インナーチャイルドを癒しまくったら…(続き)
最近、どえらい体験をした。
知り合いの小さな飲食店でたこ焼きパーティーをしていた所、急に貧血になり椅子に座ってられなくなったのだ。
『気分が悪い…』としゃがんだ時、床に寝た方がいいと言われ、寝そべったら、下半身がじわーっと温かくなった。
『あ、私失禁しちゃった…しかも吐きそう…』
と、飲食店の床に寝そべり、脂汗が止まらず、失禁するわ、吐くわ…とんでもない状態に。
皆んな『大丈夫だよ。こういうの慣れてるから』『もっと吐いた方が楽になれるよ』『お水を持って来たよ』と、次々にあたたかい言葉を掛けてくれる。
普通なら超恥ずかしく、迷惑を掛けて申し訳ない気持ちで一杯になるが、私は『うわぁ…皆んなの愛を感じる。なんか知らんけど、全然恥ずかしく無い。みんなの心が温か過ぎて、感動しちゃうんだけど…』と、愛で泣きそうになった。
その後、シャワーと着替えを借りて帰宅し、考えた。何故こんな状況が私に起こったのか。
まずは、デトックスが出来たなと。上から下から毛穴から全部出た感じで、スッキリしてる。
でも、デトックスが目的では無いよな…だって、自宅じゃなくて、わざわざ見知らぬ人達の輪の中で失態を晒したのがミソなんやもん。
あの時の私は、ただただ愛を受け取るという経験をした。恥ずかしいと感じなかったのは、皆んなの愛に安心感を感じ、どんな自分も受け入れられていると思たから。皆んな凄いな愛で溢れてたな…。あ、でも私が逆の立場でも皆んなと同じ行動や声掛けをしただろうな…。
そうか!私には愛で自分を満たす経験が必要だったし、自分の中にある愛を感じる必要があったんだ。
そう思うと、身体が愛で満たされる感覚が広がっていく。うわぁ…愛って凄いな!
自分の中にある愛を感じると、安心、満たされる、自信、喜び、感謝、自由…でいっぱいになった。
これまでの私は、自己反省が多く、自分を責め、それが無価値観に繋がり、自分にムチ打って頑張ってきた。全くもって、自分への愛が足りていない状態で生きて来た。人へ何かをしてあげる事ばかりで、受け取るのが苦手なのも、自分を愛で満たすのが怖かったから。
そう、自分への愛が不足すると、恐れ、不安、妬み、怒り、悲しみ、焦り、不足感、罪悪感、無価値観…で本来持っている自分の力をどんどん削がれていっちゃうんだ。
きっとマウントする人や、イジメ、犯罪を犯す人達も自分への愛が枯渇しちゃってるんだろな。だから、自分の力を信じられずに、人を見下したり、お金や地位、ブランド品で自分の価値を見出し、満たそうとするのか。でも人からエネルギーを奪ったり、物で自分を満たす行為は、永遠に終わらない。
私の人生で沢山のインナーチャイルドを作っていたのも、周りのせいにしていたり、ダメな自分を責めて受け入れなかったから。
自分は悪く無い、相手が酷いんだと、怒り傷ついたり、自分のこういう所は直さなきゃ、もっと素敵な自分になりたいと、マイナス思考に陥らないよう無理矢理ポジティブをやっていた。
でも、愛で満たされた今なら分かる。
一見悪い事の様に思える出来事は、自分の中に様々な負の感情を起こさせ、それを抱きしめ、どんな自分も受け入れる為にあったんだ。
ズルい私、セコイ私、弱い私、小さな事で怒ったり、自分を良く見せようとしたり、そんなのは全部ダメで、もっと素敵な人間でありたいと思ってた。
でも、どんな私もその時の精一杯を生きていたし、弱い自分を守る為だったり、陰の自分がいる事を知れたから、他者の陰の部分にも共感できるんだ。
どんな自分も許し、受け止めることで、自分の器を広げ、愛を受け取れる土台が出来るのか。
そっか、全ては愛の授業だったんだ…。
あぁ…全てに感謝しかない。
おまけ .
更に、あのどえらい体験をした時、私の周りを女性が囲み、優しく介抱してくれた。
愛=女性性の素晴らしさも体感したのだ。
男女問わず、誰もが内にある、女性性と男性性。私は陰で悪口言ったり、マウントを取る女性が苦手だったけど、それは陰の部分。女性の光の部分は愛だった。
自分にある、女性性&男性性の両方とも大切にしたいなと改めて感じました。