yuuu著『生活をちょっと便利にするIoTボタンのつくりかた』 技術書典16 2024年5月25日
■本記事の趣旨
技術書などある程度の効果を期待できる書籍も読者が個々にやった内容や書籍の感想が著者と読者間でクローズしてしまうのはもったいないと思い、どんな感じだろうというお世話になった本を宣伝したいという趣旨もかねて書いています。著者の著作権を害さないようできる限り具体的な内容は避けているため、すでに購読済みの方との躓いたところの共有やまだ購入されてない方に買ってみようかなという気持ちになってもらえたらと思っています。以下に技術書典のリンクを掲載していますので、ご興味がわいた方はぜひご購入ください♪
■参考図書
■章構成
4章構成全45頁
1.ボタンをつくる
2.LINEに通知する
3.家電を操作する
4.アイデア集
■別途用意するもの
1.M5StampC3Mate
2.USB Type-C Cable
3.PC
4.開発環境(該当書籍では、ArduinoIDE使用)
5.Wi-Fi環境
6.GitHubアカウント(本書のサポートサイトで使用)
7.AWSアカウント
AWS マネジメントコンソールの無料アカウント
※登録時にクレジットカード情報が必要だが無料枠であればチャージはされない。
第1章 ボタンをつくる
■手順
1.開発環境のインストール
2.プログラム転送のためのドライバの設定・インストール
3.本件で使用するライブラリのインストール
※インストールするライブラリ名と動作確認バージョンを合わせること
環境設定はダウンロードやインストールに時間を要する。
また手順についても指定のリンク先にある手順に沿って行えばよいが文字を読むのが苦手という方はまとまった時間に落ち着いて行うことをおすすめします。
4.AWS無料アカウントの作成
5.各種データのダウンロード
6.GitHubアカウントの作成
7.サポートサイトからGitHubリポジトリをclone
https://qiita.com/keisukesan/items/ee6388e18a96979d1c92
■前提知識 GitHub
GitHubの知識が必要。
1.Gitのインストール
https://git-scm.com/download/win
※インストール時にあれこれ確認されるがいったん初期設定のまま進めてインストールを完成させる。
2.cmdからのgitログインとローカルレポジトリへのclone
※私は以下の方法でcloneを作成。
C:\Users\xxxx\Documents\GitHub>gh auth login
? What account do you want to log into? GitHub.com
? What is your preferred protocol for Git operations on this host? HTTPS
? Authenticate Git with your GitHub credentials? Yes
? How would you like to authenticate GitHub CLI? Login with a web browser
! First copy your one-time code: xxxx-xxxx
Press Enter to open github.com in your browser...
✓ Authentication complete.
- gh config set -h github.com git_protocol https
✓ Configured git protocol
✓ Logged in as xxxxxxxx
C:\Users\kyeon\Documents\GitHub>gh repo clone yuuu/iot_button_book_site
■前提知識 テキストエディターと開発環境
テキストエディターを用意。スケッチはArduinoIDEで編集するが、ヘッダーファイル等の編集で使う。私はvscodeを使いました。
1.テキストエディターのインストール
■手順 続き
9.ヘッダーファイルの編集
10.ArduinoIDEとIoTデバイスの接続設定
11.スケッチの編集
12.書き込み
13.動作確認
LED 黄色く店頭するはずがしない
Wi-Fi アクセスポイントとしてIoTデバイスは認識
14.IoTデバイスにWi-Fi接続する
専用のブラウザが開くので、Configure Wi-Fiでつなぎたいアクセスポイントを設定する。
15.AWSにてクラウド連携の設定
AWS上でIoTデバイスのボタンを押してメッセージを送信するまでのところまで進んだ。各種インストールや不具合による要因の検索・やり直し等で合計4時間30分かかった。全くの素人のためこれだけ時間をかけてしまったけど、もう少し慣れている方はそれほど時間をかけることはないと思います。
なぜなら
”ほとんどのコードはすでに書き終えているから”
これほどありがたいことはない😊
知識ゼロから始めると少しストレスは感じるかもしれないが、まずは記載されているコードの完全な理解はしなくても動くことを確認するだけでも楽しいと思えます。
本書は全45頁ですがところどころブログやメーカーサイトへの遷移もあるため実際に読む分量は増えます。ですが細かいことは気にしないで動くことを確認するだけでもいいと思いました。
お前何もしてへんやろ!というツッコミやマサカリが飛び交いそうなので自己満足に浸りながら今回の締めに入りたいと思います。
■振り返り
▼エラー
1.IoTデバイスのLEDが光らない →デバイスの問題?
2.IoTデバイスのWi-Fi設定で何度か接続が切れた →USBケーブルの問題?
▽技術的な面について
1.GitHubの知識はつけた方がよい →ZIPファイルで落とすことも可能
2.いくつかアカウントを作成したりする手間がある →クラウド連携でIoTをしたい場合に必要最低限の環境なのでこの機会にれっつとらい!
3.ネットワーク接続上の基礎知識が必要である →セキュリティ面の問題があるが個人利用であれば一旦は気にしない
次の第2章はついにLINEに通知する過程をやります。
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