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名曲「フローライト」と私のヒーロー「米津玄師」を好きに綴るの巻


名盤『Bremen』

『Bremen』

Bremen』(ブレーメン)は、米津玄師の3枚目のオリジナルアルバム。2015年10月7日にユニバーサルシグマからリリース。 『Bremen米津玄師 の スタジオ・アルバム。


『Bremen』は、暖かい太陽のような米津さんの優しさに包まれる様な名曲ばかりだと私は思います。実際に私は孤独で乗り越えられない夜たちを、この音楽たちの温もりに救われた一人です。

米津玄師さんとの出会い

私が米津さんを気になりだしたきっかけは、「Lemon」のある歌詞でした。

どこかであなたが今
わたしと同じ様な涙にくれ
寂しさの中にいるなら
わたしのことなど
どうか忘れてください
そんなことを心から願うほどに
今でもあなたは私の光

Uta-Net

この歌詞を聞いた時に、
きっと、そう思ってる本人は自分のこと忘れてほしくないと思うんです。
だけど、孤独の辛さを痛いほど知ってるからこそ
その辛さを愛する人が味わうくらいなら、私のことなんて忘れて少しでも辛くならない様に、私のことは忘れてもいいんだよっていう優しい気持ちが私には伝わってきたんです。
その’’自分にとって嫌なこと’’よりも’’相手に対する愛’’が上回ることができる、米津さんの底知れぬ優しさと愛を米津さんから教わった様な感覚になり、
「こんなに優しい人がこの世界にいるんだ」と、涙が止まりませんでした。

「Lemon」についても自分なりの考察やレポをupしたいので、この辺で。

なぜ『Bremen』の中から「フローライト」を選んだのか

理由はいくつかありますが、米津さんに夢中になるきっかけのになったので、米津さんと私を繋げてくれた思い入れのある曲なのと、

「フローライトこんなものが泣いているように見えるのは気になるのは フローライトいつか君が泣いていた顔をふっと思い出すからだろう」

「フローライト」の歌詞より引用

この歌詞が米津さんの曲の中で一番好きだから、ですね。

可愛い子供たちをそっと見守る米津さんとのふれあいがなんとも可愛らしいpvですよね。

今回記事を書くにあたってふとコメント欄を見てみると、

「大縄を 子供が飛びやすいように 身体を大きく使いながら回す姿… 優し可愛い。」

「フローライト」コメント欄から引用

とのコメントを見つけそれを踏まえ再生すると2度美味しかったです…

フローライトの子供達の考察って色々あると思うんですよ。
私は直感で、「月を見ていた」の最後の胎児が双子だったのを思い出して、この子達は未来の米津さんの子供達なんじゃないかな〜と思いました。

「月を見ていた」PVより引用

現代のウルトラマン「米津玄師」

不思議なことを言っているかもしれませんが
米津さんは現代のウルトラマンじゃないかと私は思ってます(真顔

実際、私は米津さんの曲で救われた一人ですし、
いろんな方に寄り添うような、認めてくれるような優しい曲や、
ハチ時代にはボーカロイドを使い人間が出る領域ではない音が可能になるため、奇想天外でリズムが独特な曲はたくさんの人の心に刺さり、たくさんの人を救っていると思います。

「シン・ウルトラマン」の映画を見た時に一番印象的だったのがウルトラマンの候補として選ばれる基準になっていたのが、「どれだけ他者の為に自己犠牲できるか」だったんですよ。

「ヒーローアカデミア」ではオールマイトは無敵のヒーローなんかじゃなくて実際は強い相手と戦うたびに身体は傷ついてボロボロ。
いつ倒れてもおかしくない状況だが、自分がヒーローを辞めたら世界は闇に覆われてしまう。どんなにボロボロになろうと「世界の平和の為」に頑張り続ける。シンウルトラマンではヒーローの中身は人間だったので、実際にこの世にヒーローがいたら、ってふと考えてみたんです。

