見切り発車で進む

▶︎開業届を出しました


ゲストハウスやサロンで働くかたわら、
2024年の夏に、個人事業としても開業しました。

「開業した」と言うとなんだか凄いことに聞こえるかもしれませんが、
「開業届」と書いてある紙を、役所に提出すれば、誰でも開業できます(笑)


と、
いかにも余裕があるかのように語ってしまいましたが、私自身もまさか自分が開業届を出すことになるとは思ってもいなかったので、少し驚いています。

それでも出せたんですね。
こんな私でも出すことができました。

もし、「副業がしたい」「自分で事業をやりたい」と思いながらも、行動に移せずにいる方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。

あなたにもできるはずです。

▶経歴とか資格とか


みなさんの中には、
「自分には開業なんてできるほどの技術も資格もない!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

そんな方に聞いてほしいのですが、

私は整体の資格も持っていませんし、整体を始めてまだ1年半です。
そんな浅い経歴でも大丈夫なのだと知れば、少しは近づいた気がするでしょうか?

一方で、私は二級建築士の資格を持っているのですが、実は図面を引くことは全くできません。
資格を持っているのに、何ひとつ設計できないんです。

私に設計を頼んだ日には、欠陥住宅が出来上がると断言できます。

二級建築士は国家資格なので、そこそこ難易度は高く、私も取得するのに猛勉強しました。
だけど、もうなにひとつ覚えていないんです。

そんな人間が、二級建築士と名乗って、ある程度の規模であれば設計してもいい、というのだから、資格というものは恐ろしいものです。

反対に、資格を持ってはいないが、住宅についてとても詳しい人というのは、世の中に沢山います。
そういった人に設計してもらった方が、断然良いものが出来ると確信していますね…。笑

すこし前までは資格というのは、転職するにも就職するにも、重要視されていましたけれど、
年々資格という武器も効力が無くなってきているように思います。

これは建築士に限った話ではなく、

整体も同じです。

整体の資格としては柔道整復師や理学療法士などがありますが、
持っているスタッフとそうでないスタッフ、どう違うでしょうか。

実際に私が勤めているお店では、
お客さんからの指名や評判とは、実のところ無関係です。むしろ持っていないスタッフの方が高いくらいです。

資格ってほんと、何なんでしょうかね…(笑)


▶︎やっちゃえばいい


「資格がないから」とか「実績がないから」とか、そういった条件は、実のところ行動の不可には関係ないんですよね。

じゃあ何が関係しているのかというと、”やっちゃえるかどうか”なんです。

みなさんが「できない」と思っていることの半分くらいは、思い込みだったりします。

▶後戻りできないところまで


また、そんな偉そうに口走ってしまいましたが、
かくいう私も、「開業したい」と思いながら、なかなか勇気は出なかったんです。

ならば、どうして今回出すことができたのか。

それは、
後戻りができなくなってしまっただけです。(笑)

事業を始めてしまったんです。

そういえば、
行動力がつくようになってから自分が変わったことのひとつが、あらゆることを見切り発車していることだと思います。

行動力のなかった頃の私は、事前準備を万端にしないとスタートできないと思っていたんですけれど、今は順序が逆なんですよね。

先にスタートしちゃって、もう後戻りできないもんだから、やるしかなくなって、
その処理は後からなんとか間に合わせる。

そんな感じなんです。

整体を個人で始めるのも、開業届も出さずに、道具も準備せずに、募集しちゃったんですよ。

それで募集が来ちゃったもんだから、もう、やるしかないんですよ。
道具も買うしか無いし、開業届も出すしかないんです。

こうやって、見切り発車で後戻りができないように進んでいくと自然と行動力はついてきます。嫌でも怖くても行動するしかないですから。

スリル満点ですか?

大丈夫です。

命に関わることでなければ、たいていの事はなんとかなるもんなんですよね。

▶バレたら会社を辞めれば良い


私の会社、実は同業種で副業をすることを禁止されているんです。

なので、開業したことがバレれば、大変なことに...😭

まあ、もしバレたら会社を辞めればいいかなと腹を括っていたりもするのですが。

会社に属していないと生きていけないと思っている人が多いように思いますが、
会社に属す・会社員というのは、働き方の一つにすぎないんです。

会社員でなければ嫌だ!としても、会社なんてまだまだいっぱいあります。

そして、これからの時代は、個人でも稼ぐことができる力を持っているのは、強みになるはずです。

会社に縛られて身動きできない状態から、みんなもっと自由になってほしいと思います。

▶︎こんなこともある、よくある

ここまで読んでもらって、「見切り発車すれば速度が上がる!」とわかっていただけたかも知れませんが、
物事には二面性があるといいますから、
見切り発車で進む方法にも、大きなデメリットがあります。

それは、まあそのままなんですけれど、失敗する可能性があるということですね。

実はいま私はその最中におります(笑)

本来であれば、しっかり考えたうえで行動に移さなければならないところ、
私はいつもの通り、見切り発車して先に行動にうつしたわけなんですけれど、

後々その処理をしていくなかで、行動すべきではなかったことに気づいてしまった、というわけなんです。

時々あるんですね。こういったことが。
あんまり見切り発車しすぎると、自分も苦しいし時には周りに迷惑をかけることもありますから、ほどほどにしておくのがいいかもしれません。

ぜひみなさんも、ほどほどに見切り発車してみてください♪



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