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鹿苑寺金閣の変わらない美しさ!


先日30数年ぶりに鹿苑寺(ろくおんじ)、あの金色の舎利殿で有名な金閣寺へ行ってきました。

拝観券はお札になっています

清水寺と並んで京都屈指の観光スポットなので、インバウンドがひどくなってからは避けていたのですが、年始の観光時期が落ち着きほんの少し海外からの旅行者が減少する今なら!
と、意を決して行ってみたのです。
そんな大げさな!と思う方もいることでしょう。
でも今の京都、本当に人が多くてちょっと散策というだけでも時間と時期を考えてしまうほど。
タイミングを間違えるとえらい目にあうのです。
と、愚痴はこのくらいにして…。
ここからは、鹿苑寺の美しい景色を怒涛の如く紹介させてください!

舎利殿・金閣

まずは朝日に輝く金閣から。

朝日が当たって一段と輝いています!

鏡湖池の水面はとても静かで、リフレクションも美しい!

後ろの山々が借景となって広大な景色を見せてくれます

写真ではわかりにくいのですが、釈迦如来像や足利義満像が安置されている金閣初層の内部がおぼろげに見えて、ワクワクしました。

別方向から見た金閣。

正面から見た金閣とは趣が異なります
後光がさしているみたい!

鹿苑寺境内にある別の池・安民沢(あんみんたく)からみる「見返り金閣」も見逃せません。

ちょうど目の高さに三層が!

夕佳亭

鹿苑寺にはもう一つの見どころ「夕佳亭(ゆうかてい)」があります。

こちらの茶室から見る金閣の夕景はとても美しく、夕刻に見える金閣が佳いという意味で「夕佳亭」と名付けられたそうですよ。
茅葺の屋根が私好み!
夕佳亭の前には8代将軍・足利義政(慈照寺・銀閣寺を作った人)遺愛の手水鉢が置かれていました。

義政は鹿苑寺を作った義満をとても尊敬していたらしい。
だから金閣にもよくきていたのでしょうね。

その他の見どころ

鹿苑寺には、他にもいろいろと見ておくべきスポットがあります。
2025年京の冬の旅で特別公開される(2月8日からの公開)方丈とその前にある義満遺愛の「陸舟の松」

義満がお茶や手洗いに使ったと伝わる銀河泉に巖下水、美しい竹垣の金閣寺垣や龍門滝。

金閣寺垣

鏡湖池とはまた違った雰囲気が魅力の池・安民沢

拝観ルートの最後にある不動堂も良かったですよ。
ご本尊は弘法大師空海が作ったと伝わっている石不動明王。

いっきに庶民的な雰囲気になります!

不動堂の周辺には休憩所や御朱印所、お土産物店などがあります。

私も御朱印をいただき、帰路につきました。

舎利殿の御朱印

ゆっくりと拝観して1時間弱の滞在。
凛とたたずんでいる金閣はとても気高く、唯一無二の自身を誇っているように見えました。



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