マジカルミライ2023ぼっち初参戦記

備忘録&後学用。
※下記の通り、ライブの中身に関するネタバレは含まれていません。


はじめに

この記事は、筆者(都内在住大学生)がマジカルミライ2023に参戦した時の記録となります。できるだけ後々に参加される人々の参考になるように書いていますが、毎年仕様は変わるので、必ず参加年度のHPをご覧ください。

○ こんなひとにおすすめだよ
・ボカロのライブがあるらしいね、行ってみようかな〜と思っている人
・これまであまりボカロ系のイベントに参加してこなかった人

△ 参考にならないかも
・ボカロのキャラを強く推している人
・ライブグッズをしっかり買いたい人

ライブの内容に関しては別記事に書くので、ネタバレなしです。

そもそもマジカルミライとは?

マジカルミライは、クリプトン系ボカロ最大の祭典です。
クリプトンが主催側にいるので、クリプトンが出しているボカロ(初音ミク・鏡音リン、レン・巡音ルカ・MEIKO・KAITO)のみが出演します。

ライブと企画展から成り、ライブではそのまんまライブが、企画展では、即売会やグッズの販売、コラボ商品などの体験イベントが行われています。
HPを見ると「クリエイターズマーケット」や「企画展ステージ」など様々な催しがありますが、特に東京公演においては「ライブの部屋」と「企画展の部屋」の2つしかないので、これらだけと割り切って捉えてもらって良いと思います。

2023年は大阪・東京で3日、昼・夜公演が行われました。(つまり計12公演)
2022は札幌公演があったり、大阪公演が2日だけみたいな年もあったので、その辺りの使用は年によりけりでしょう。
連続する3日で行われるため、1日は平日になることが多いです(今年の大阪は祝日に当たりましたが)。ライブは抽選なので当日は特に関係ないですが、企画展に関しては平日の方が空いている傾向にあるようです。

〜当日

チケットを買おう

まずはチケットを買います。
マジカルミライのチケットは大きく三つに分かれていて、
・ライブのみ
・ライブ+企画展
・企画展のみ
となっています。おそらく大方の参加者はライブ目当てで来ているでしょうから、上二つのうちいずれかを購入します。

特にこだわりがなければライブ+企画展のチケットを取ると良いかと思います(ただし、後述のように「3日を使った戦略的行動」を取るのであれば別ですが。
ライブに関しても平日の方が倍率はやや低いのでしょうか。正直このレベルになると社会人の方でも休みを取って参加してくるので、もはや関係ないのかもしれません。

また、昼公演にするか夜公演にするかというのも重要な論点です。余裕があれば、とりあえず全部抽選にかけてみて、当たったやつに行く、と言う魂胆で良いと思います。二回以上行っても楽しめるのは間違い無いです。
その上で、各公演のメリット・デメリットを簡単にまとめると、

昼公演
○ 元気な状態でライブに参加できる
○ ライブが終わった後にグッズを買うことができる
△ 空いている状態の企画展に参加できない

夜公演
○ 昼公演をやっている間は企画展が空いている
○ 少なくとも「2回目以降」になるのでライブが盛り上がる
△ ライブの頃には疲れている

という感じになります。下の内容を読んで、自分に合った戦略を練ってもらえればと思います。

情報収集

その年のマジカルミライHPを参照し、少なくとも当日の注意事項などは見ておくようにしましょう。
クリエイターズマーケットに関しては行きたい人は是非誰が出展しているのか確認してみましょう。マジカルミライのクリエイターズマーケットは、他の即売会に比べてだいぶん参加しやすいので、一度足を運んでみることをお勧めします。

今年は後述のバケモノ企画が発表されたこともあり、個人的に内心大荒れでした。

なお、企画展ステージなど、ライブ・企画展とは別にチケットを取らないといけなかったり、当日整理券が必要なものなどもあるかと思いますので、参加したいな、とおもったらそちらもチェックしておきましょう。

事前準備① グッズ先行販売

2023年は公式グッズの先行販売が行われました。

例年会場での公式グッズ販売は混む上、売り切れが続出します。特にこだわりがない人は、ペンライトくらいをここで買っておくと精神衛生上良いかなと思います。
ちなみに個人の感想ですが、ペンライトは2本持ちの方が安定します。余裕があったら二本買いましょう。
なお、マジカルミライ公式ペンライト以外のペンライトは(光量の関係?で)持ち込みが難しいので、持っていくのであれば公式のものにしましょう。

