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樋口円香のマイコレにちゅっちゅちゅーずでいを見た話(ネタバレあり)

※この記事ではシャニマスの様々なネタバレがあったりなかったりします


みなさんは作詞家のこだまさおりさんをご存じでしょうか?

こだまさおりさんはシャニマスでも「Spread the Wings!!」や「ありったけの輝きで」などを書かれており、他にも様々な作品で活躍されている素晴らしいクリエイターさんですよね。

こだまさおりさんの数多ある作品のひとつにアイカツ!の「カレンダーガール」という曲があるのですが聴いたことはありますか?

この中の歌詞で凄く刺さっている部分があるので是非聴いてみて欲しい。

『なんてコトない毎日が かけがえないの オトナはそう言うけれど いまいちピンとこないよ』

はじめて聴いた時この部分がとても刺さって、アイドルが歌う青春ソングの見方が少し変わった一曲になりました。「学生の頃の一瞬の輝き」を歌った曲が沢山ある中、なんていう歌詞をアイドル作品で使うんだ、凄まじいな……という感想を持ったことを度々思い出します。

シャニマスでノクチルが加入し、最初にリリースした「いつだって僕らは」という曲を聴いたとき、彼女たちに似合っている曲だと思うけれど、似合ってるという感想は外から見た感想で、歌っている彼女たちの心境はどうなんだろう? と考えた時に、ふとカレンダーガールを思い出しました。

「いつだって僕らは」の歌詞は未来への夢や希望、そこに至るまで強くありたいと願う気持ち、幼なじみの絆を書かれているけれど、ノクチルの四人は歌詞に対して共感出来てるのか? という疑問はずっと持っていて、カレンダーガールの「オトナはそう言うけれど いまいちピンとこないよ」が、ずっと刺さっていました。

そして、いつかノクチルが曲に似合うような未来への夢や希望なんていう熱い感情を持てる日が来たら嬉しいなぁ、という感想を持っていたのですが、樋口円香のマイコレを読んだとき色々な疑問が爽快に蹴っ飛ばされました。


樋口円香という誠実な人物

マイソングコレクション、みなさんは引いてますか?
ソロ曲に対するコミュがあるこのガシャはアイドルへの理解度を深めるために気になっているアイドル、曲のピックアップは引いていきたいですね。

そして迎えた樋口円香ピックアップ。

すぐに引き終え読了し、思っていた以上にコミュへの賛同が止まらず首が取れるくらいの勢いで頷いていました。

そんな未だに首を振り続けてる場面がこちら。

自分が歌う曲の歌詞に共感出来ない部分がある円香、それでも曲と向き合うことを止めない姿に感動を覚えました。

カレンダーガールの歌詞を受け、ノクチルのみんながいつか自分たちの曲の歌詞に共感出来る日が来たらなんて思っていたけれど、円香は歌詞に共感出来ない今この瞬間、共感出来ないことを自覚しつつ曲の表現をどうすればいいかと考え続ける彼女に誠実さを見ました。

思えば様々なコミュ、ギンコ・ビローバやG.R.A.D.などで人に対して、作品に対して驚くほど真っ直ぐに向き合う彼女を見ていた気がします。

そんな中、ソロ曲というアイドルにとって大きな作品に対し、共感は出来ないが考えることを止めないという樋口円香の想いを眩しく感じました。

まさにダイヤの原石。

これからもシャニPと円香の物語を見守っていきたいと思います。








追伸:土屋李央さんの「可愛くてごめん」が凄く良かったです