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着物の柄には意味があるってご存知ですか?

今、子供達に人気の『鬼滅の刃』。
我が家の子供も好きで、
主題歌をよく聞いていたり、
関連のYouTube動画を見ていたりします。

最初は、なぜこんな怖いお話を
子供達が好きになるのかなぁと
不思議で仕方なかったのですが、

我が子の場合、
兄のピンチの時だけ強くなる
鬼になってしまった
主人公の妹にひかれたようです。

あと、必死にその妹を守り、
人間に戻そうとする主人公。
その兄妹の絆が、
ひとりっ子には惹かれるのかなぁと
様子を見ていて感じました。


さて、この人気に伴って
ハンドメイド業界では、
キャラクターが着ている
服の柄と同じ生地の子供用マスクが
出回るようになりました☺️

この柄、
日本で昔から使われていたもので
それぞれ意味があるってご存知ですか?

主人公が着ている柄は、
『市松模様』。
柄が途切れることなく続くことから
『繁栄』の意味が込められています。
そこから、
子孫繁栄、
事業拡大などの
縁起の良い柄として
永く好まれていたそうです。

主人公の妹が着ている柄は
『麻の葉模様』
成長が早く、
ぐんぐん真っ直ぐ伸びる
麻の葉にちなんで
健やかに成長しますようにと
魔除けの意味もあったこの柄を、
子供の産着や、服に使ったそうです。

昔は、
病気や怪我などで亡くなる事も多く
今のように産まれた子供が
皆、健やかに大人になれる訳ではなかった。
だから、無事に育って欲しいという親の祈りが込められているのですね。

他にも、
『亀甲柄』や、『青海波』、『鱗模様』など
柄の数ほど先人達の祈りがあるのだなぁと、
『大切な人を想う気持ち』は
時代を超えて、同じなのだなぁと思いました。
そして、昔は今よりずっと
人は自然と共にあったんですね。



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