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ボみキメラの感想

※ボカロみんはや民(以下、ボみ民)の内輪ネタを含みます

創作に挑戦するなら、未経験者でも参加できる企画に参加表明するとよい

5W1H+Then状況説明

Who(誰が) | 筆者が
When(いつ) | 1年前(2022年4月)
Where(どこで) | null
Why(なぜ) | 創作したいが経験がなかったので
What(何を) | ボみ民の合作企画「QhimerA」(以下、ボみキメラ)に
How(どのように) | 参加表明した
Then(どうなった) | 創作を通して動画編集のスキルが身についた

前提条件

  • 筆者はボカロを小学生の頃から聴いており、音楽を創作することに憧れを抱いていた。ボカロ動画に関わることを目標に作曲やイラストの勉強に手をつけたり、バンドサークルでキーボードを演奏したりしたが長続きせず、社会人になっても特にスキルは身につかなかった。これまでに一次創作をしたことはない。

  • 「ボみキメラ」という企画は「ボみ民でチームになって音楽をつくろう!」という合作企画であり、未経験者の参加も可能だった。

なぜやってよかったのか

  • 「楽曲制作に携わりたい」という夢を叶えることができた

  • 消費者でしかなかった自分が、初めて創作者の立場に回れた

  • 動画編集を学ぶきっかけとなり、少しずつスキルを身につけられた

  • 「作品を完成させる喜び」を体験することができた

  • チームメンバーとの交流を通して、信頼関係が生まれた

やらなかったらどうなっていたか

  • 創作のきっかけを得られず、娯楽を消費するだけの毎日を過ごしていた

  • 「自分には何の能力もない」というコンプレックスに囚われていた

備考

以下が本編である。


動画制作の話

概要

2022年4月、しぐ と こうていも の2人によって、「ボみキメラ」の実施が宣言された。創作をしたいボみ民たちがチームに分かれて楽曲制作を行うプロジェクトである。参加メンバーはスキルに応じて楽曲・調声・イラスト・動画・楽器・歌・その他のいずれかの担当になり、いくつかの班に分かれて動画制作を進める。
なお、この企画はボカロコンピアルバム「キメラ」のリスペクト企画である。「キメラ」に倣い、楽曲は作曲者2名の合作という形を取る。

逡巡する筆者

そういうわけで、筆者も参加表明した。
集まったボみ民は約50名。筆者は特にスキルがなかったが、動画なら今から勉強すればなんとかなるだろうと思い、動画担当に立候補した。こういうのは勢いが大事である。

創作開始

紆余曲折を経て班(チーム)が決定し、筆者はA班に配属された。
以下、A班のイカれたメンバーを紹介する。

nogi:作曲担当①。気鋭のボカロP。5桁再生を複数持ち、それなりに名前も知られている。仕事が速い。
硝子:作曲担当②。一緒にクイズ大会「ボカクイ」を主催した友人。作曲経験はほぼないという。実は怖くない。
食べ物:イラスト担当。頭身低めのかわいいキャラ絵が得意。遅刻癖があり、頻繁に謝っている。
星兎(ほしうさ):歌担当。歌い手としても活動している。メルヘンな名前に似合ったかわいい歌声を持つ。語尾に「です…!」をつけるのが特徴(?)。

8月から制作スタート。
班専用サーバー設立から2時間後、nogi大先生から音源が送られた。
星兎ちゃんが歌うことを想定して作詞作曲を大まかに済ませていたらしい。

仕事が速すぎる

5日後には硝子も仮音源をアップ。
作曲の2人でいろいろやり取りしていたらしいが、特に関わっていないので省略。そこからnogi大先生が編曲を行い……

やった~

2022年11月時点で楽曲はほぼ完成。作曲担当の仕事が大変早くて助かった~

ここからはイラスト担当の食べ物と、動画担当の筆者の仕事である。
12月上旬にラフが完成し、それに伴い動画制作を開始した。

幸運なことに、筆者にはAdobeのアカウント(社用)があり、これを自宅PCで使うことができるので、なんとAdobeの有料ソフトが使える。これがかなり大きかった。

After Effectsの画面

ラフが完成するまでは、YouTubeでAfter Effectsのアニメーション制作講座をいろいろ見て、勉強を始めていた。
「こんなアニメーションを作ってみましょう」的な動画を見ながらそのまんま真似して操作を覚えた。やっぱり基本は大事だね……特にTORAERAやサンゼにお世話になった。

がんばるぞ

やるからには本気で動画制作をしたいが、いかんせん未経験のため時間がかかってしまう。あっという間に12月になってしまい、もう残り1か月しかない(詳細は後述)!!!助けて~~~~~~~~~

テッテテー \AEJuice~~~~~!/

通常8412ドル(111万円)のところ98%OFFで149ドル!バカなのか?

テキストアニメーションとかエフェクトとかトランジションとかが大量に収録されているので、これを使えばそれっぽい動画を手軽に作ることができる。迷った末に購入。クーポンを使って119ドル(1万6000円くらい)。これは必要な課金だった。

(※この数日後、〆切が12月末から4月3日に延期された)

その後はちまちまアニメーションをつけていく地道な作業。
動画制作ってこういう地味な苦労が多いんだなあ。でも楽しいね。

2月末、食べ物から完成イラストが送られてきた。このあたりから本腰を入れて動画制作を進めることに。

この人はいつも謝っている

あまり細かいところを多く語ってもしょうがないので、割愛。
(というか、早くnoteを公開したくてしょうがない)

ものの名前がわからない……
妙案
ネタツイのダシにされた

班員にたくさんアドバイスをもらい、演出の参考とすることができた。特にnogi大先生はボカロMVにも詳しくて、的確な助言を与えてくれるので本当にありがたい……ありがとうございます……

いろいろあって、完成

結局動画を納品したのは投稿当日(2023/4/3)の0時すぎだった。
ギリギリになってしまったのは反省。
とにかく、無事に終わってよかった……!

本人からありがたいおつうさ

星兎版

初音ミク版

最後に、平凡な感想

いろいろ反省すべき点もありましたが、参加してよかったです。長年の夢を叶えることができました。
主催のお二人、班員のみんな、聴いてくださったみなさん、本当にありがとうございます。いい経験ができました!

おつうさです…!


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