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ふらっと立ち寄るのが好き♪ 美術館の楽しみ方⑦
「わかる/わからない」の視点で、アートに関わる話を、思いつくままつらつらと綴っています…。
今日は仕事で六本木に。時間がポコッとあいたので、美術館行きたいなぁということで、サントリー美術館に行ってきました。予約なしでも入れるところが今時ありがたいです。(予約前提でも混雑状況で当日に入場OKの美術館もありますので念のため)
開催中の展覧会は『日本美術の裏の裏』
サントリー美術館は昨年は『information or inspiration? 左脳と右脳でたのしむ日本の美』など、日本美術を超面白楽しく魅せてくれるので、大好きな美術館の一つです。事前情報、実はゼロでしたが、今回もとても印象的。
会場に入るとすぐに小さく水音が出向かえ。ゆらめく先にあるのが《青楓瀑布図》という滝の絵。「ほ~う、いかにもな感じでいいですねぇ」なんて思っていると、キャプションに「この絵をどこに飾ると素敵か、そこがどのような空間になるかと想像を広げるのも、古来培われてきた美術鑑賞の一つです」とのコメント。なるほど、展覧会のテーマは”鑑賞”かぁ。
「景色をさがす」「和歌でわかる」などなど、おやじギャグ好きの私が泣いて喜ぶような鑑賞方法教えていただき、とっても良い時間になりました。暇つぶし的な訪問でしたが、わからないものですよね。
気合を入れて予約して美術館に行くのも良いですが、こうしてふらっと立ち寄って、「おお、いいねぇ~」と気軽に楽しめるのも、また素敵です。まさに今回の展覧会の趣旨である「生活の中の美」の”愉しみ方”! 日常感覚が満載なのです。
*本展覧会は写真撮影OKでした