初心者向けモンハンRISE指南・知識編3: 武具の強化

概要

 武器・防具をきちんと整備することは高効率に狩りを進めるうえで重要な事項です。しかし、序盤においては何を優先して作成すべきか混乱すると思います。様々な素材がそろっていない序盤では、とにもかくにも物理攻撃力、防御力を高めることを優先することをお勧めします。また、武器・防具生産においては様々な素材が必要になります。自分がどんな素材が必要で、どのようにして手に入れるべきなのかを考えながら狩猟しましょう。

プレイヤースキルだけでは生き残れない

 狩りで生き残り、効率的な狩りをするには武具の強化が必要です。モンスターハンターにおいて、プレイヤースキルだけで相手の攻撃から生存して相手を叩きのめすには、プレイヤースキルの上達だけではかなりの無理があります。例えば、防具を強化しなければ相手の攻撃一度で瀕死になり、回復に時間を使いますし、武器が強化されていなければ時間内に倒しきることができないかもしれません。モンスターハンターにおいて、適切に武具を強化することもまた非常に重要な事項です。

武器強化の基本: 大抵は生産不可

 多くの武器は生産できず、基本となる弱い武器をちょっとずつ強化して強い武器にしていきます。どのような武器が該当するかというと、武器生産・強化の「派生図(樹形図みたいなやつ)」のアイコンのうち、金づちのマークがついていない武器すべてです。ほとんどが強化です。生産した弱い武器を、モンスターの素材を使って強化していきます。巻き戻しも可能ですが、それを気にするのはかなり後でしょう。

最初は物理攻撃力優先

 はじめは物理攻撃力優先で武器を作っていきましょう。最終的には、武器種や相手のモンスターに応じて適切な属性の武器を担いでいくことになるとは思います。しかしながら、初期は様々な武器を同時に強化していくのは素材集めの観点から困難を生じ、せいぜい1~3個の武器を派生させていくのがやっとのはずです。それゆえ、クエストをこなしていくことが優先ならば、ひとまず物理攻撃力を優先して武器を強化していってください。武器強化が楽しくて素材集めが苦でないなら、それはそれで問題ありません。

武器毎の個性

 同じ攻撃力の武器があったら、その武器が持つ個性に着目してください。それによって使用感が大きくことなる場合があります。

 まず考えるべき事項は切れ味でしょう。これは近接武器において、特に、攻撃頻度が高く、切れ味ゲージの消費の激しい片手剣や双剣で重要になります。切れ味は少し威力に補正を与えるので、よい切れ味の武器は悪い切れ味の武器よりも威力が高くなります。また、肉質の固い部位に切れ味が悪い武器で攻撃しようとすると「弾かれモーション」が発生して攻撃が弾かれ、大きな隙をさらし、なおかつ連携が途切れます(ダメージは一応通りますが、そのような箇所への攻撃は大抵大したダメージになりません; 弾かれ無効な攻撃も存在するには存在しますが、ここでは割愛します)。それゆえ、切れ味が良い武器、具体的には、序盤でいうと「緑色のゲージが長い武器」がより良いを言えるでしょう。

 ガンナーにおいては扱える弾・矢の種類は立ち回りを変える大きな事項です。弾・矢は種類に応じて保つべき距離が異なるため、立ち回りに大きく影響します。例えば、散弾は近接武器くらいの間合いで扱い、貫通弾はかなり距離をとって撃つ必要があります。それゆえ、序盤の小柄なモンスター相手では散弾を扱えるボウガンを、大柄なモンスターと対峙する後半は貫通弾を扱えるボウガンが良いでしょう。

 次に気にするべきは防御力ボーナスです。一部の武器にはなぜか防御力はボーナスで追加されており、その武器を装備するだけで若干防御力が上がります。特にデメリットもなく、また考えるべきこととしては非常に単純(数値が高ければよい)ので、防御力が心もとない場合は意識して防御力ボーナスの高い武器を選びましょう。

 次は会心率です。会心とは、一定確率で攻撃力が1.25倍になる、所謂「クリティカル」、「会心の一撃」、「急所」のようなものです(注: ガンナーの適正距離、所謂「クリティカル距離」とは異なる概念です)。武器に固有の値のほか、スキル「見切り」で上げることが可能です。攻撃力期待値は以下の式で算出可能です。
  攻撃力期待値 = 武器の攻撃力 × (1 + 会心率 × 0.25)
また、負の会心率を持つ武器も存在し、そのような武器は「マイナス会心」が発生します。その場合には普段の0.75倍の威力の攻撃になってしまいます。上式に負の値を入れることで同様に期待値の計算ができます。  

