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10月16日 -2

映画を観たら意識が混濁した。死者の影が横切ったり、ラストシーンでも時の軸がずらされていたせいか。映画は素晴らしかった。

ほろほろ出てくる自分の記憶と、夢の記憶の区別がつかない。夢であったことなのか、生身の身体が感じたことなのかわからない。毎日の夢があまりに長くあまりに生々しいせいでもある。
不安でもあり、おもしろくもある。
夜にみる夢がほんとうでないと誰が言い切れるだろう。


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