事前準備② 当日に向けての準備

当日に向けて、自分が準備していったものは以下の通りです。

・座布団(待機列用)
・レジャーシート(待機列用)
・本(待機列での暇つぶし用)
・大量の水分(麦茶600mL×3本)
・パン、お菓子など

持っていかなかったもので、あった方がよかったなと思うものは帽子、または日傘。外で待機列を形成することもあるので、無いとかなりしんどい(というか命に関わる)と思います。あと「塩分チャージ」などあると良いかも。

逆にレジャーシートは使いませんでした。屋外待機だともう少し地面がよろしく無い状態であったかもしれないので、持っていくのに損はないと思います。そこまで嵩張らないですし。

なお、朝イチに行くのでなければここまでの装備は必要ありません。正直身一つで十分です。

事前準備③ その他

今回自分は利用しませんでしたが、ホテルなどをとると言う人もいると思います。会場周辺のホテルはすぐに埋まるので、早めに予約しておきましょう。
また、会場周辺でなくても、京葉線にさっさと乗れる場所であればそこまで問題にはならないと思いますし、待機列に行かなくていいのであれば尚更です。

また、有志による大規模オフ会も企画されることがあります。僕はこれも行きませんでしたが、雰囲気が良さそうだな、と思ったら参加するのも手でしょう。同好の士が見つかるのは良いことと思います。
自分はビビリなのでひっそりとTwitterのFFさんと会いました。こういう交流があるのもマジカルミライの楽しみです。

当日① 待機列編

待機列とは?

企画展に「開場する時に入りたい!」という人が並ぶ列です。
特に公式物販の一部のグッズは早々に売り切れるので、諸々の事情でここに並ぶ人はかなり多いです。
大阪では朝7時、東京では朝6時から形成がスタートします。形成前に会場へ行くのは絶対にやめましょう。色々と迷惑がかかります。

公式物販や体験の整理券に興味がなければ、ぶっちゃけ頑張ってここに並ぶ理由はありません。ではなぜ、今回自分がここに並んだかと言うと、件の「バケモノ企画」があったからです。

おそらくご存知かと思いますが、サークル「DREAMERS」の出展。これが今年の企画展最大の「特徴」だったと思います。Ayaseさん・ツミキさん・syudouさん・すりぃさんという超有名ボカロPがタッグを組むという、まさに夢の共演。特にAyaseさんは、そもそもが有名である上に、今年のテーマソングを担当している訳ですから、否が応でもボルテージは高まります。

結論から言うと、これを理由にして待機列に並ぶ必要はほぼありませんでした。運営も大変なことになるのをちゃんと理解していたので、列の流れもスムーズでしたし、少々並ぶことがあったとはいえ、買えないということも(少なくとも1日目は)ありませんでした。
ただ当日は東京初日だったこともあり、「何が起こるかわからんな」ということで待機列に行きました。体験としては楽しかったです。

待機列形成

自分の家は京葉線の始発には間に合わない場所にあったため、現地到着は6:25くらいになりました。
この時点では、人がまだ立っていて、ぞろぞろと歩いている状態。ここからだんだん人が詰められていき、「待機列」が形成されます。大体6:45くらいでしょうか。これができると腰を下ろすことができます。

最近は暑いので、待機列も屋内にできることが増えてきました。幕張会場では先頭の一部が屋内、あとは屋外、といった感じで、自分がぎりぎり屋内くらいでした。
今後参加者が増える中でどうなるかはわかりませんが、6:30までにつけばぎりぎり屋内、という感じだと思います。
屋内待機列は冷房がかかっていて結構快適でした。一方屋外は、この日が晴れていたこともありかなりしんどそうでした。水分などは容易に手に入る環境ではありましたが、帽子や日傘など、日射を遮るものは必須です。

この後はしばらく列が動かないので、開場30分前くらいまではフリーです。座布団などを置いておけば、買い物に行ったりトイレに行ったりしても、座っていた場所に入れてくれます。逆に周りの人が戻ってきた場合は通してあげましょう。
過ごし方は人それぞれで、自分はずっと本を読んでいましたが、友人と談笑する人、置いてある花を撮る人、プロセカをしている人など。
ぼっち参戦の人はここが暇ですが頑張りましょう。

また、周りの人やTwitterの知り合いなどなどと交流している人も目立ちました。Twitterでそれなりに活動していたり、他の人と絡んでいたりする場合は名刺などを用意すると良いと思います。

