超売れてほしいアーティストの話
いや、私はいい加減にMaison book girlについて書かなければならない。
なぜなら、ここで紹介しよう!と決めてから既に半年が経過してしまったから。
どうしてこんなに長い間Maison book girlについて書かなかったのか?
忙しかったということもあるが、それ以上に重大な理由がある。
あまりに魅力の幅が広大すぎて、私の頭の中でそれらをまとめることができないのだ。
半年経ってもまとめることができなかったけど、伝えたい、この熱い思い!というわけで、ともかく書いてみよう。
Maison book girl(メゾンブックガール、略称:ブクガ)は、2014年11月に結成された日本の4人組女性アイドルグループ。所属事務所はekoms。(Wikipediaより)
というわけで、今日はアイドルの紹介です。
アイドルはアイドルでも、たぶん既存のアイドルの枠を大きく飛び越えた超次元なアイドルであり、それ以上にアーティストです(と私は思っている)。
魅力①:曲がいい
間違いない。
ブクガの音楽は、すべてサクライケンタ氏によって作曲されている。
リズミカルなパーカッション群の変拍子に支えられたメロディーは、その第一印象に反してとってもキャッチー!
一度聴くと不思議な余韻が残って、耳からいつまでも離れない。
インストでも成立するくらい多彩な音に支えられているのに、その上にメンバー4人の伸びやかで透明な歌が乗るなんて。
それでいて要素が渋滞せず、全体的にすっきりまとまってポップだなんて。
既存の料理に喩えようとしたけどちっともうまくいかなかった。
超美味くて胃もたれしないラーメンステーキみたいな感じ?
だめだ、曲を聴いてもらった方が絶対に早いな…
魅力②:世界観がいい
突然ですが、以下MVを見てもらえますでしょうか。それで大枠は分かるはずなので。
お分かりいただけただろうか…
ポップで可愛い世界が突如消え失せて、大きなうねりがやってくる。
ブクガのいいところがギュッと濃縮された、名作MVです。
ちょっとネットで話題になったらしく、メンバーが出てこないのに再生数が一番多い。
あと曲が超いい。
世界観って言葉、軽率に使っちゃうけどあんまり好きじゃなくて、なぜなら大抵それを使うと大げさになりすぎてしまうから。
だけどブクガに限っては、大げさになんてならないので何も心配いらない。
ここで言う世界は目に見えるものじゃなくて、個々人の胸の内に潜んでいるものだと思う。
ブクガの曲は聴いてもあんまり明るい気分にはなれないと思う。
むしろ暗い気持ちになることの方が多いはず。
でも不思議と嫌な気持ちにはならない、なぜならその暗い気持ちは押し付けられたものじゃなくてもともと心の奥に眠っていたものなので。
慰めたり励ましたりする以外のやり方で暗い気持ちに寄り添ってくれるのがブクガの音楽で、それは私にとって理想的な人間の在り方だったりする。なんの話?
魅力③:メンバーがいい
とにかくこれに尽きる!
顔もいいし、声もいいし。
何が一番いいって、4人各々が異なる魅力を持っていること。
見た目の雰囲気も声質もばらばらだし、なんなら性格もばらばらなんだけど、だからこそ個を保ってそれぞれの良さを最大限に生かし合っているという気がする。
それがすごく好き。
足の小指の爪ほどしか魅力を伝えられてない気がするけど、あとはもう、聴いて確かめてほしいな…
この1年、間違いなくブクガに救われて生きてきた。
本当に、心の底から売れてほしい!いろんな人に届いてほしい!と思います。たのむぜ。
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