Keychron K8 Proのキースイッチを交換してみた話
昨年の夏くらいからKeychron K8 Proを仕事・プライベート両方で使っています。軸は赤軸のやつです。
※赤軸仕様は再入荷待ちのようで、リンクは茶軸仕様となっています。
特に不満点がある訳ではなかったのですが、ふと「キーボードカスタム欲」が沸いてしまった(やったことはない)ので、今回お掃除も兼ねてやっていこうと思います。
まずはキーボードからキーキャップを外します。
キーキャップを外すには、キープラーという道具が必要とのことでAmazonから調達。
キープラーだけ買おうと思っていましたが、ブラシ付きでも値段がそこまで変わらなかったので、上記のものを購入しました。
※後から気付きましたが、K8 Proの付属品にキープラー入ってましたね…。開封した当時は何に使う道具なのかが分からなかったのでスルーしていました…。
早速、キープラーでキーキャップを外していきます。
かなり汚れていて、お見せできるレベルではなかったので、掃除後の写真となっています。一年経たずして結構な汚れだったので、年一くらいで掃除をしたほうが良さそうですね…。
キーキャップの取り外しについては、思っていたよりポコンポコンと簡単に外れてくれましたが、物によっては固いものもあるようで。
今回交換するのは、遊舎工房さんカスタムのキースイッチ、Yushakobo Fairy Silent Linear Switchです。
※自分は遊舎工房で購入しましたが、Amazonでも販売しているみたいです。
K8 ProのGateron赤軸より静音軽量浅めのものが試してみたかったので、こちらにしてみました。
簡単ですが動画を撮ってみました。←キーがGateron赤軸、↓キーが遊舎工房さんのキースイッチです。
K8 Proのキーキャップを付けて撮っています。
Gateron赤軸でもそこまで五月蝿く感じたことはないのですが、 遊舎工房さんの方は本当に静かです。タッチはとても軽く浅いので、力を抜いて優しくタイピングできるようになり、気持ち疲れにくくなりました。
ただ、軽く触っただけで反応したりするので、力加減に少々慣れが必要かなと思いました。
そんなこんなでスイッチ交換していきます。
キースイッチもキープラーで引っこ抜いていくのですが、結構固いものが多かったので、滑らないよう作業用の手袋をして行いました。
力を入れすぎるとキープラーに引っ掛けているキースイッチのプラスチック部分が割れたりするらしいので、ここは慎重に作業しました。
キースイッチ交換完了。キーキャップの取り外しより慎重に作業したため、ここが一番時間がかかりました。
キーキャップも皮脂などで汚れていたため、こちらは超音波洗浄機で洗浄していきます。
キーキャップの洗浄方法についてググってみたところ、ボウルにお湯を張って浸け置きしたり、洗濯ネットに入れて洗濯機で洗ったりと色々な方法があるみたいでしたが、自分は超音波洗浄機で洗浄してみました。自分は超音波洗浄機用の洗浄液で行いましたが、中性洗剤とかでもいいみたいです。
一家に一台、超音波洗浄機。おすすめです。
洗浄後はよく乾かして、最後にキーキャップを戻して作業完了。
ぱっと見はそこまで変わりませんが、かなり綺麗になりました。
実作業時間は、キーキャップの乾燥時間を除くと大体1時間くらい。かなりのんびりと作業したので、慣れている人はもっと短時間で済ませてしまうかと思います。
1点勘違いしていたのがキーキャップのテカリで、こちらも綺麗になると思っていたのですが、どうやらこちらは摩耗が原因のようで、洗浄しただけでは変わらないようです。
色々と調べてみたのですが、キーキャップの素材はABS素材とPBT素材の2種類で、ABS素材はPBT素材より摩耗に弱く、テカリやすいとのこと。
K8 Proのキーキャップはというと、JIS配列に限りABS素材で、US配列だとPBT素材らしいです。配列でキーキャップの素材が違うのは知らなかった…。
こちらのテカリを改善する方法としては、市販の艶消しクリアのスプレーを散布してテカリを改善する方法があるらしいです。
うーむ、結構大掛かり。
これ以上テカリが酷くなってきたら、どこかのタイミングでキーキャップを交換してみようかな。
さて、初めてキーボードのカスタムと掃除をしてみましたが、両者とも想像以上に簡単に出来ることが分かりました。
キースイッチ交換については、打鍵感がより好みになり、やってみて良かったと思っています。
キースイッチを交換しただけですが、既にやりたいことが色々出てきてしまっているので、遂にキーボード沼に足を突っ込んでしまった気がします…。
それでは。