エビせん 🍘
あの頃かっぱえびせんがあったかわからないが、エビせんと言えば、平たくプレスして甘いみりん醤油みたいなのを塗った煎餅だった。
カチカチではなく、厚み2㎜程に膨らんで中空になった感じのやつ。
指で押し潰すとペチャンコになる。
直径15cmくらいのが数枚ひと袋に入っていて、湿気ると2枚分を食べるハメになることもあった。
大きくかじって歯形を残す食べ方が好きで、また大きな破片が上顎にへばり着く感覚も好きだった。
このエビせんを、2階にふた部屋あったうち、薄暗い箪笥部屋のほうで、パリパリ食べている幼少の自分を思い出す。
本当に海老は入ってるのかな?
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