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ただひたすらに「勝利」へ、その先へ〜2021・9月KCの記録〜

はじめに

おはこんばんにちは、自称:罠地獄サイバーとかいう異端者を許さない系リンクス界の兼好法師、キャラおまです。好きな古典文学は平家物語と更級日記です。那須与一イケメンじゃないですか?

はいクッソどうでもいい情報でお送りしました。忘れてOKです。

さて、KCカップが終了しました。今皆様はどのようなお気持ちでしょうか?

結果が出た方は、おめでとうございます。

出なかった方は、次がんばりましょう。

‥‥といっても、運営の裁量次第でそのテーマが死ぬかもしれないのですが。

なぜこんなことを言ったのかというと、私自身がそうだからです。

タイトルとサムネからお察しの通り、今回私は《サイバードラゴン》を使用し、3日間で500戦↑、DP40000まで走り抜きました。詳しい結果はしっかり出てから追記します。

本来であればアイコンを目指していたのですが、普段夜更かしをしないことによる体調不良でダウンしました。《ますたーぴーす!》メンバーとVCを繋ぎながら22時〜早朝4時くらいまで走り、その後は死んだように昼間12時まで寝てました(事情を知らない親に怒られる通り越して心配されたのはまた別の話)。

走ってる間も足攣ってみたり胸めっちゃ痛くなったり吐きそうになったり。

これリアルヘルカイザーじゃないですか。

そのくせDPは増えないので完全に嫌がらせです。今考えればあれは夜更かしに慣れてない自分に対する自傷行為と言えたのかもしれませんね。

‥‥おいプロトちゃん、沸けよ。悲しくなるだろ。

要するにメンタルが弱い&体力がないのが今回の敗因です。まさかフィジカル面で沈もうとは。

とはいえ普段のDPが25k前後であることを考えると相当いい結果でしょう。彼らは絶対弱くなかった。弱かったのはうちや。

まあそんなわけで、知り合いの方にも結構当たりまくり、どんな構築してたんやこいつ?と思われていらっしゃる方もいるかもしれないのと(言い訳)、私自身の溢れる想いが止まらないので、今回の構築論をメインに、KCの記録としてこのnoteを書いていきたいと思います。

なお、まともな構築論を期待した皆様ごめんなさい。今回も闇の書となっております。あとは分かるね?

結果出せてないやつのつまらない振り返りですが、もうしばらくお付き合いください。

KC デッキ構築論

今回使用した構築がこちら。

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期間中、ここから札は一切変えていません。私には環境読みができないタイプのKCだったからです。後月の書は諸般の事情により1しかありません。このカード高すぎでしょ。

結果報告されてる色々な人の構築も見てきましたが、おそらく私のこれが中上位帯サイバー(DP35000~)の中では(ほぼ)唯一月書absentしてる構築です。

《採用札について》

・供物2→単純に月の書の代用というだけでなく、ミラー、トラミッド、オノマト、リゾネ、ハーピィなどなど、かなり使い所は多かったです。

基本、上位帯に行けば行くほど、対面する相手さんのほとんどが月の書を意識して立ち回ります。リゾネやハーピィ、サンドラの3面展開や、ミラーにおけるサイバーツイン特攻などが代表例です。

特にリゾネーターですが、ライフが6100の状態で3面展開されると、リゾネーターが守備表示になっている場合ゲート+コアが最低要求になります(コア残し+ツイン+ランページ)。リゾネサンドラの場合、横にエンシェント(守備3000)がいたりして抜くのが非常に困難です。

ここに供物があると、単純にステータスがなんぼであろうが破壊体制持ちで無い限り1体は必ず処理できるのです。

また、時々いた先行ライノセバス、プレインコート、ピア+バウンサー、マスターヴェールなど、月の書では抜くことが難しい相手に対しても有効札となりました。ちなみに、仮想敵であったゴルゴニックガーディアンくんはほとんどいませんでした。なんで。

・宣告者1、ウェーブフォース1→これはもう都合よく引く構築です。ウェーブフォースくんは全然仕事しませんでした。深淵くんはちゃんと仕事してました。

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あ、でも一回、月書ケアのサイバーツイン特攻をウェブフォで返して勝ったことがあるので一概に仕事していないわけではなかったです。こいつの存在意義は存在してることだったのでまあ、許しましょう。

・コズミック3→トップコズを死ぬほどお祈りするので多分これを動かしてはいけない気がします。引けた時が楽しいんだよ。

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あたし、魔女のキキ!

こっちはSC+横1+3伏せのクソ上振れハーピィにコズ3発打ってSC貫通しながらゲーサポしたバカ!

まあ脳汁出ましたわ。高笑いしましたわ。ほんまごめんなさい。このDP溶かしませんって言った直後世紀の大事故起こしてガイアに持っていかれたのもごめんなさい。

これが本当の即落ち2コマ。

とまあ、ここまでざっくりと解説してきた通り、そして皆様もご存知の通り、事故を起こしやすい反面上振れた時は誰にも負けないのがサイバーです。起きてしまった事故をプレイング次第でカバーできるのも良さだと思っています。スキルは確かに理不尽ですが、まだギリギリ遊戯王だと思います。というかこれが遊戯王デュエルリンクスだと思います。でも別にキャラおまはサイバーの追っかけなだけなので規制して新規くれても良いよ!

