京都の大学生殺害事件 未解決のまま16年
2007年1月、帰宅途中だった京都精華大マンガ学部1年千葉大作さん=当時(20)=が殺害された事件は、15日で未解決のまま16年を迎える。「犯人はなぜ命を軽んじた行為に手を染めたのか明らかにし、罪を償うべき」。母淳子さん(63)=仙台市=は一日も早い犯人逮捕を願う。
事件解決を願ってきた中、大切にしてきたのが、「一番足が遠のく」という事件現場での法要と、現場周辺の駅での情報提供の呼びかけだった。命日には、地元住民や近くの寺の住職と一緒に法要を営み、駅には大作さんの友人や恩師も集うが、十七回忌の今回を区切りにするつもりだ。「地元の皆さんの力がなければ、毎年この事件を思い出す人も少なかっただろうし、長年続けてこられなかった」
大作さんの無念を晴らしたいという気持ちは16年間、少しも変わらない。どこかにいる犯人に対して、残虐な行為をした理由を問いただしたいと強く願っている。「これから理不尽な事件で命が絶たれる被害者を生まないためにも、自首してほしい」
京都精華大生殺害事件 2007年1月15日午後7時45分ごろ、京都市左京区岩倉幡枝町(現南木野町)の路上で、帰宅途中だった千葉大作さんが自転車に乗った男に胸や腹など十数カ所を刃物で刺され、殺害された。容疑者の特定には至っておらず、京都府警は犯人の男の特徴をホームページなどで公開している。情報提供は下鴨署捜査本部のフリーダイヤル(0120)230663。
〈京都新聞ニュース参照〉
一日も早く事件が解決することを祈ります。
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