現状の女声のレベルについてや思うこと

研鑽を重ねてここ数ヶ月でかなり鍛えられたと思います。
まず男の女声だと指摘されることはありませんが、気づいていたとしても指摘しない人もいるので慢心はできません。

男性の中には「VRChatに女はいない」というスタンスで行動しているらしい人が若干いて
「めちゃくちゃ女声うまいっすねー」とか言ってくる人がいたりしますが、
女性から女性として見られて接してくれているかということはやはり判断基準の一つになります。
「実は…」と自分から話を切り出して返ってきた反応としては

「信じられない」
「ここまで自然な女声は初めて聞いた」

…と気づかれていないようなのでそれなりに高いクオリティの声は出せているのだと思います。
しかし両声類相手の場合は少し事情が違うようです。
それなりに練習しているなぁと感じるレベルの両声類だと
「失礼ですがもしかして…」
のような反応をされることがたまにありますが、「最近練習を始めました」という人だと気づかない人がほとんどです。
熟練者の場合聞き分ける耳や勘のようなものが長けているように思います。

どういうところで女声と気づかれるのか

逆の立場で考えると相手が女声話者であることをどうやって判断しているかが判断要素の鍵になるように思います。
しかしほとんどの場合かなり直感的に判断していて理由は後付けのように感じます。

例えば

  • 声に雑味が多い

  • 音程が低い

  • 声が硬い、キンキンしている

  • ふるまいや態度などが女性らしくない

  • 裏声

  • 両声類特有のクセ

  • 発声・発音や滑舌の悪さ

もともと声が高い人は声が低い人が高い声を出すときの問題点にふりまわされにくいのでやはり有利です。
そのようなことから声が高い天然ミックスの持ち主だと雑味も少ないので短期間でパス度が高い声が出しやすいですが、発声・発音のクセや雑味をとるにはかなりボイトレに熟練して地声の改善ができている必要があります。

女性の話し声の最高音がC5あたりで、A4-C5はそれなりに練習していないと出せない音程です。そのあたりの音域が話し声に含まれることがあるかどうかも判断になりやすいです。

しかし最大の問題点となるのは「これは女性の声だな」と相手を安心させる部分があるかどうかではないかと思います。
例えば高音域の繊細さ、柔らかさ、雑味の少なさといったところです。またの機会に詳しく解説していきたいと思います。


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