こいつらは事故もあるし、辛いデッキは辛いです。

自分にとってはまだオノマトとかリゾネーターの方が理不尽感は強かったです。

次の初動を担保するな。トップ解決で頑張れ、決闘者だろう。

まあコンセプトは好きだけどね。

KCの記録〜正直地下デュエルの方がマシ?〜

話は変わりまして、では私が、この子達とどんな3日間を送るハメになったのか話していきたいと思います。すでに闇の書のノリはお分かりいただけたでしょうから、もう少しお付き合いください。

9/17 14:00、ついにKC2nd開幕、だが‥‥

地学つまんねぇ‥‥

学生ですからね。仕方ないです。

ということで終業後、2時間出遅れの16時スタート。だが、、、

開幕2時間、すでに下位帯は魔境でした。

ああ、これがKCなんだろうなぁ、、、そのくらいの気持ちでした。

しかし、さらに魔境は続きます。

はい、開始1時間で死にかけました。

もうこんなクソゲーやめましょう。さよなら。

でも私自身は決闘者ですからやってしまうのですねこれが。

とりあえずクソツイをし、心を燃やして走りました。

そして間に用事消化を挟み2時間後。

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よしよし、勝てるようになってきた。多分このチノミーは境界TGでしょう。

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7連勝→5連敗→6連勝。

過去にないほど良いペースで盛り始めました。

(これはワンチャンあるな……!?)

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しかし悲しいかな、ポイントは全く動きません。この辺で日付が変わります。

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結局朝4時まで起きていたものの27くらいで止まり、昼にめちゃめちゃ沼って3万。しかしまだまだ地獄は終わりません。

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だんだん死にたくなってきました。なんと100試合、ここの帯から抜け出せません。

そもそも3万帯に来ることなどリンクス歴3年の私でも初めてのことで、それまでのところとはレベルが違うのを痛感しました。

オノマトオノマトオノマトオノマトオノマトミラーサンドラオノマトサンリゾリゾネハーピィオノマトミラー……

時々踏むミラー死ぬほどうぜぇよ!!!!!

だが月の書ケアを学んだ私は、先攻押し付けられようが後攻貰おうがなんとか勝率を出していたのです。まあ殴ったらコズ、殴らなかったらサポート深淵のクソ運ゲーに勝訴していただけなので別に言えたことではないけど。遊戯王しようよ、、、

聖槍というクソカードは滅びよ。コアちゃんにエクカリ聖槍で突っ込んできた奴らは全員死刑で。

(信じられないかもしれないですが、VCで本当に口に出しています)

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日曜昼。もつくさんの配信を見ながらどうにかこうにか。

しかしここから4万チャレンジを3回金髪元キン見えないお友だちがいる人に蹴られ、そのまま夜には27まで転落。心が折れる音がしました。

「もう無理かもしれない……」

そんな考えが頭をよぎった時でした。

「俺が諦めることは!絶対にない!」

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そうです、この時ちょうど、鬼滅の刃 竈門炭治郎立志編~鼓屋敷編~が地上波放映されていたのです。

炭治郎は浅草編で、朱紗丸、矢琶羽というやたらコミュ力の高い鬼との戦闘によりあばら骨と足の骨が折れ、完治していない状態でもと下弦の陸、響凱のいる鼓屋敷へと向かい、彼と戦います。

響凱の術、そして自身の怪我に振り回されてそれでもなお戦う炭治郎。彼の姿に、今KCという鬼の仕業でDPを溶かし、心も体も荒んだ自分を思わず重ねてしまいました。

(そうだ、折れていても戦わなくては)

鬼滅に感動した私は、ここで盛れなければ終わり、と自分の体に鞭打ち、実質的なラストランを開始します。

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どりゃあぁぁぁ!!!!!

27000→40000。計13000DPを一瞬で盛ります。

ここから44000まで上げますが、45000チャレンジに失敗。4連敗し4万まで溶かし、そこで精根尽き果てました。不思議と後悔はしませんでした。

終わりに


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そしてこれが最終結果です。

後で聞いたのですが、日曜夜~月曜昼の時間帯は当たるだけで負けのデッキが増えすぎており、アタックをかけたサイバー使いは皆大幅に溶かし、アイコンを取り逃した人もいると言う話でした。あのタイミングであれだけ盛れたことは、本当に奇跡としか言いようがないことなのかもしれません。

金曜日か土曜日にもっと試合数をやれていれば銀も見えていたと思うと、やっぱり悔しくてなりません。今回は最初からサイバーが多かったこと、ペンデュラムとの相性が絶望的に悪いことなど様々な要因が重なり、運営に殺すまで規制されそうであることも含めれば尚更、です。

コアちゃん、お前はよく手札にいてくれたな。でっかい剣持った人に聖槍持って殴られたり、月の書で寝かせられたり、デモチェで縛られたり、変なドラゴンに食べられたり大変な思いさせたな。

本家さんも、時に肉の壁としてこちらのライフを守り、時に2100の攻撃力を生かして共に攻撃に参加したり偉かったな。

ランページ君もすごい勢いで罠を踏ませてごめんな。お前のお陰で勝てた試合がたくさんあったな。

エンド君もオーバー君も、そして弟から託されたチャリも、皆に役割がありました。皆どこかで必ず1回は出しました。誰一人、不必要な子は居ませんでした。

亮さんも自傷させてごめんな。

そういう意味でも、去年の秋に一目惚れし、年を跨いで組み上げ、月の書が無いながら何度も練習した、本当に大好きなテーマで、500戦以上も走り抜けられた私は幸せだったんだろうなと思わされるKCでした。

サイバーじゃなかったらここまで練習していないだろうし、4万帯以上のいわゆる「上位帯」と言われる場所の景色を見ることも、多分一切無かったでしょう。

今後、スキル含め彼らが規制され、環境から消えてしまっても、必ず強化が来ると信じて私は待ち続けます。いつかまた環境に帰ってくるその日まで。

ゲーサポは嫌いでも、スキルのことは嫌いでも、どうか彼らと亮さんのことは嫌いにならないであげてください。

こんな私でも、銀アイコンが少しでも見えるところまで連れてきてくれて本当にありがとう。愛してます。


キャラおま

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