DnD5e『ドラゴン金貨を追え！』#1
プレイ日：2024年2月24日
【注意】
・この記事には、市販シナリオのネタバレが含まれます。
・PCのレベルに合わせて敵モンスターの種類、人数などを調整してあります。
・ダンジョンマップは、所持しているテレインの都合で大きさや構造が違ったりしてます。
・ミニチュアは、所持しているミニチュアの都合で代用品が多いです。
【参加PC】
・ロルク（人間／男／バードLv3）
『殺戮のバルダーズ・ゲート』を完遂し、ウォーターディープにやってきた。勇の学派。
・エルザード（サンエルフ／男ウィザードLv3）
『竜たちの島ストームレック』を完遂し、ウォーターディープにやってきた。
・ヴィス（ウォーフォージド／男／ウォーロックLv1）
記憶をなくしており、自分探しをしながらウォーターディープに流れ着いた。ヘクスブレード。
"北方の宝石"ウォーターディープの早春は得てして寒く雨がちである。霧雨が何日も降り続くこともある。
それでも厳しい冬が終わりを告げ、都市の周りの雪が溶け、凍りついた港に波が戻ると、人々の表情は明るくなり活動的になる。
宿屋兼酒場の『大口亭』で相席になった冒険者達が食事をしていると、近くの席で喧嘩が始まった。
剃り上げた頭にいくつもの目玉の入れ墨を入れた男クレンツと仲間4人が、女ハーフオーガのヤグローと喧嘩を始めたのだ。喧嘩は、人数差をものともせず、ヤグローの優位に進んでいた。
両者を素晴らしい〈説得〉で仲裁したロルク。
その時、大口亭に開いているアンダーマウンテンの穴からスタージを身体の周りにまといながらトロルが現れる。
亭主のダーナンがグレートソードでトロルに立ち向かいながら、冒険者達にスタージの対応と、トロル退治の手伝いを依頼をした。
素早くスタージを倒し、トロルに油をかけ火をつけた冒険者達は、モンスターを退ける。
ダーナンは感謝し、今日の代金をサービスすると約束した。
席に戻った冒険者達に、ヴォーロサンプ・ゲッダームが話しかけてくる。
彼らの活躍を見て、行方不明になっている友人のフルーン・ブラグマーを探す依頼をするためである。
報酬は、前金で1人あたり10金貨。成功報酬として100金貨を約束する。
エルザードは、彼の著書である『ヴォーロのウォーターディープ旅行ガイド』を直筆サイン入りで購入。
依頼を引受けることとした。
手掛かりを求め、ヴォーロが最後にフルーンと会った『串刺しドラゴン亭』へ向かう途中、都市警備隊が封鎖する事件現場に出くわす。
ウォーターディープでは、数日前から傭兵組織ゼンタリムと犯罪組織ザナサー・ギルドの争いが激化しており、その斬り合いがあったのだ。
『串刺しドラゴン亭』で首尾よく情報収集した冒険者達。
フルーンは、ヴォーロと分かれた後、レネーア・ネヴァレンバーと合流し酒場を出たとのこと。レネーアは、前公開執政官ダガルド・ネヴァレンバーの息子である。
そして、酒場を出た2人の後を追うように5人の人物が酒場を出た。彼らはゼンタリムのメンバーで、隠れ家にしている倉庫の場所を突き止めることもできた。
ゼンタリムの倉庫に踏み込んだ冒険者達。
だが、そこにはゼンタリム構成員の死体と、番をしていたザナサー・ギルドのケンク達の姿があった。
ヴィスのフレイル・アーム、エルザードの魔法、ロルクの声援で、ケンク達と用心棒のオークを退け、隠し部屋に潜んでいたレネーアを発見する。
冒険者達は、救出したレネーアから事のあらましを聞く。
ゼンタリムがフルーンとレネーアを誘拐→この倉庫に監禁→ザナサー・ギルドが押し入る→騒動の間に隠し部屋へ逃げたレネーア→ギルド員はフルーンをレネーアと勘違い→フルーンを連れ去る
という流れだった。
また、彼らの目的は、レネーアの父親が公開執政官のときに着服した大量のドラゴン金貨であり、その手掛かりとなるストーン・オヴ・ゴロアというアーティファクトをザナサー・ギルドが持っていたが最近何者かが盗んだらしい。これらの件についてレネーアがなにか知っていると考えてのことだろうことを教えられる。
レネーアが隠れていた隠し部屋からは、4枚の絵画（ラスカン、ネヴァーウインター、シルヴァリームーン、バルダーズ・ゲートの風景画）と、重さ10ポンドの銀ののべ棒15本を発見。
2階の事務所からは未使用のペーパー・バードを見つけることができた。
そこに都市警備隊のスタギット警部が部下12人とともに踏み込んでくる。
スタギット警部は、すぐに事態を理解し、冒険者達に地上での争いを止めるように警告する。
だが、貴族であるレネーアの姿を見て態度は軟化した。
余所者の冒険者達に『法典』を渡すスタギット警部。
責任を感じたレネーアからも攫われたフルーン救出の依頼を受けた冒険者達は、彼と共にザナサー・ギルド員の後を追うことにした。
（続く）