会場では、熱中症対策として運営が塩飴を配ってくれました。また、水の販売もあったので、水分が切れても補充できます。自動販売機もそれなりの台数ありましたし、会場にコンビニもあります。
また、公式物販の購入用紙も待機列で配布されていました。

周りの人がガサゴソしてるのでそわそわしてしまうかもしれませんが、列が動くまでは(回ってきたものを取って隣の人に回すこと以外)特にしないといけないことはないので、安心して暇を潰しましょう。

ちなみに周りを見た感じ、

・マジカルミライ関連の服(Tシャツ・はっぴ)
・その他ボカロ関連の服(含自分)
・「HERO」コンセプトの服

を着ている人が多かったです。特に今年のコンセプトは真似しやすいデザインだったために、それっぽい服を着ている人が多かった印象です。
後ぬいぐるみを持っている人も結構多かった。凝っている感じのドールとかもあってすごいな〜と思って見ていました。
この時「フルグラ」という単語がやたら聞こえてきますが、「フルグラ」は「フルグラフィック」の略。ミクの顔などがどんと印刷されたTシャツなどのことを指します。フルーツグラノーラではないです。念の為。

待機列解消

開場15〜30分前くらいになると、列が動き出し、より前に詰める「列整理」が行われます。
基本的にこの時間までに列に戻っていないと、最悪並び直しになります。特にトイレに関しては、最も近いトイレが並びすぎて入場制限がかかったりするので、早めに済ませておきましょう。

開場は1日目が10:00、2・3日目が9:00でした。よって1日目の方が待ち時間が少ないです。ただ並ぶ人の数は2・3日目(土・日)の方が多いらしい。怖いですね。

待機列が解消しだすと、割とするすると流れて入場ゲートにたどり着きます。
開場の時間になると拍手が起こります。謎の儀式ですがせっかくなので拍手しておきましょう。一体感があってなかなか楽しい。多分マジカルミライ固有のイベントではないはずです。

後はチケットを提示して入場するだけ。リストバンドと記念品をもらえます。リストバンドはなくすと再入場ができなくなるのでしっかりつけておきましょう。自分はこういうリストバンドが苦手なので一人で苦戦していました。

当日② 〜昼公演

展示会概要

「展示会」というと、美術館における展覧会のようなものが想像されますが、マジカルミライのそれは全く異なります。
どちらかといえば「〇〇博」のイメージ。幕張メッセ開催なこともあり、平べったい部屋にさまざまな出展や展示が立ち並んでいます。

・公式物販
・公式展示
・クリエイターズマーケット
・企業出展
・企画展ステージ

の5つがあるわけですが、企画展ステージを除けば特に仕切りもなく、大部屋にフラットな状態で立ち並んでいます。おそらくコミケもこんな感じなんでしょう。

リストバンドさえあれば出入りも自由。人もめちゃくちゃに多いわけではないので、予想していた過酷な光景ではありませんでした。安心。

クリエイターズマーケット

入場後、自分は真っ先にクリエイターズマーケットへ。
おそらく多くの人は公式物販、そして「ねんどろいど」でお馴染みの「グッドスマイルカンパニー(通称「グッスマ」)、あるいは整理券を配布するタイプの展示会に向かうと思われます。Twitterを見る限りその辺りが激混み(大行列)していました。

クリエイターズマーケットの開場は展示会の開場より一時間遅いので、ここでも少し待ちます。入場が10:30くらいになったので、待ち時間は30分くらいしかありませんでした。真っ先に行けば結構前の方に並べます。20人目くらいだったか。

どうなることかと思っていましたが完全に杞憂でした。DREAMERSのCDは無事に購入でき、ツミキさんに愛を伝えて当初の目的を果たしました。その後何度かクリエイターズマーケットを見ていましたが、DREAMERSの行列はよく流れていました。熟練の烈さばきを感じます。
なお、列ができるクリエイターさんは希で、多くのクリエイターさんはゆっくりお話をする時間もあります。逆にめちゃくちゃ並んでいたのはOmoiさん。あまり他の即売会で出展されないので、自分も会ってきました。『グリーンライツ・セレナーデ』いい曲だしね。1日目にはいらっしゃらなかったですが、ワンオポさんも並ぶんだろうな、と思います。

クリエイターズマーケットは空いている時間に何度かお邪魔して、『あの子ってね。』コンピ(あ子さん、ぐちりさん、メドミアさん、錦さん、シシドさん)のステッカーラリーにも参加させてもらいました。
残念ながらシシドさんはお休みでしたが、他の皆さんが気さくにお話ししてくださり、かつみんな仲が良さそうだったので(ブースも近かった)、とても良い空間だったなと思います。

