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オフラインビジネスにYouTubeは使えるのか

2020/2/24 晴れ

見込み客を増やすことが集客の鍵

塾の運営を安定させるには、常に新規顧客が入ってくる流れを作ることが大切である。これは塾に限った話ではない。常に新しい顧客が入る流れがあれば、攻めたことにも挑戦できるし、設備投資もしやすいし、事業は安定しやすい。

新規顧客を増やすには、見込み客を増やすことが大切になる。見込み客とは、まだサービスは利用していないけど、サービスを利用する見込みのある顧客だ。

サービスを利用するようになる流れは、①まずそのサービスがあることを認知する②そのサービスについて情報を集め他社と比較検討する③良いと思ったら利用してみる④良ければリピートする、となる。

この、①〜④を経ていく段階で、人数はだんだんと減っていく。サービスを認知しても、全員が利用するわけではない。基本的に①から③へ、③から④へ移行する率のことをコンバージョン率って言ったりする。そのコンバージョン率が高ければ、それだけ段階を経ても顧客の数が変わらないということになる。

しかし、結局のところコンバージョン率を高めるにもある程度の人数は必要になる。そもそもの認知度が低ければ、どれだけ高いコンバージョンを誇っても、顧客の絶対数は少なくなる。だから、質よりも量を集めることが先決となる。

集客には金がかかる

だから、一般的に大手企業はCMを打つ。認知している人数を効率的に増やすには、CMなど、メディアを利用して宣伝することがセオリーだからだ。いかに多くの人に認知してもらえるかが、その後の顧客数に直に影響するから、そこに莫大な資金を投入する。

つまり、集客には金がかかる。

しかし、個人で起業して食っていく分には、大企業ほどの広告費をかける必要はないと思う。

では、個人が見込み客を増やしていくには、どうすればいいのか。その答えが、YouTubeだと思う。YouTubeは、どんなクソみたいな動画でも、必ず誰かにリーチする。そして、本当にいい動画であれば、バズることもあるし、関連動画に載ることもある。

広告費をかけなくても、多くの人にリーチさせることができるのが、YouTubeの魅力である。もちろん、ブログやツイッター、インスタグラムも有効ではあるものの、個人的に一番反応がいいのはYouTubeである。

どんな使い方をする?

たとえば、塾であればどう使うことができるだろうか?まず、潜在顧客がどんなことで困ってネットを利用するかを想定する。

学生の場合、解説動画を検索するときにネットを使うだろう。特に、文字より動画で解説したものを優先的に調べるはずである。となると、YouTubeを使うだろう。そのときに、自分の載せている動画を見てもらえば、認知してもらうことができる。

このとき、再生回数は稼ぐ必要はない。自分がリーチしてほしい顧客に動画を見てもらえばいい。そう考えると、オフラインで潜在顧客に見てもらうには、ある程度工夫がいる。

例えば、既存の生徒に見てもらって、いいと思ったら友達にも紹介してもらう、とか、自分のSNSで拡散するとか。もちろん、YouTubeにも、地域を限定して広告を打つ機能があるからそれを使ってもいい。しかし、広告だと思われるとそれだけで心理的に距離を置かれやすいから、できれば自然と拡散するのが望ましい。

自然と拡散していくには、普段から投稿を欠かさないことが大切になる。認知してもらうには、1つの動画よりも複数の動画、そしてより新鮮度の高い動画を見てもらうことが重要になる。やはり昔の動画よりも今の動画の方が対象に興味がわきやすい。

起業する前にメディアを育てておくと強い

YouTubeのような個人が作れるメディアを起業する前に育てておくと、その後の集客が非常にスムーズになる。端から見込み客が集まっている状態からスタートできるからだ。

だから、何について起業しようか迷っていたり、今すぐには起業する気はないけど好きな事で生活したいと思うなら、メディアを育てることに専念してもいいと思う。

自分の場合、オンライン副業をするときは、サービスを開始する前に1年ほどひたすら動画を作っていた。そうすることで、見込み客が集まり、サービス開始と同時に申し込みがあった。

個人メディアを育てるにはそれなりの時間がかかる。しかし、時間をかける価値は十分にある。

ということで、起業してても、してなくても、YouTubeで好きなことについて発信するのはオススメだよ🖐️発信する側に回ると、知識の吸収スピードも格段に上がるし。

以上🖐️

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