向日町競輪場 活用案 府整備方針 レジャーや防災拠点

京都府は15日、存続を決めていた京都向日町競輪場(向日市)について、今後の整備方針などを明らかにした。来場者の増加を目標に施設や機能を集約し、地域の交流やにぎわいの拠点として整備する方針を示している。

公表した「向日町競輪事業の今後のあり方に関する基本的な考え方」によると、民間への委託期間終了後の2025年度以降も競輪事業を継続することを明記。持続可能な事業実現に向け、引き続き経営改善に取り組み、自転車競技の魅力発信を通じて府民の理解を促す。競輪場は競輪開催以外に、レジャーや憩いの場、スポーツ活動や防災の拠点など多目的に活用するとしている。

施設整備では、インターネットによる車券販売の増加や、無観客のミッドナイト競輪開催による来場者の減少を踏まえ、収容人数を2万人から5000人に抑制。観覧席を2か所から1か所に、投票所を6か所から2か所に減らして敷地の約4割にあたる約2万平方メートルの余剰スペースを確保し、有効活用する案を示した。

一方、自転車の走路となるバンクは、1986年以来となる大規模改修を実施。選手宿舎と選手管理センターは、将来的には改修するとしながらも現状維持とした。

府の担当者は「幅広い関係者の意見を参考に民間事業者のノウハウも活用し、府民に親しまれる施設へと変えていきたい」と話す。
〈読売新聞ニュース参照〉

京都向日町競輪場地域が、元気になる施設に生まれ変われれば嬉しことです。地域がよくなれば、向日市、京都府もよくなるので、そのような施設になってほしいです。

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