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ベースの話・備忘録

サムネイルは購入直前の私のベース。さすがにピカピカです。

こんばんは。更新が超超久々になってしまいました。

素人ベーシスト歴9年目(?)ですが、この秋(というか、春から足掛け5ヶ月くらい)は、ライブが2回もあってたくさんの曲を練習していました!嬉しい!合計したら全部で16曲もやりました!頑張りました!!!!!

……という話は置いておいて、なのですが、、
私には近しい人とベースの話をする機会が結構ある(先輩2名がくっきりと、そのほかにもちらほらと顔が浮かんでいます、いつもありがとうございます)にもかかわらず、咄嗟の言語化がメチャクチャ下手くそなんですよね……

いつも求めているような答えを提供できずにがっかりさせてしまっているだろうな、という申し訳なさと、今秋はちょっと試行錯誤してかな〜り苦手な奏法にチャレンジしたのでそれを備忘録的に整理しよう、と思って、文章にまとめてみました。

1. ダウンピッキング

「漢(おとこ)は黙ってプレベでピック弾き」は長らく提唱していたのだけど、このフレーズって実は省略形でした。本当は「ダウンピッキング」まで入って完成するフレーズなんですよね。

でも私はもともとフォームが綺麗でないのと、腕の筋肉がザコなせい?か、ダウンピッキングがマジで(マジで)5秒くらいしか出来ませんでした。「そこはダウンの方が……」とバンドメンバーに言われても、フィジカル的に無理です‼️と断ってオルタネイトで弾いてきていた。ごめんなさい。
ところが今回コピーした某バンドは全部をダウンピッキングで弾いており……オルタネイトで弾いてもそれっぽくならず、腹を括ってやってみることにしました。

結論「ストラップを微妙に短くする」「肘あたりが滑らないように肌で固定する」「とにかく曲を通して練習する」という、割と身も蓋もない方法だけである程度対処できました。やはり何事も苦手だからと言って避けるのは良くない……

とはいえまだ課題も残っていて、、

  • 長袖着てると服で滑って腕を固定できず全然弾けない
      →これどうすれば良い?マジで対策分からん

  • テンポが不安定
     →手首の動きを上手いこと制御しきれてないので、特に左手が難しくなるとそっちに意識を取られフレーズ終わりの縦の線がバラバラになりがち

  • なんだかんだ四分音符を勝手に織り交ぜて休憩している
     →これは私の癖で、、ずっと八分音符が続く時は無意識に一音目を四分音符に変えてサボってしまう。やっても意外と違和感ないけど独特の切迫感が薄れてしまい普通に曲の仕上がりに影響するのでやめたい

みたいな感じです。

いつ胸張って「漢(おとこ)は黙ってプレベでダウンピッキング」を宣言できるようになるのか……とはいえ普通にプレイヤーとしては指弾きの方が好きです。なぜなら……

2. ピック弾きでニュアンスが出ない問題

この問題があるから……

指弾きだと48色の色鉛筆使ってるところが、ピックだと4色、せいぜい8色くらいになってしまって大味な仕上がりになる。
……いや実際48色使ってることまでは(もはや自己満の領域だし外に出てないと思うので)自分しか知らなくていいんだけど、出せるはずと思ってる(知ってる)ものが状況によってうまく表出できないのってすっごい悔しいじゃないですか……

今回一曲だけピック弾きでかなり繊細なことをやらなければならない曲があったのですが、音量の強弱はどうやっても(私には)うまいこと付けられないので、代わりに音の伸ばし方?切れ目?を意識しました。
例えば二分音符一つ弾くとき、ダーーンと弾いて、終わりは左手で押さえて止めることもできるけど、あえて二分音符ぴったり鳴って消えるように伸ばし方を調節する、みたいな。

二分音符だとして、上が長さぴったり出すパターン、下が途中で止めるパターン。
几帳面な人が見たら発狂しそうな図です

こうするとぶつ切り感というか、ただ音をなぞって弾いてる感が減ってそれっぽくなる気がしています。
色は4色だけだとしても、ただ濃く塗りつぶす以外に鉛筆を横にして柔らかいタッチで塗る手法を追加するというか。上手く言えないけどそんなイメージです。

もちろんぶつ切りは全然悪じゃなくて、フレーズによってはピタッと止めないといけないところもある(その組み合わせで濃淡=フレーズの奥行きが出る)のですが……
この辺は楽譜に表れてくれないので、音源をとにかく聴くのと、周りに「ここ止めるのと止めないのどっちがかっこいいと思う?」を聞いてみるしかなくて難しい。。

何度か弾いてるうちに、どういうニュアンスで弾くのがカッコいいかが自ずから表出してくるときがあるんですよね。
カッコいい音を作るのも楽しいけど、そういう、アーティキュレーションを解釈する時間が一番好きかも。
ただときどき勝手な解釈で音源とかけ離れてしまうのでそれはいまいちですね。改めたい。

3. ピックでのコード弾き

これはちょっと責任転嫁、というわけじゃないんですが、私が使っているベースは鬼のようにネックが太い=弦と弦の間隔が広いので、結構難しいです。
……と思ったけど、ネックが細いベースの方がいらない弦まで弾いちゃってやりづらいのか?ベースを一本しか使ったことがないので正直言うと分からない。

何にしても、ピックで二本の弦を同時に弾くのがかなりしんどかったです。これは結局あんまりできるようになってないかも……
右手のフォームの問題でたぶん絶妙に同時弾きできてないのをごまかしてしまったので、三本同時に弾くことになったら普通に詰みます。

これは上手にできる人の意見を仰ぎたいな……普通に一本の弦だけ弾く時とでは明らかに違う変なフォームになってしまうのですが、これは普通ですか?それともダメなやつですか?

4. 指でのアルペジオ

これはもう本当に、言い訳ですけど!
先述の通りネックが太いベースを使っているのに、私の手は日本人女性平均より小さい(ピアノでオクターブちょうど届くくらい)ので、左手でコードを押さえるのがかなり大変です!好きで使っているベースなんだけど!!!
ただ……三音のアルペジオを組み合わせたメチャクチャ目立つフレーズがあったので、やらぬわけにも行かぬ!ということでチャレンジしました。

……チャレンジした結果、「三本の弦を最初から綺麗に押さえて順番に弾く」はやっぱり不可能でした……
なので「間に合う指二本(中指と薬指)でとりあえずそれっぽい音を押さえて弾き、遅れてきた人差し指の音を最後に弾く」みたいな力技でどうにかしました。いやどうにかなってはない……

完全再現には至っていないのですが、遠く遠〜くから聴いたら「あのフレーズかな?」と思ってもらえる程度の仕上がりにはなったのかと……分かりません……成功率70%くらいだったし本番も甘ミス(甘ミス?)したし……

でも「アルペジオ無理!できない!」を払拭できたのは良かったな。前向きすぎるかな。

そんなわけですが

後輩と組むと「しっかりせねば」の意識が働きますが、先輩と組むと「雑にやるわけにはいかん」の気持ちで簡略化が少なくなりますね……単純!

来年は(すべてうまくいけば)今年とは比べ物にならないくらい大変なことにトライする機会ができそう……
だけど自分が芯から望んできたことだし、それでいてこれまで極力遠ざけてきたことなので、絶対に頑張りたい!!です。

毎年生き甲斐があって本当にありがたいな……他にもいろいろ好きなことはあるけど、コピバンはひとりで完結できない唯一の趣味で、楽しくて仕方がないので、諸々が許す限り続けたいな〜と思います。おわり。

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