新卒1年目のエンジニアが自社イベントのブース対応に参加した話
はじめまして、サイボウズ株式会社のkintone開発チームで機能開発している新卒1年目Webエンジニア兼スクラムマスターのキャメです🐢
私が所属する機能開発チームでは、kintoneの機能開発だったり、既存の不具合修正だったり、社内外からの問い合わせ対応をしたりしています。
この記事は、Cybozu Advent Calendar 2022の9日目です📝
実はブログを書くのは初めてなのでめちゃ緊張して書いています(笑)
この記事では、新卒1年目Webエンジニアが自社イベントのブース対応に参加したことを振り返ったり、どんなイベントだったのかの魅力を紹介できたらと思います!
きっかけ
ある日、私が学生時代に一番最初に出会ったサイボウズのエンジニアの先輩から、Cybozu Circus 仙台の展示ブースで、kintone開発チームからのブース対応の参加枠があるよーという紹介をいただきました。
ブース対応とは、イベント内にサイボウズ製品を実際に手で触れる展示ブースがあり、そこでユーザーさんと一緒にサイボウズ製品を実際に触ったり、導入のイメージを支援したりする対応のことを指します。
最初は、ブース対応するには営業的なスキルが必要だろうなぁという不安はありましたが、折角の貴重な機会だし一度はどんなものなのか経験してみようと思い、その日で申し込む決断をしました(笑)
そして、当時の参加目的はいくつかあって、
イベントに参加されているユーザーさんの理解を深める
kintoneの価値を広げるパートナー企業さんの理解を深める
kintoneのドメイン知識を得る
という3つを軸にしました。
Cybozu Circus 仙台/大阪の他に、Cybouz Daysもありますが、一番最初にブース対応に参加したCybozu Circus 仙台の話を中心に書きたいと思います。
イベントの雰囲気
Cybozu CircusやCybozu Daysでは、サイボウズ製品を実際に触ってみることができる展示ブースや代表の青野さんの講演、サイボウズ製品を利用されているユーザーさんの講演、kintoneの伴走やプラグインを開発されているパートナー企業さんの展示ブースなど見どころが盛り沢山です!
ブース対応でどんな質問がきたのか
代表的な質問として、以下のような質問がありました。
こういう業務なんだけどkintoneではどのようにして活用できる?
kintoneとサイボウズOfficeとの違いは?
まだ導入していないんだけど、kintoneって何ができる?
kintoneアソシエイト試験はどんなやって受ける?
kintoneのプランの違いは?
ユーザーごとに制限とか権限を付与できる?
以上のことから、kintoneの導入を考えているユーザーさんから既にkintoneを導入しているユーザーさんまで幅広く来場されていることがわかりました!
わからない場合でも、
当日、営業・プロモーションの先輩方がたくさんいらっしゃるので親身にフォローしてくださりました。
すぐに回答することが難しい質問などは、キントーン導入相談窓口に繋げることがありました。キントーン導入相談窓口とは、製品の導入や活用方法などについて相談するためのスペースです。
ブース対応を通しての学び
ブース対応を通しての学びは大きく分けて3つあります。
1つ目は「開発者としてユーザーさんやパートナー企業さんとの距離を近づけることができる数少ない貴重な機会であること」です。
どんなユーザーさんがkintoneに関心を持っているのか、パートナー企業さんが提供しているプラグインにはどのようなものがあるのかをたくさん知ることができました。
だからこそ開発者として、今後もこのようなイベントに積極的に参加して、kintoneの魅力をたくさん発信したり、見つけていきたいと思いました!
2つ目は「ユーザーさんの参加目的を汲み取り、簡単かつ端的に説明することの難しさを痛感したこと」です。
ユーザーさんの参加目的を汲み取るためには、ユーザーさんのkintoneに対しての興味や関心の段階を聞き出す必要がありました。
いきなり導入後のメリットの話をされても、kintoneの魅力を十分に伝えることはできません。
そのため、ユーザーさんとお話できる限られた時間内で求めている情報を的確にお伝えすることが重要です。
たとえば、「kintoneを見たことがありますか?」や「ユーザーさんはどのような業界ですか?」といった質問を問いかけることで、ユーザーさんのkintoneに対しての興味の段階を聞き出してから、ユーザーさん一人ひとりに合わせてご紹介する方が伝わりやすいことがわかりました。
また、ユーザーさんによっては「kintoneとサイボウズOfficeとの違いは何ですか?」といったご質問もいただくため、所属チームの製品知識だけでなく、他製品の知識も求められる場合も少なからずありました。
3つ目は「開発者として自分が書いたコードに責任を持つこと」です。
kintoneのカスタマイズ開発、拡張機能、教育研修を提供しているパートナー企業さんがたくさんいらっしゃることを知りました。
そのため、たとえ小さな不具合だとしても、自社だけでなくパートナー企業さんのサービスの利益にまで強く影響が生じる可能性があると感じました。
開発者として、プランニングでの懸念点の洗い出し、書いたコードの振る舞いを理解する、単体テストや結合テストを自動化することで不具合を見つけるなど、開発プロセス一つ一つに重要な意味があることを心に留めます!
これら3つの学びから当時の参加目的は全て達成できたと思います!
全体的な感想
新卒1年目から実際にイベントに来場されたユーザーさんの声を聞けるという貴重な機会をいただくことができて、とても勉強になりました!
今回は、幕張メッセ、仙台会場、大阪会場の拠点でイベントが行われるため、各拠点のオフィスに出張できることも楽しみの一つとしてありました。
各拠点のオフィスに出社させていただいたときは、暖かく歓迎してもらったことや、対面で直接会ってお話できたことは、とても嬉しかったです!
最後に
新卒/キャリア問わず、サイボウズとは一体どんな会社なのか、どんな製品を扱っているんだろうか、を知るにはピッタリのイベントだと思います!
この記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひイベントにお越しください!
1年目から貴重な経験をたくさんさせていただいたチームサイボウズに感謝です。
改めまして、ここまで記事を見ていただいてありがとうございます🙇🏻♂️