ファン交流

マジカルミライではファン交流も盛んで、会場内でワイワイお話をされている方も多い印象でした。特に公式展示ブース近くには「コスプレ&コミュニケーションエリア」が設定されており、そこで写真を撮ったり名刺交換をしていたりする人々の姿が見られました。

自分は事前にTwitterでアポを取っていたフォロワーさん(相互さん)と、近所のスタバでお茶をさせていただきました。近くにはご飯を食べる場所もそれなりにあり、そういう意味で不自由しないかな、という感じです。幕張って便利ね。

実はボカロ好きという繋がりの人はほぼいなかったので、どういう感じになるかなかなか緊張していたのですが、とても良い人で助かりました。ありがとうございました。
過去のイベントのお話を伺ったり、「『砂の惑星』ってなんであんなに流行ったんでしょうね」みたいな話をしたり、普段できない話ができて楽しい空間でした。同好の士って素晴らしいなって。

もうちょっと自分のことを紹介できるコンテンツができたら他の人とも交流しやすそう。ブログバズらないかな……(不純)

フォロワーさんは昼公演に参加されるということで、12:30過ぎにお別れ。夜公演スタートまでの耐久が始まります。

当日③ 〜夜公演

展示会が空く時間

そもそも展示会で「混む」場所といえば

・公式物販
・カプセルトイコーナー
・クリエイターズマーケット
・一部の物販、体験コーナー

あたりです。ただし上の二つは「売り切れ」という概念があるので、目玉商品が売り切れるとやや沈静化されるようでした。
クリエイターズマーケットに関しては、混むところはずっと混んでいるし、空いているところはずっと空いている、という感じです。

ただし総じて人流の波が存在します。特に混んでいるのは「開場直後」と「昼公演終了直後」、空いているのは「昼公演開始直前」です。
昼公演中は基本的に空いている時間なのですが、14:00から企画展の当日券が販売されたため、それによってまた少し人出が戻る、といった感じでした。
また、昼公演終了直後は入場規制のようなものがかかり、ゲート前で一時待たされます。昼公演が終わる前に企画展に入っておくことをお勧めします。

公式物販

おおよそ5時間もあるので、展示会を色々回ることに。

まずは公式物販を覗きにいきました。先述の通りペンライトは既に買っていたので、ライブだしリストバンドぐらい買うか〜のノリで訪問。
この時間ではだいぶ空いており、ほぼノータイムで買えました。いい話。

ところで、幕張では企画展をやっている隣の部屋でライブを行なっているため、音がやや漏れますし、光っている感じも若干見えます。音に関しては注意深く聴かないとなんの曲かわからないくらいのものですが、一応ネタバレには気を付けてください。
この年については公式物販が最もライブ会場に近い場所にありました。

カプセルトイ&ワークショップ

カプセルトイは人気企画で売り切れも出るということで、昼公演が始まったくらいの空いている時間にささっと行ってきました。
色々あってなかなか楽しかったです。この時間には売り切れも出ていました。

ワークショップは、無料のものだけ覗いてきました。サインペンでうちわの塗り絵ができるというもので、企画展の中では数少ない「座れるスポット」になっています。休憩がてら立ち寄るのがおすすめです。
サインペンで塗り絵するのは難しかった。

公式展示

展示コーナーに関しても、他の場所と隔離されているわけではないので、特に意識的に見に行ったというよりは、通りがかった時に覗いた、という感覚でした。

目玉展示といえば、コンセプトスタイルのミク、通称「HEROちゃん」の等身大立像。ここはいつも人が写真を撮っていて、人気がうかがわされます。
また同じくらいの人気を誇っていたのが、チェリ子さんによるライブペイントでした。絵師さんを実際にお見かけすること自体がかなり珍しいことですが、絵師さんが実際に絵を描いている姿を拝めるという、ものすごいイベントです。

チェリ子さんといえば繊細な書き込みながら迫力のある絵を描かれる印象がありますが、絵のサイズが大きくなっていてもその魅力は健在。まさに神の手を見てきました。

物販とか

物販も一通り巡ってきました。物を買ったりするだけでなく、製品の体験やデモ、またTwitterをフォローするとノベルティがもらえるなど、結構色々あって楽しいです。
YAMAHAがデジタルサックスのデモ演奏をしているのを聴いたり、ニコニコ動画のブースでカードをもらったりしていました。

