女声のためにボイトレを受けるべきか

女声の出し方などいろいろありますが、素の地声の問題を改善するのにもっとも時間がかかります。
何も訓練せずに理想的な発声ができている人とかいないと思うので

  • 裏声を出すとすぐに喉が枯れる

  • 声が出にくい

  • 高い声が出ない

  • 音程がふらつく

  • 雑味が多い

  • 声が続かない

  • 声が小さい

…など何かしらクセとか抱えている問題というのがあるものだと思います。
もっとも、クセがあっても自覚できていないことも多いです。
土台となる基礎的な発声がしっかりしていると声全体のクオリティをあげることが可能ですので女声もよくなってきます。

独学か習いにいくか

自分の場合独学でやっていましたが、このままでは伸びしろがない、より時間を節約したいと思ったのが習いに行くきっかけになりました。
独学の期間も毎回の練習に気づきがあり上達を実感していたので無駄になっていたとは思いませんが、正直なところもっと早くいっていればよかったと思います。

もし独学でやっていて上達の実感が得られていない場合は独学ではなく、自己流になっている可能性が高いので第三者にチェックを受けて練習プランを策定してもらうことは大きな指針になると思います。

女声のためにボイトレとか大げさに感じる

これは自分でもすごく思っていたのですが、地声の悪さにはかなり悩んでいたので、そもそも地声改善のためだと思ったら素直に行くべきだなと思いました。
地声より少しフォルマント高めで、ある程度パスできそうな、ぼそぼそ話すタイプの女声であれば一ヶ月程度の練習で出せる人も結構います。しかしみんなが出したいと思うのは高めのかわいい声だったりするので難易度が高いです。
高い音程の時は特に出だしのアタックから音の終わりまで一貫した音色、音量、音程を維持することが難しく高い技量が要求されます。
たいてい喉や息の勢いでなんとかしようとするので、怒鳴らったり吠えているような印象になったり音程がゆらぐなどします。

お金がかかる

習い事はそれなりにお金がかかります。ボイトレだとだいたい月2回程度、一回5000円ぐらいとして月1万円ぐらいになります。これぐらいが目安ですが、探せば地元のレンタルスタジオの教室で安価なサービスが提供されていたり、合唱団に加入して無料で受けられる…などという場合もあります。

お金でうまくはならない

美容室であればお金を払えば注文どうりにカットしてくれたりしますが、稽古事というのはそういうものではありません。お金を払えば上達した結果が自動的に手に入るものではなく、上達のヒントや指導を受けることができますが、上達するのはあくまで自分の努力になります。

また、限られた時間の中で一から十まで手取り足取り教えてくれるわけでもありません。指導の中で得られた内容を自分なりに歌や話し方などに展開し実践していく継続的な努力も必要です。

女声のためにボイトレを受けることを言うべきか

まず基礎的な発声を身につけることが優先なので言う必要はないと思います。仮に「女声のためにボイトレを受けにきました」といったとしても、やることは共通的な基礎の発声訓練に終始すると思います。


その他ボイトレを受けるメリットなどについては別記事で書いていたりするのでそちらをご覧になってください。

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