男性看護師の人間関係 師長編その1
前回まで、私以外の常勤看護師が勤務や休み希望を異常なほど出してくる状態が1年ほど続いている所まで紹介しました。
今回はその続きです。
私が今のクリニックで働くようになり3年ほど経過した時に、前院長と看護師長が第一線を退く方向でと職員に話がありました。
そして、新たな看護師長を私にしてほしいと打診がありました。
あまり役職には興味はありませんでしたが、やってることは似たような事を既にしているので別にいいかと引き受けました。
その頃の話になりますが、20年以上勤務してくれていたパートの看護師さんが、来年の誕生日で65歳を迎えるので定年退職をしたいという事になりました。
元々、そのようなプランで生きている事は聞いていたので快く受け入れました。
そんな時、常勤看護師が院長に退職を申し出たと聞きました。
その看護師も20年近くクリニックにお世話になっている方なのにこのタイミングでと正直思いました。
辞めるタイミングは、ベテラン看護師さんが退職した後にという事でした。
しかし、私にとっては片腕として働いてくれる存在とは真逆の方だったので、それなら新しい方を雇ってもらい心機一転を図る方がいいかと院長とも話をしていました。
そして、新しい常勤看護師を募集し始めました。
最初に制限付きのパート希望で1人応募があり、私と前看護師長とで面接をしました。
(前看護師長は、外来の第一線からは退きましたが、経営の方ではしばらく残るとのことで人事系は担当していました。)
今回の募集は常勤看護師を雇う事が目的でしたが、前看護師長が感じがいいからとあっという間に採用の連絡をしていました。
元々、少ない人数だったので問題ありませんでしたが、「相談してよ」とは思いました。
その後しばらく間があいてから常勤看護師とし就職希望の方が2名応募してきました。
40歳代の正看護師
50歳の准看護師
面接後どちらの方に来てもらってもいいかなと話をしていましたが、正看護師と准看護師という事だったので私は正看護師の方をお願いしますと前看護師長に伝えました。
前看護師長は、准看護師の方にお断りの連絡を入れましたが、その際のやり取りでなぜか意気投合してしまい、結局、准看護師の方も雇う事になりました。(笑)
当院でのベテランが2名退職しますが、新たな職員を加え新体制で頑張っていこうと気持ちを切り替えましたが、あるあるな事が起きました。
3人が入職してから1週間経過し、翌週から准看護師の方が仕事に来ませんでした。
体調を崩したのか
当院が合わなかったのか
何かトラブルにでも巻き込まれたのか
電話やLINEで連絡を入れましたが音信不通でした。
1人暮らしの方だと言っていたので、周りのスタッフからも心配の声があり、どうしようかと考えていました。
「連絡ください、心配なので今から家にいきます。」とLINEで送れば、画面に表示されるだろうと考え送信したら秒で返事が返ってきました。
結局のところ合わなかったとの事で、そのまま退職する形になりましたが、50歳なら社会人としての立ち振る舞いをしてほしいと思いました。
その1ヶ月後、更に予想だにしない出来事が起こりました。
続きは次回に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?