一個一個の商品もそうですが、「ボカロがこれだけのコラボをしてきてるんだな〜」と思うとなんか嬉しくなります。

とはいえ時間はやたらあるので、どうしても暇になります。
あと朝イチから活動しているので体力的にも辛い。上記しましたが会場内には座るところがあんまりないので、ずっと歩いているのもしんどいです。

海浜幕張〜幕張メッセ周りは商業施設もたくさんあるので、そちらでお茶をしたりごはんをたべたりなどするのが健全な暇の潰し方だと思います。会場は出入り自由ですし、周りの商業施設も非常に近いです。

幸運にもこの日はマジカルミライをやっていない方の会場(1〜8ホール)が使われていなかったので、そちらの建物の休憩所で持ってきたパンを貪ったり、当日追加されたプロセカの『HERO』をプレイしたりして時間を潰していました。『HERO』のMASTERがトリッキーで難儀しました。
この日は帰るまで持ってきたパン二つしか食べていなくて、だからと言ってお腹が空いてどうこう、みたいなことはなかったのですが、できればこういう空いた時間に外に出て、何か食べておくと良いと思います。

当日④ ライブ

ライブ会場へ

さて、ついに待ちに待ったライブです。
開場は開演の1時間前でしたが、開演45分くらい前に会場へ向かいました。一度会場に入ってしまったら外に出られないので、この時点でトイレを済ませておきましょう。会場のトイレは混んでますしね。

先ほどライブ開場は展示会の部屋の隣で行われている、と書きましたが、入口は裏手にあるため、ぐるっと回って入る必要があります。よって、思ったよりも時間がかかると考えて行動してください。
周りの人もライブ会場へ向かっていますので、その人々について行けばなんとかなると思われます。

中に入ると、パイプ椅子がたくさん並んでいます。自分は後ろの方でしたが中央部で、まあ悪くない席ではあったと思います。席番号を探すのにやや手間取りましたがなんとか見つかりました。

開演

開演前にはソワソワしてきます。

開演自体は、予定時刻(18:30)から少し遅れたのですが、18:30になると周りの人々が立ち始めます。この時に会場に流れている曲(おおよそはコンテストの準グランプリ曲)に合わせてみんながペンライトを振り始めるので、それに合わせて練習しておくと、ライブ本編でやりやすいです。

また、ライブ中はほぼノンストップで進行するため、タオルは首に巻いておくことを、水分は手の取りやすいところに配置しておくことをお勧めします。普通のライブだとMCやアーティストの給水があるため進行が止まったりしますが、相手はボーカロイドです。そのような隙はありません。

開演したら、好きなように楽しみましょう。
自分は号泣しすぎて最初の方まともにコールできませんでした。
本編の感想については別記事に載せようと思います。

終演後

終演後は割とスムーズに退出の合図がかかります。規制退場です。
みんなわらわらと海浜幕張駅に向かって歩いて行くので、人並みに乗って帰りましょう。規制退場のおかげで電車もそこまで混みません。

会場の裏手にやや歩きにくい道があるので注意。特に夜公演後は足元が暗くて見づらいです。

この後オフ会などに行かれる方もいるそうですが、自分の場合あまりにも疲れていました。でもそういうのも楽しそう。いつか行ってみたいですね。
あと海浜幕張駅の前でサックスを吹いている人がいて、この人はYAMAHAの敵なのだろうか味方なのだろうかと思いながら帰りました。

総評

「お祭り」って感じでとても楽しかったです。
ボーカロイドオンリーのイベントでここまでの規模感のものは他にないので、ぜひ足を運んでほしいなと思います。企画展もライブも、運営さんが非常に色々考えているんだなということが窺い知れました。
また、周りの人がみんなボカロ好きなのも良かった。あのライブの一体感はそう見られないなと思って楽しみました。満足です。

唯一課題に感じたのはめちゃくちゃ疲れたこと。特にライブ開演前は「ライブ中体力がもつか」をやや心配していました。ライブを昼公演にして、別の日に企画展をまわるとか、朝イチから並ばなくても(自分の場合は)良かったなと思いつつ。
複数日来ている人も結構いると思いますが、気持ちはだいぶ理解できました。ライブも複数公演行ったらそれも楽しそうだなと思ったり。

ボカロってすごいな、と思いました。


マジミラに関してはあと2本くらい記事を書こうかな〜と思っているので、良かったら読んでみてください。

またね。

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