迷走の如月
2月のスタッツ
あれ?もう3月だね。まぁ、それはいい。2月分もちゃんと記事を載せておこう。2月は結構しんどかった。祖母の四十九日で福島へ帰省したり、息子が高熱出したり。そんな中でも時間を見つけて打ったものの…。
あまりぱっとしなかった2月のスタッツをざっと紹介していくことにする。
四麻
本アカ
ずっと休止中で、間違えて予約してしまった時以外は打っていない本アカの四麻だったが、急に打ちたくなって今月1戦だけ玉の間を打った。結果は、たった3局でトビが発生して2着終了。Ptを増やして、原点からラス1回分は浮くことができた。
サブアカの玉の間がメチャクチャ好調だったので、変な自信が沸いてきて打った感じだったが…。
この後書くが、その後サブアカはボロボロに崩れるため、やっぱりもうちょっと本アカは寝かしておいた方が良さそう。
サブアカ
こちらは、月前半こそ調子が良かったものの、後半連ラスを何度も発生させるダメっぷり。何とかギリギリ耐えていたスタッツも、2月最終日に3連ラスを引いて、一気に崩壊してジ・エンドとなった。
2月は、なんか結構やる気が高く、ここ数か月ではありえないくらいの打数玉の間を打った。そして負けた。
これまでもそうだったのだが、大体打数をこなした月は負けている。
いや、負けている時に取り戻そうとして打数を増やすから、結果的にそういう相関が出来てるのか?どうなんだろうか。わからないが、とにかく、打数が少ない時はスタッツも良くて、打数が多い時はダメスタッツなのだ。もうそれは本当に如実だ。
結局、最終日の3ラスもそうなのだが、まだまだ自分のメンタルコントロールができていということに他ならない。
だって、こんなクソプッシュで放銃してしまったりしていたのだ。
ラス目とはいえ、ダマの1300点なんて、プッシュする価値も無いし、何より14sは危険過ぎる。捨てる時も、「かなり高確率で当たるな」と思いながらも、何故かオリれなかった。(何故だ!)こんな手は、7pの時点でベタオリすべきだし、これまでそうして来たはず。
最近かなり押し気味に打っていたので、ちょっとバランスを崩してるんだろうなと痛感した。親リーに子の愚形ダマ1300で押してはいけない。
敢えて晒して戒めとしたい。
ほかの要因でいうと、裏ドラ率がさすがに低すぎたせいで打点負けしてラスというのが正味何回かあった。その辺は不運だと思う。
だが、やっぱり放銃率だ。自分にとっては、10.61%は高すぎる。
単純にオリ気味に打つのはある意味簡単だ。押すべき手は押して、オリるべき場面ではきっちりオリる。それができないとダメだと改めて思った如月だった。
サンマ
サブアカ(王座)
2月の王座のスタッツはこちら。正直、全然打っていない。
打ちたい気持ちはありつつも、何となく2月は四麻を打ちたい日が多かったので、結果的にこのくらいの打数になった。
トータルでは1ラス分ダウンだが、トントンだとポイント的にはジリ貧のようだ。局収支が低いのかもしれない。なんにしても、もっと打たないと何もわからないが、過去2回の王座挑戦では何もできないままあっという間に降段してしまったので、しっかりと学びを得つつ、ちゃんと毎回牌譜検討をするつもりでじっくり打っていきたいと思う。
本アカ(金の間)
金の間の方の2月のスタッツはこちら。
降段寸前まで堕ちた後、急に風向きが変わって、原点付近まで一気に戻した。
1点強く意識したことがあって、それは基本に立ち戻って、『放銃を避ける』ということ。
結構最近はシャンテン押しをしていたが、好調時はそれで良くても、不調になると途端に物凄い勢いで咎められるようになった。そこで、やっぱり自分がこれまで打ってきたスタイルに立ち戻って、守備的に打つようにした。地蔵ラスは受け入れるという感じ。
そうしたら、ツキも噛み合ってPtがかえって来た。
正直、金の間で得られるものは少ないのだが、幾分か気楽にできることや、本アカのイベントクリアのためには丁度いいので、のんびりボチボチと焦らず続けて行こうと思う。
牌譜紹介
今月もちょっとだけ牌譜を紹介しておく。
まずはこちらから。
南3局でラス目で、終盤にチンイツイ一向聴。正直聴牌料でも欲しい所だが、どうするか。
ここではチンイツは諦めた。8mの危険度や、形聴だけならむしろ8m残しの方が良さそうな点など、冷静に考えれば1s一択だが、ちゃんと冷静に考えれて良かったというところ。
因みに、もし冷静で無かった場合は、対面の1sをポンしてチンイツ聴牌して3pで放銃エンドとなっていただろう。
ここを粘れたおかげでオーラスにラス回避することができた。我慢は大事。
次は牌譜は親での攻めの例
東場の親でこの手牌でどうする?
