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とあるバンギャの備忘録12 人生のボーナスステージ突入

sukekiyoで、好きと好きのコラボが発表。
当時では考えられないコラボレーションです。
DIRを好きになってから、特にファンのお友達っていないのですが(以前から友達の方は除く)これ、ファンの間でも相当驚きがあったのではないかな??少なくとも私は驚きすぎてビビり散らかしました。

ところで私はDIR EN GREYが大好きですが、sukekiyoも大好きです。
女性目線の歌詞が多く、人の心の機微を繊細に表現してらして、曲自体も泣かせにきてるというか…DIRとは異なったアピールで、とても美しくて心に沁みます。
DIRではやれないことをsukekiyoでやられているのだろうなと思うのですが、対バンしたりRemixを名だたるアーティストの方が出かけたら、漆黒の儀やカメコ地獄があったり……
見ているこちらとしてはとても楽しいです。
DIRもsukekiyoも、最新が1番格好良いと思わせてくれるバンド。「こういうものが聞きたい」じゃなくて「何をやりたいのか聴きたい」と思わせてくれる。長いことバンドのファンをやっていますが、今一番自分がなりたかったファンの形に到達したのではないかと思っています。勿論そう思わせてくれるのはバンドの力があってこそなので、私は最高なバンドに出会うことができたなあと思っているわけです。
何度も言ってしまいますが、ここまで活動を続けていること自体が本当に奇跡のようなことで。メンバーや関係者は勿論、長年支え続けているファンの方にも大感謝ですよね。

そんなわけで私は京さんとキリトさんのコラボにわくわくしつつ、「これは今まで死なずに頑張って生きてきたご褒美だな」と思ったわけです。(※PIERROTの解散の記事参照)

この先起こることを知っているファンの方は、「いや、ご褒美続きすぎじゃない?」と思われるかもしれませんね。その通りです。2013年にDIR EN GREYと再会してから、私の人生はハイパーボーナスステージに突入しました。もはやこの時期にDIR EN GREYと再会したことすら運命のように感じる……。二つのバンドが大好きな状態で、アレに挑めたわけですから。

(結論、コラボのaftermathは、あまりにも耳が幸せになりました)

謎のカウントダウン〜PIERROT復活


さてそんなある日、私の耳に「謎のカウントダウンが始まった」というニュースが届きました。
すぐにサイトを見に行き、そわそわと毎日を過ごす中、友人たちとは「期待なんかしちゃいけない」「きっとコンプリートアルバム発売とかだよ…」なんて自分達を制していました。(ネガティブ)

「アルタ前」には直接行けなかったのですが、ありがたいことにライブ配信で見ることができました。ピエラーじゃない友人と、旦那と私の3人という謎のメンツでその時を待っていました。現地には東京在住の友人達が行っていて、皆でとにかくそわそわそわそわ。

カウントダウンが発表されてから、とにかく心を「無」にしていました。もちろん期待してないなかったと言えば嘘になりますが、期待した時に裏切られるのが怖すぎて。
(それで二人に付き添ってもらいました)

そして発表されました。

DICTATORS CIRCUS FINAL
2014.10.24 -I SAID 「HELLO」-
2014.10.25 -BIRTHDAY-

号泣

まさか、またPIERROTのライブは行ける日が来るだなんて、思ってもみませんでした。それほど唐突な終幕で、各々が精力的に活動していたから。
心の中に引っかかり続けていた「もうPIERROTのライブに行けない」という絶望。それがまさかこんな形で………。

というかここまで色々書いてきましたけど、私はまだマシな方だったんです。解散する前にライブは行けたから。私の友人達はライブに行けていなかった人たちも沢山いました。皆、嬉しくて泣いていました。Angeloに通ってる友人も、LM.Cに通っている友人も、泣いていました。

LAST SINGLE「HELLO」



私の家には「HELLO」のフライヤーが2枚ありました。1枚目は「New single」。2枚目は「Last single」。結局一度もライブで聴くことができなかった「HELLO」がライブタイトルに。
キリトソロのシンフォニックライブに行った時も思ったのですが、まるでこうなることが予想されていたかのようで(最新曲からFINALEまで遡るセトリ、最強でした)。
久しぶりに会う一言目が「HELLO」なわけですね(何言ってるかわからなくなってきた)

とにかく嬉しかった。
命に変えてもこの二日間だけは絶対に行く!!そう決意して期間限定FCにも入り、チケットも確保。

復活が発表されてから、不思議と今までずっと重かった心が軽くなっていました。また時計が動き始めるような予感を覚えつつ、解散後の特別な復活ライブという意識よりか、ただ単に次のライブを楽しみにしている状態というか…。

生きてさえいれば、こんなこともあるんだなあ。

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