 武器種によっては切れ味など以外にも様々な特性があり、そのどれを選ぶかは個々人の好みと狩猟スタイルに依存します。例えば、ガンランスは各武器ごとに砲撃のタイプとLv(強さ)が異なります。それゆえ、同じ攻撃力でも各武器によって大きく異なります。例えば、拡散型は強力で範囲も広いですが、装填数が少ないため、砲撃を多用してリロードを手間に感じている人は向かないかもしれません。その他の武器種特有の個性を以下に列挙します。
ガンランス: 砲撃のタイプ、Lv
狩猟笛: 演奏可能な旋律
スラッシュアックス: 装填ビン
チャージアックス: 装填ビン
(猟虫): 攻撃属性、猟虫ボーナス、体力、攻撃力、移動速度
ボウガン全般: ブレ、反動、リロード速度、移動しながら撃てる弾、移動しながら装填できる弾、特殊弾
ライトボウガン: 速射可能な弾の種類
ヘビィボウガン: 自動装填される弾の種類
: 曲射のタイプ、装填可能なビンの種類

防具強化の基本: 時折生産しなおし、最大まで強化

 防具は各々の防具を生産し、それを鎧玉で強化することによって防御力を上げます。防具には派生がないため生産しかありません。今作においてシリーズスキルは大した効果がないため、全身を1シリーズで埋める必要性はかなり薄いです。シリーズは気にせず作りましょう。防具を作ったあとは鎧玉でそれを強化し、防御力を底上げします。防御力以外は変わりません。鎧玉はクエスト報酬でもらえるほか、フリーサイドクエストで手に入ります。フリーサイドクエストは常に受注しましょう。

 また、防具は時折生産しなおして、防御力を少しずつ上げましょう。防具は鎧玉で強化でき、なおかつその強化段階はストーリー進行とともに徐々に解放されますが、基本的に「RARE」度の高い防具を用いるほうが、最大強化までされたときの防御力が高くなります。それゆえ、同じ防具をずっと強化し続けながら使用するよりも、時折新しく生産して更新し、それを最大まで強化するほうが防御力が上がります。生産できそうな防具があれば更新しておきましょう。

防具のスキルと属性耐久値は序盤では気にしない

 また、防具にはスキル・属性耐久値がありますが、これは序盤のうちは特に気にしなくても大丈夫です。スキルは各防具ごとに付与されており、防具を装備するとスキルポイントに応じた効果が発現します。しかしながら、序盤でこれを気にする必要はありません。なぜなら、上記の通り防具を何度も更新しなければならないため、スキルを気にして防具を生産しても、またすぐに防具を入れ替えなければなりません。属性耐久値も同様です。属性耐久値も防具ごとに設定されています。これが極端に大きい負の数だと、相手の属性攻撃(例えば、フルフルの電気攻撃)のダメージが大きくなりますが、シリーズ一式そろえない限りはそのようなことにはあまりなりません。それに加え、やはり頻繁に装備を入れ替えるため、気にして作ってもまた考え直しの必要が出てきてしまいます。それゆえ、序盤はこれらは気にせず、上位の最終段階になるときに気にし始めましょう。気になるならば、生存系のスキル(防御、精霊の加護)、火力増強(攻撃、見切りなど)などがどの武器種でも腐らないのでお勧めです。逆に抜刀術や通常弾強化などは武器種を選びます。

素材集め

 武器・防具の生産には素材が必要です。これはモンスターからの剥ぎ取り素材、鉱石、骨が中心で、時折チケットや交易で手に入るアイテムを使用するものもあります。入手で気を揉むのがモンスターの素材でしょう。基本的には対象のモンスターを狩って、剥ぎ取りやクエスト報酬で手に入れます。

 しかしながら留意すべきなのは、特定の素材は剥ぎ取りではでない、あるいは滅多に出ないというものがあります。分かり易いのは尻尾です。これは尻尾剥ぎ取りによって高確率で入手できますが、本体からの剥ぎ取りではほとんど手に入りません。そのほか、部位破壊報酬、捕獲報酬、落とし物などで手に入れる必要がある素材も数多く存在します。ハンターノートで確認できます。やみくもに何度も狩るのではなく、自分が何をしないといけないのか(捕獲、特定箇所の部位破壊、落とし物の誘発など)を把握してから臨みましょう。時には立ち回りも変える必要があるでしょう。

まとめ

・武器は序盤は物理攻撃力を気にして生産・強化しましょう。
・切れ味など、武器毎の特性を気にしましょう。
・防具は序盤は防御力を優先しましょう。
・武器、防具の属性値やスキルは後半になってから気にすることをお勧めします。
・必要な素材をどのように手に入れるかを意識して狩りに臨みましょう。

 


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