自分はかなりホンイツを意識して打5p。
結果は見事にはまって4000オール。
やっぱり親でそこそこいい手なら、決定打を作りにいかないとなと思う。
2900和了っても、決め手にならない。
次の牌譜は、親も無くなり、断ラスのラス前でゴミ配牌をもらったところ。
正直、マン直かハネツモじゃないとラス回避が難しそうだし、あと2局で2回和了なんて都合の良い話も無さそう。決めるなら1発でだ。なのにこんな配牌。よくある状況だけどしんどいよね…。
9巡目でどこから立直が来てもおかしくないのに、まだ愚形の多い2向聴。もちろん諦めないが、だいぶきつそう…。でも、ハネツモを狙って進めるしかない。
すると赤5pをツモり一気に手が高く、そして引き締まった。さて、そこで何を切るか。
普通は一向聴に取るために、2pか6mだ。だが、自分が狙いたいのはハネツモだ。ここで一向聴にとって、果たしてそれが叶うのか?と考えてしまった。
自分がこの半荘で一番避けたいのは、『ここでマンガンを和了ったにも関わらず結局ラスる』ことだった。正直、マンツモでは、オーラスにラス目で突入なので、圧倒的にラスる確率が高い。ここでマンガンを和了っても、ラス率がそこまで減らないのだ。体感7割くらいはラスりそう。
であれば、だ。この手はハネマンを狙った方が実はラス率は低いんじゃないだろうか。
そう思ってしまったので、自分はハネツモに邪魔な12mを落とすことにした。
そしたら、下図のようになって…
結果は僥倖のハネツモ成就。無事にラス回避することができた
正直、かなり結果論感があるのは分かっている。だが、辺3mと心中する気にはどうしてもならなかった。3mを先に入れて、さらにツモって裏条件は、とてもじゃないが無理だと思った。であれば三色か一通かドラを加えての立直の方が良いだろうと。三色や一通を考えれば、4m、5m、7m、8m、1p、2p、3pどれも嬉しく、どうせラス濃厚なことを考えれば、トライする価値が高いだろうと。ここでとりあえずマンガンを和了って、オーラスにかける!というのは、思考停止ではなかろうか。先送りせずにこの局でラス回避を成すことを考える、というのはとても大事だと思った。
麻雀は、最終的には意志のゲームであって欲しいしね。
最後は最近の打ち方に関する牌譜。
南場の親で、ライバルからの立直を受けた場面。
以前の自分(本アカで打ってた頃)の打ち方だと、ここはもう店じまいでベタオリするところだ。
しかし、サブアカでは、『親ではシャンテン押しもする!』と決めている。
親は放銃してもツモられてもそこまで点差が変わらないからだ。
特に、今回のような点数状況ならなおさら押した方が得だと思う。
ということで、無筋をバンバン押してのみ手を和了w
トップに立ってさらには2①本場でラス目の立直を受けた場面でも…。決定打で決めようとごり押しw
まぁ、南だけは止めようと思っていたが、この点差ならアリ寄りだと思う。結果、下家がトビで、100点差でトップ。
今のところ親で押すようにしていることの弊害は特にみられていない。和了率と局収支が上昇して、トップが本アカよりも増えているが、放銃率はそれほど上がっていない。(放銃率10%未満)
なので、しばらくはこれでやってみようと思う。
今回の牌譜はこんなところで。
おわりに
2月は頑張って打数を打ったのにPtは減る始末で、「俺はなんて無駄な時間を…」と思ってしまうが、まぁ自業自得。まだ豪3で傷は浅かったし、改めてオリを受け入れることの重要性も再認識できた。
それよりも、2月の健康診断で特に何も無かったのがホントに嬉しい。Ptなんかよりも健康第一!
そもそもがQOL向上のための麻雀。段位戦のストレスで体調に支障をきたしたりしないようにするのだ。
そんなところで、ではまた。
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