そしたら自分の頭の中では、現代のヒーローは米津さんしか出てこなかったんですよね。

選んだ理由は2つ。

①人の気持ちをよくわかっていて、他者を思いやれる気持ちがすごい。

「Lemon」が人気になり街中でひっきりなしに流れていた時には「聞いて不快になる人達に対しては申し訳なく思っている」と米津さんに対してマイナスな感情を抱いてる人に対しても思いやれる心を持っていたり。
「がらくた」作成時には「人は誰しも壊れている部分がある」と人の「壊れた部分」についても肯定してくれたり。

主題歌などを作る際には自分がその作品についてどう思ったかなどをノートに書いて分析をするそう。物語の解釈度が凄すぎて解釈の悪魔なんて言われていますよね。

こんなに優しくて他者を想える人になったのも、
米津さん自身、誰よりも傷ついてきた人だからだと私は思っています。
生きていてくれてありがとう。いつか会えたらその言葉を真っ先に伝えたいです。

②大切なものや愛の為にいくらでも自己犠牲できそう。

先ほど紹介した「Lemon」にしかり、米津さんの底知れない海のような優しさが伝わる私のお気に入りの歌詞達を紹介します。

「君がつけた傷も輝きのその一つ」

「カンパネルラ」の歌詞から

「いいよ あなたとならいいよ もしも最後に何もなくても 」

「カナリア」の歌詞から

「何にも役に立たないことばかり教えて欲しいや あなたのそのくだらない話を灯の麓で」

「眼福」の歌詞から

「あなたの抱える憂が その身に浸る苦痛が 雨にしな垂れては流れ落ちますように」

「海と山椒魚」の歌詞から

羽が生えるような身軽さが君に宿り続けますように」

「ゆめうつつ」の歌詞から

どれも相手を想うやさしくて温かい気持ちが伝わってくるようで、
「カンパネルラ」の歌詞については、傷をつけた相手が自分を責めないように、ともとれます。
好きな歌詞は他にも数えきれないほどあるのでまたまとめますね。
他にも米津さんが現代のヒーローだと思ったのは
このツイート。

米津玄師さんの公式Twitterから引用

このツイートが好きな方はたくさんいらっしゃると思います。
お友達の常田さんとのほっこりエピソードですが、

私はなんでも鵜呑みにするタイプなので、
「え?じゃあ前世も未来も作品になってるんじゃ?」と思いましたし、
誰も知らないうちに世の悪と闘ってたり…なんてことも思いました。それからそんなことが米津さんの作品を見るたびに頭によぎるようになり、
いろんな目線から彼の作品を楽しんでます。

しかもこのツイート自分に言われているような気持ちになりませんか?
私もそのうちの一人で、そう想えるだけで幸せな気持ちになれるし、曲を聴くときもいつも自分に歌ってくれてるんだと思い込みながら聴くと曲をより没入でき、空想を味わうことができるのでオススメです。


米津玄師 2025 JUNK / TOUR

拙い私の人生の中で一番のビックイベントといってもよい米津さんのライブがもうすぐ始まります(ごくり)
皆さんはチケット当たりましたか?
私はアルバムを購入した際のシリアルナンバーから応募して1/ 23 (木)神奈川県横浜アリーナが無事当選しました。ありがとう神様。
一回目に行った「米津玄師 2023 TOUR 空想」では
目の前で本人が歌っているという現実が夢のようで
現世で会えたことが何より嬉しくて、最初から最後まで涙と鼻水がズビズビのズバズバでした。
感覚としては夢の中で、終わったと同時にハッと一瞬で目が覚め我にかえるあの感覚。
この時を忘れまいと浸りに浸ってました。
今回の「JUNK」ではライブレポに初チャレンジしてみようと思っているので楽しみがたっくさんです。
グッズもたのしみだなぁ。ガチャガチャあるかなぁ。
ライブにモデル活動、テレビ出演に新アルバムにインタビュー記事。ワールドツアー。対談動画やラジオやオリジナルの絵まで。
たくさんの楽しみをありがとうと思いつつも身体には気をつけて欲しいな。
米津さんには、まずは自分を誰よりも大切に。自分を宝石の様に扱って欲しいです。















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