京都 祇園祭・神輿渡御でボランティア募集 

7月の祇園祭で、八坂神社(京都市東山区)の氏子団体として神輿渡御(みこしとぎょ)に奉仕する「宮本組」(原悟組頭)が、ボランティアのスタッフを募集している。宮本組としては初の試みで、祇園祭を後世に伝えるために奉仕に前向きな人を広く募ることにしたという。

神輿渡御は祇園祭の中心となるもので、八坂神社の祭神を運ぶ3基の神輿が、前祭(さきまつり、17日)の夕方に神社から四条御旅所に向かい、後祭(あとまつり、24日)の夕方に神社に戻る。ボランティアは、神輿を先導する「神宝捧持(ほうじ)列」の一員となり、京都の街を練り歩く。

コロナ禍の前は、組員と学生アルバイトが担ってきたが、今回から祇園祭に関わりたい人を公募することにした。原組頭は「パートタイムのアルバイトではなく、奉仕したいという気持ちのある人が参加できる形にしたい」と話す。

宮本組は、もともと組員を祇園町の弥栄学区内に持ち家がある当主に限ってきた。現在は縁のある人に対象を広げ、約70人の組員がいるという。将来的には熱心なボランティアを組員に迎えたいとしている。

応募内容は宮本組のウェブサイトへ
宮本組_祇園祭_ボランティア募集フォーム (gion-miyamotogumi.jp)
〈朝日新聞ニュース参照〉

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