2020年のよかったやつ(雑)
サムネは2020の推しスポット・下北沢BONUS TRACK。
一回書いて下書き保存せずに消しちゃって拗ねてたけど、実は自動保存されていた。note有能。
思いついた順に書きます。既にここで紹介済みのものは(原則)除く……
1. 映画
アマプラで見たりアップリンクで見たりしていた
燃ゆる女の肖像
ダントツ今年トップだった…!映像があまりに美しくてずっと見ていたかった。
「本当の私」という言葉、現代だと当たり前に発されるものだけど、長いこと存在しないもの・してはいけないものだったんだろうなと思うなど
劇場
観終わってから1週間くらいずっとこの映画のこと考えてた気がする。
関係性が病んでしまったらもう終わりで、そこから立ち直るのは不可能だ…と思った。
ただクズを責めるだけで終わってはいけないよ。
2. 音楽
全然開拓できなかったけど(前年比)、すごいいいなと思ったやつが複数
サニーデイ・サービス「いいね!」
3月?4月?くらいにリリースされた気がする。
「春の風」という曲が特に好きなんだけど、春が終わって夏が来ても秋が来ても相変わらず聴いてた。
どうやったらこんなに幸せかつ心がひりひりするような曲が書ける?
THE NOVEMBERS「At the Beggining」
風がすごい。開放感がすごい!
もともとの、どちらかと言うと鬱屈としたところからこんなに音楽性をひらいていけるのが本当にカッコいい。
「CONTACT」
緊急事態宣言下、ナツノムジナやゆうらん船のボーカル含む数名(数グループ)が出したコンピレーション。これ聴きながら散歩ばっかりしてたな。
全部宅録(確か)らしいんだけど、広い意味での「自然」を歌った曲が多い。気持ちがノンビリする。
「Coffee Talk(original soundtrack)」
「Coffee Talk」というノベルゲームのサントラだけど、ゲームをプレイしてなくても作業用BGMとして使ってみてほしい。
ローファイな雰囲気と優しいメロディーで、眠くならないギリギリの落ち着きを得られます。
3. 本とか漫画
たくさん読んだ年だった!!年を越してしまう積読が大量にあり、本棚も飽和しつつある…どうしよう…
ヘルマン・ヘッセ「デミアン」
前にもちょっとここで書いちゃったけど。
正しいだけでも善いだけでもないありのままの自分を見つめ理解すること・そしてそれによってひらける世界がある、ということがわかってとても嬉しかった。1年に1回は読み返したい。
峰浪りょう「少年のアビス」
数少ない、新刊が出るたび買い集めてる漫画!閉鎖的な田舎町で暮らす少年とその周りの人々の深淵(アビス)を描き出す物語。
平凡に暮らしているように見える人のうち、どれくらいが平穏に暮らせているんだろうね。
木下龍也「天才による凡人のための短歌教室」
超よかった!短歌はずば抜けて賢くないと書けないだろうな〜という思い込みがずっとあったんだけど、努力によって培える部分もたくさんあるんだと知れた。
「短歌の世界に入り口はあっても出口はない」、至言。
4. その他
川崎さんのYouTube
川崎さんのTwitterがずっと好きなんだけど、今年始めたYouTubeには随分助けてもらった。超くだらないのが愛らしい。
これと言って何か起こるわけではないけど、独特のテンポ感?味わい?が癖になる。
sheis
女性向け会員制ライフ&カルチャーコミュニティサイト。
ここで素敵な人やカルチャーにたくさん出会えた!
この手のサイトにありがちな「儲けたろ精神」的な何かが全く感じられず、本当によいもの・紹介したいものを集めて作られているのがよい。
ハンドメイドみたいなあったかさがありつつ、洗練されてる感じ。
コショージメグミ
推しであり救済。
来年はちゃんとお話できるようになりたい。
以上!
忙しかった割にはいろいろ吸収できた年だったかな〜来年は自分なりに何か放出したいですね
おすすめがあったら教えてください それではよいお年を!