WC栄光への道『タラクシスの森』♯3
闇の父に赦しは、ない。
ハシェットの社会では、強者は栄え弱者は滅びる。二度にわたり折られた角に、残された機会は一度きりである。
ルイネイター・アルファであるホープナーは、怒りに全身を震わせていた。
それと同時に、これまで感じたことがない感情が彼を蝕み始めていた。
恐怖。
それが闇の王に対するものなのか、それとも二度にわたり彼を退けた腐敗の盟約団に対してのものなのか。
怒号とともに立ち上がったホープナーは、そのような脆弱を認めることができず大きく頭を振ると、配下に命令した。
全てを破壊せよ、と。
キャンペーン小譚:腐敗と荒廃の戦い
第二回:灰燼の森
ウォーバンド・トーム『腐敗と荒廃』に収録されている専用のキャンペーン小譚の3話目をプレイしました。
前回の勝負も、ロットマイア・クリードが勝利したので、それに沿ってバトルプランが選択されます。
そしていよいよ、キャンペーン全体の勝敗は、この最終戦の結果によって決定されます。
初期配置:最後の抵抗
勝利条件:破滅をもたらせ
特殊状況:闇の中の獣
そういえば、バトルプランに記載されている勝利条件が一部表記揺れと思われるものになっています。ですので、たぶんこれじゃないかなぁ?という感じで決定しました。
今回の特殊状況は、ファイターが孤立すると確率で戦闘不能になってしまいます。具体的には、他ファイターと3mv以上離れていると行動不能判定がされます。
相手のフレイムハーラーの範囲攻撃が味方の2mv以内にいると発生するため、2mvは離したいけど、3mvは離れたくない、という微妙な感じになって苦労しました(笑)
バトル開始!
中央に構えるロットマイア・クリードをホーン・オヴ・ハシェットが完全包囲の形。
開けた場所が多いので、守備側は遮蔽を取るのに難儀する地形である。
もはやお約束のフレイムハーラーの浄火消毒が炸裂!
もはや退路のない雄牛達は、いつものような猛進ではなく、牛歩戦術でジリジリと包囲を縮める作戦のようだ。
牛は、色々な進み方ができて羨ましい(笑)
完全に包囲されてしまう前に、戦線を構築しようと、アポケーテ施療団の面々は、それぞれが敵に向かって攻撃を開始。
厄介なフレイムハーラーを持つデモリッシャーをなんとかしないことには、陣地に引き籠もることもできやしないからだ。
純粋な武力で優る怒れる雄牛は、押し留めようとする腐敗の盟約団を各個撃破していく。
ところで、画像を整理してて気がついたが、リーダーのルイネイター・アルファってどこで何してるの?
と思ったら、なんかすごく悠々と歩いてた!
そう、彼は勝利を確信し、満を持して前線に姿を現したのだ。
なお、アポケーテ施療団のリーダーは、早々に斃れて写真がなかった(笑)
というわけで、最終戦はホーン・オヴ・ハシェットの完全勝利!
あまりの負けっぷりに、3ラウンド終了後に投了です、、、
最後は、闇の父の勝利の狼煙が節くれ森に上がったのであった。
バトル終了後の処理
・栄光ポイント 計3点
キャンペーンバトルをプレイ 3点
・負傷
#2、#6が名誉点喪失
残りの負傷者は軽傷
・名声レベル
#4、#7、#9が獲得
・クエストの進行
『強力な同盟者を仲間にせよ』
栄光ポイントで達成は可能であるものの、やはり勝利を収めて獲得したいので、達成せず。
・ファイターの派遣
闇の中の戦いで、#9が名声レベルを獲得
・野営地
安全
偽の野営地とはいえ、激しい戦闘と敗北による消耗がアポケーテ施療団を覆っていた。
ウィザーロードのシュプリツェは、新鮮な実験体を得ることができず、不機嫌である。
だが、彼は学習した。
この節くれ森で、襲撃者を待ち構えるのは得策ではない。自ら出向いて、不老不死の霊薬の材料を獲得しよう、と。
シュプリツェは、キャリオン・キャッチャーの2人を呼び出すと、すぐに準備を進めるよう指示をした。
全てを奪え、と。
(続く)