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個人起業のデメリット
2020/05/19 晴れ
今日は朝5:30に目が覚めた。最近は目覚ましより先に目が覚める。起きたらコーヒーを飲んで、英文法の勉強をした。
高校時代、こんなに難しい文法やってたっけ?高校時代に使っていたHARVESTという文法書を使って勉強し直していると、当時引いたマーカーが所々見つかる。
見つかるけど、全くもってその内容をやった記憶がない。やっぱり、忘れるもんだなぁ。
こういう経験をすると、自分の中では覚えているつもりの過去の出来事も、実は全く事実と異なっているのでは?と思うことがある。
勉強を終えて、朝の仕事を終えたら、少々買い物に出かけて、帰ってきたら本が届いていた。大好きなジェイエイブラハムの本。
The limit is only in your brain
って本。題名だけ見たら、なんだか自己啓発というか、成功法則系っぽいけど、内容は全然そういう感じじゃない。
これを読もうと思った理由は、価値の定義についての、ジェイエイブラハムの解釈が知りたかったから。
昨日、自分の塾は、親子の将来に対する不安を取り除く、という価値を提供すると決めたが、なんか、それでいいのだろうか、と少しもやもやする感じがあった。
そこで、自分の中の、価値という言葉の定義を増やしたくなった。定義が増えれば、自分の定義したことについて別の視点から見ることができて、評価することができる。
読んでいくと、顧客に提供する価値は、自分の理念と一致している必要があり、かつ自分の独自性は、自分の価値の中で顧客が価値を認めたもの、と書いてあった。
つまり、価値があることは、自分の理念、つまり信念から生まれたものでなれければならない、そして、その信念から生まれた価値の中で、顧客が認めたものが、その人、またはその企業の独特の価値、独自性になる。
自分がもやもやしていたのは、自分の信念について考えていなかったからかもしれない。そもそも、自分はどうしてこの塾をやっているのか、なんのために仕事をしているのか、そこをハッキリさせてないから、もやもやしているのだ。
そして、独自性に関しては、競合と比べてどうか?ということばかり考えていたけど、それは視点がズレていたのかもしれない。競合と比べてではなく、顧客にとって、俺の塾にはどんな独自性があるのか、を探っていき、見つけ、伸ばしていくことが大切なのだ。
となると、もっともっと顧客と接点を持ち、話をして、信頼関係を築き、相手がどこに価値を感じているのかを把握していかなければならない。
読んでみて、自分の決めた塾のコンセプトに納得感が出てきた。しかし、もっと洗練させていく必要がある。もっと、顧客の日常をイメージして、自分の決めたコンセプトが、どう顧客の日常を豊かにするのか、イメージしていく必要がある。
そして、自分自身、どこに向かって、仕事をしていくのか、そのゴールも定めていく。ある程度塾の目標を達成してしまったとき、自分はこの先何をしていきたいんだろう、となってしまう可能性が高い。
個人起業のデメリット
今回は本を読んで、自分の考えを少し広げることができた。が、起業してから、圧倒的に他者から学ぶ機会が減った。
これはとても大きなリスクだと思う。
他者から学ばなくなると、自分の世界に閉じこもり、気づいたら、井の中の蛙になってしまっているかもしれない。他者から影響を受けなくなってしまい、自分の心理的な枠がどんどん小さくなってしまうかもしれない。
会社であれば、自分より凄い人はいるだろうから、他者から色々学ぶことができる。ある程度受動的でも、学べる。
しかし起業は、基本一人だし、自分が主だから、自分から学びに行かないと、人から学べる機会が激減する。
これは、起業の大きなデメリットだなあと思った。
いざ外を見たら、アヘン戦争のときの清のようになっているかもしれない。
他者から学ぶ姿勢は、意識的にもっていたほうがよさそう。
以上🖐️