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「決まらない会議」を「決まる会議」にするための3つのポイント

ご無沙汰しています。最近はstand.fmでいろいろと話してきましたが、久々にnoteも書いてみようと思います。

今回は「決まらない会議」を「決まる会議」にするための3つのルール、というテーマです。

僕は前職クックパッドにいたんですが、最初の頃は経営企画室に配属されていたんですね。そこで個人投資家向けIRを半年(これはうまくハマりませんでした)やった後、「社長のビジョンや思考の解像度を上げて社員にもわかりやすく伝えることで、組織力を底上げする」というミッションで半年いろいろなモデルを組んだり図解をしたり文章を書いたりしていました。

その後「経営会議室」というちょっと珍しいネーミングの部署が新設されて異動し、そこで「経営会議の質を高める」ことをミッションに、半年間仕事をしていました。主な仕事は、経営会議で話し合われる議題の質を上げること、そして経営会議で話す議論の質を上げること、さらには議論されたあとは、それを事業部やコーポレートなど各部署の部室長やリーダーを中心に伝えて実行をフォローする、というようなものでした。

この仕事の最も大きなポイントは3つで、

・経営陣の目に留まっていないけど経営課題として議論すべきことを見つけ出すこと
・「決まらない会議を決まるようにする」ということ
・議論の結論を、その背景を丁寧に説明しながら部室長やリーダーに伝えて実行しやすくすること

というものです。

今回はその中の一つである「決まらない会議」を「決まる会議」にする、という点に絞ってお話ししたいと思います。

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