ももクロ春の一大事はなぜこんなにもいいイベントなのか。 / #キャロのひとりごと 1

なんとなく、自分の今の思いを残しておきたかったので綴ります。

自分の何かを好きな気持ちだけで誰かの役に立ててしまいました。そんな嘘のような本当のお話です。

春の一大事、亀岡という素敵な土地で開催していただき本当にありがとうございました!


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僕は、オタクです。


オタクという言葉。
推しの文化ができ、オタクという言葉はかなり近代世間的に使用されることが増えてきた単語だと思います。

しかし、僕自身もそうですが、
ついつい「オタク」であることに卑屈に捉えてしまうことが多いなと思います。

ネタで自分のことキモいって言って、自分の好きな気持ちを誤魔化したりしちゃったりするのは、その現れかなと思ったりしています。



過去にオタクを明かした時に、理解をされなかった経験や
自分自身がオタクになる前にオタクをキモいと思っていた過去があったり、

そんな過去がそうさせているのかなとも思いました。

実際に僕は、後者の人間です。

学生時代、アイドルアンチであり、重度のオタクアレルギーでした。
思春期もあったのか、なぜかとても気持ち悪く感じてしまっていたのです。

結局、今となっては思いは、偏見や先入観の塊でしかなく、とても恥ずかしい限りです。
今は、本当にももクロを好きになれてよかったとそう思います。


今日このブログを書こうと思ったのも、ただ好きなだけでなく、ももクロを好きな自分のことも好き。

そんなことを改めて気づかせてくれることがありました。
それが「春の一大事」というイベントです。


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春の一大事について知らない方もいると思うので簡単に説明をします。
(モノノフの方は、釈迦に説法かと思いますので飛ばしていただいて構いません。)

春の一大事とは、
ももいろクローバーZというアイドルグループが
"地方創生を目的"として自治体と共に開催する野外ライブのことです。


少し変わったライブです。
毎年、開催前年にライブを開催する日をももクロが発表をするのですが、
なんとその際には、開催場所が未定であるというなんとも奇妙な発表があります。

そこで、日本の自治体に対して「ももクロを誘致をして欲しい。」と投げかけるのです。
会場は、立派なホールやドームなどのイベント会場がなくても、大きな運動公園や競技場さえあれば構わないと。
そして、その土地に1万~3万人のファンを全国から連れて行きます。

(これ普通に開催しちゃうももクロ運営やばいし、着いていく熱狂的なファンが多いのもすごい)

ここからは運営ではないので、詳細はわからないのですが、自治体から応募があり、協議の結果、開催地が決定するようです。

そうして約1年後にその自治体とともに、ライブを実施するイベントです。

このライブは、多くのメリットを自治体にもたらせます。

  • 市の歴史のPR

  • 観光地のPR

  • 名産品のPR

  • ファンが利用する交通インフラの売上

  • 宿泊施設、飲食店の売上

  • などなど、、、

今では、ふるさと納税も制度として設けられているので、ファンは開催土地のふるさと納税を購入する可能性も高くなるでしょう。

2023年に実施された広島県福山市では2日間で経済効果7億円あったと言われています。
https://www.asahi.com/articles/ASR656T7PR65PITB00K.html

春の一大事とは、そんな地方創生を目的としたライブです。


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僕は、そんな春の一大事が好きで仕方がありません。

なぜここまで春の一大事が好きなのかというと、ももクロを通じて社会貢献ができていると肌に感じることができるからです。



不思議な話なのですが、
自分が、ももクロのことを好きなだけなのに、ももクロのことを好きでいたことを見ず知らずの第三者に感謝されるイベントが春の一大事というイベントです。

僕は、ただ、ももクロが好きで、そのライブを見に行っているだけでの人間です。

それなのに、
その自治体や優しい市民の方々に歓迎され、感謝されるのです。

不思議な話です。繰り返しますが、僕はももクロが好きでライブに行っているだけなのです。

オタクであることが、社会貢献となり、推しや自分の当事者以外の第三者の役に立っているのです。


冒頭記述したように、オタクであることってどこか卑屈に捉えがちです。

しかし、オタクの活動をしているだけで、その土地を活気づける、経済効果をもたらすことができて、人から感謝されるような社会価値へと昇華される。
そんなイベントです。

好きでいることを肯定されているように思えるイベントです。


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さらに、

自分の好きなグループである「ももクロ」が、地方の方々の役に立ちたいという想いで開催しています。

それならば、自分も少しばかり、その地方自治体へもたらす経済効果の一部になれたらいいなと思います。(いつも意識的に土地を知る、その土地でご飯を食べる、宿泊する、観光をしてお金を落とすようにしています。)


何かを好きな気持ちを人一倍持っている人たちが、「オタク」だと思います。

そこまで何かを好きになれることは、人生を通しても多くはありません。

人によっては、そこまで好きになれるものが見つからない、好きになれない方も当然いると思います。

どっちが良い悪いではなく、それだけの"好き"という気持ちが人の役に立ち、歓迎される世界って素敵だなと思います。

それを実現しているのが、春の一大事なのです。


なんて素敵なイベントなのでしょうか。
ついついこのイベントを誇りのように周りに話したくなります。

ももクロが第三者に歓迎され、自分たちファンも人の役に立ち、感謝されていることが実感できる。

人の役に立てて、"笑顔"で「ありがとう」と言われた時、とても幸せな気持ちになれます。

ももクロを誇りに思い、自分がももクロを好きでいたことを肯定されるなんてこの上ない幸せを感じます。


笑顔のチカラ、つなげるオモイ。

どうか、また来年も開催して欲しいばかりです。
どこへだって駆けつけます。

"次回の実施日の発表をお待ちしております。


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読んでいただき、ありがとうございました。


春の一大事を絶対に成功させたいbotより



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