ていなかったんですが、コロナ騒動以降、少しずつ見るようになり、最近では、ドラマ位しか楽しみが無い為、色んなドラマにハマるようになりました。

『ライオンの隠れ家』からは、『本物の家族』を学び、『プライド=ライオンの味方の群れ』が心底羨ましかったですし、『民王R』では、色んな社会問題がクローズアップされ勉強になりました。

ライオンの隠れ家 ↓ ↓ ↓

民王R ↓ ↓ ↓

恋愛ドラマも、疑似体験させて貰えているし、最近のドラマは、デクラスな内容が含まれている事も多く、かなり学べると思います!

何しろ、私達は、『自分の気持ちは自分が1番良くわかっている!』と思い込んでいますが、それは勘違いで、1番わかっていないのが、『ありのままの自分の気持ち=本音』なのかも知れません。

現代社会は、あまりにも情報過多(しかも偏っている)なので、それに、『自分の本音』がかき消されてしまい、わからなくされているのかも知れないなと思います。

たまに情報を遮断して、『内観』する必要性を、更に感じました。

そして、最後に伝えたい事は…、

やはり、『人間の心の穴=愛情飢餓』は、物やお金では、決して埋まらないという事だけは確かだと思います。

しかしながら、世界の上の人達は、それをうまく利用して『愛情皆無な、お金第一主義社会』を構築し、ここまで狂った世界=『稼ぐ人や裕福な人が誰より偉い!』『稼げる仕事をしている人が幸せ!』『庶民の命より利権第一!』というような思考の社会になったのだと、和多志は思います。

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長過ぎる駄文を最後までお読み頂きまして、本当に有難うございました!
宇宙一大好きです!大感謝です!
1日も早く、世界中の人々が健康で豊かで愛情溢れる平和で穏やかな日々を、幸せに過ごす事が出来る『黄金時代』になりますように!
それでは、また!

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