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MLBトレードデッドライン前に注目すべき選手たちナショナルリーグ東地区編

コーラの株主です。

前回に続き本格的なトレードデッドライン前に注目選手を紹介する企画の
5回目、ナショナル・リーグ東地区先発投手編やっていきます。
(成績は5月14日現在)

・マイアミ・マーリンズ

・ジョニー・クエト   37歳  右右
幻惑投法でもお馴染みのベテラン投手で、メジャーでのキャリアは16年に及びます。昨シーズンはホワイトソックスに所属し、25試合に登板して8勝を挙げましたが、その後FAとなり、マーリンズと1年850万ドル+チームオプションの契約を結びました。派手な入団会見も話題になりましたが、現在はILリスト入りし、わずか1試合の登板に留まっています。マーリンズは若手選手が多いチームであり、彼には精神的支柱としての役割も期待されましたが、現時点では想定通りの結果が出ていない印象です。マーリンズが彼を獲得する際には、フラッグディールでの放出も視野に入れていた可能性もありますが、このままでは放出は難しくなるかもしれません。
今シーズン成績:1試合0勝1敗 ERA:36.00 FIP:32.30 IP:1 SO9:0.0

・フィラデルフィア・フィリーズ

・アーロン・ノラ   29歳   右右
フィリーズ一筋で9年間プレーし、通算81勝を挙げている右腕。
その間には4度の2桁勝利と5度のERA3点台を達成し、さらに200イニングを
3度突破するなど、安定感は抜群です。主要なタイトル獲得実績はありませんが、サイ・ヤング賞の投票では3位、4位、7位にそれぞれ1回ずつ入っています。彼の投球スタイルは、平均92マイルの4シームファストボールを中心に、カーブ、シンカー、チェンジアップ、カットボールなどを巧みに使い分けます。奪三振率も非常に高く、キャリア平均でも10.0と2桁にのせています。これらの実績を踏まえると、どの球団も彼を獲得したいと思うでしょう。市場に出れば彼は人気を集めることが予想されます。
今シーズン成績:9試合3勝3敗 ERA:4.53 FIP:4.09 IP:55.2 SO9:7.0

いかがだったでしょうか。
ナ・リーグ東地区は、長期契約で囲い込みが済んでいるブレーブスや
若手の多いマーリンズとナショナルズなど先発投手の候補は非常に少ない地区となりました。
次回はナショナル・リーグ西地区先発投手編を予定しています。
ぜひまた遊びにきてください。




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