遠隔コミュニケーションが普及して感じる懐かしさ
突然脳裏に蘇った記憶
zoomやMS Teamsなどオンラインミーティング用のツールが急速に普及し、仕事だけでなく飲み会もオンラインで行われるようになってきている。時代は一気に進んだなぁって思っていたのだが、ふと思い出したのは2003年頃(当時、大学2年)のこと。
家に帰ったらパソコンの電源をつけ
MSN Messengerを起動
親しい友人がいれば話しかけ
どうでもいい、たわいもない話
気づくと日付はかわって
外が明るくなる日も少なくなかった
マイクロソフトのリアルタイムストラテジーゲーム「Age of Empiresシリーズ」に熱中していたのだが、友人同士でチーム戦をやるときは作戦会議を文字を打って行なうのは辛く、音声でコミュニケーションを取れるツールを探したのがこの頃である。
この時に目をつけたのがSkype
Skypeとの思い出
週刊アスキーを読んでいたらSkype β版がリリースという記事を見つけ、仲間内で入れあった。遅延や強制切断など品質に難はあったがSkypeはあっという間にオンラインゲームでは必須ツールに。
いつの間にかゲーム用のツールから日常生活までSkypeは欠かせなくなっていた。
家に帰ったらパソコンの電源をつけ
MSN Messengerを起動
仲のいい友人同士はSkypeをつなぐ
たわいもない話をしたり、ゲームしたり
会話がなくても無言のまま
ヘッドセットをつけたまま寝落ちして
寝息が聞こえてくる友達も
一つ屋根の下でオールをしている感覚と似ていた
Skypeがマイクロソフトに買収されて、必需品だった2つが一緒に。自分たちは歴史を先取りしていたのだろうか。
いま感じること
非常事態宣言が出て、半強制的に在宅ワークへシフトした人も増えたが不慣れなオンラインミーティング疲れを感じている人も多い様子。カメラがあると画面に写っていないといけないとか、マイクがオンだと気が抜けないとか。
リモートとなり、変わったのは場所だけのはずなのに。
いままでの○○さんーって声をかけるだけのことが「○○さんに接続する」っていう操作を介すことで敷居が高くなっているのかも。
『離れていても存在を身近に感じる』
主要キャリアでは5G通信もサービスインし、xRを使ったコミュニケーション技術も普及しつつある。コロナウィルスの影響は、この分野の普及を急加速させていくことは間違いないだろう。
いまは大変な時期であるが、この騒ぎが落ち着いた時にあるICTの普及具合には少し期待している。
そんなことを思ってると同時に、確実に時代は進んでいるんだけど、どこか懐かしさを感じた今日この頃でした。