![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27727692/rectangle_large_type_2_74033f77a8480f95e700468ff9f82c50.jpg?width=1200)
アレキサンドロス大王から学べること
2020/06/07 晴れ
仕事時間(朝) 1.5時間
動画解説 プリント準備
指導人数 0人
メモ数 1
今日は歴史小説を読んだ。アレキサンドロス大王。小国マケドニアから彗星のごとく現れた天才。
フィリッポス2世とオリュンピアス王妃の間に産まれ、青年時代はアリストテレスに学び、戦では若くして多くの功績を残した伝説的な人物。
世界史の授業では少し触れただけで、詳しくやらなかった。でも、色んな本を読んでいると、至るところで名前が出てくる。
例えば、澁澤龍彦の快楽主義の哲学とか。他にもよく出てくるんだけど、どんな人物なのかよく知らなかったので、読んでみよう!と思って買ってみた。
メルカリで買って届いてまず驚いたのが、辞書みたいに厚い。ページをめくるのが億劫になったけど、とりあえず読んでみた。
すると、どんどん引き込まれていった。多少世界史でその辺の時代背景を習っていたので、意外とスラスラ読めた。
小説だから、脚色はたくさんあるのだろうけど、当時の時代を事細かに描いていて、とても楽しく読めた。アレキサンドロスがどんな人物だったのかも、よく分かった。
読んでいたら、アレキサンドロスがどんな理念を持っていたか、ということも書いてあった。
父を越え、ペルシアを破りアジアの覇者となる
それを叶えるために、大国アケメネス朝ペルシアに立ち向かい、退くことなく攻め続け、自国の領土を拡大させていった。
この理念の壮大さも凄いのだけど、アレキサンドロスのすごさは、その理念に対する思いの強さだった。成し遂げるまで歩みを止めない、絶対に成し遂げる、できないなんて思わない、敵が強いなんて関係ない。
その強い思いがあったから、連戦連勝、大国ペルシアにも負けなかった。
自分は、自分の理念は何か?ということばかりを考えていて、その理念に持てるエネルギーを注ぐという覚悟、理念に対する強さがまだまだ足りないなと感じた。
つまり、親子の分からないことやできないことを取り除いて不安を解消し、成長を促進させられたらいいな、というくらいの気持ちでは、成し遂げられない。
絶対にそれを成し遂げる、という強い思いがないと、成し遂げられない。
理念が壮大であれば、人から称賛されることは増えるだろう。でも、称賛されたくて、カッコいい理念を打ち出すのは、むちゃくちゃカッコ悪い。
理念は、自分が納得できるものなら何でもよく、それよりも、その理念に対する強さがないと、理念を掲げる意味はない。
その時の自分のレベルに合った理念を追求していけば、きっとその次にまた更に高次元の理念が見つかると思う。背伸びせず、今の理念に強さを加えていく。
てか、ほんとに面白いから、世界史好きな人は絶対読んだほうがいいよ!まじで!
以上🖐️